こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。
日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。
2016-01-31
ちょっと政治の話
アルガルブらしい空が戻ってきました。
最近になってポルトガルの首相がいつの間にか変わっていたことに気がつきました。
ちょっとニュースを見ていなかった間に…
今までの社会民主党(PSD)のPedro Passos Coelho(ペドロ・パッソシュ・コエリョ)から社会党(PS)のAntónio Casta(アントニウ・コシュタ)へ。
最近になって急に国道125号線で工事が増えたのもそのためか。
確かに前政府が発足した2011年以来、ポルトガルはEU(欧州連合)やIMF(国際通貨基金)などから金融支援を受け、それと同時にEUやIMFから課せられた緊縮財政策を敢行。
2012年にはそれまで6%と13%だった消費税がほとんどの物を対象に一気に23%になりました。
13%から23%に10%も引き上げです。
日本で散々議論の的になっている8%、10%どころの騒ぎではありません。
電気代にいたっては6%から23%へ。
国民に相当の犠牲を強いた緊急財政策でしたが、それでも2014年に金融支援を終了し自国での財政運営に戻りました。
それなりの結果は出したということです。
しかし、ここに来て左派の社会党出身の首相。
緊急財政策はもうこりごり、という気持ちは分かるけれど今年7月からは公務員を増やし、労働時間も週40時間から35時間に減らす、とのこと。
今、あちこちで道路工事が行われているのも恐らくこの社会党政権になってから。
ただし、23%の消費税が13%に戻るらしい。これは朗報。
フランスの現左派政権と同じようにポピュリズムに乗った政策で数年後にまた財政難、なんてことにならないか少し心配です。
2016-01-27
Meia praia (メイア・プライア)
ここはアルガルブ西部で最大のビーチ、Meia praia(メイア・プライア)。
端から端までおよそ4km。
奥に見えるのがLagos |
ポルトガル語でmeiaは半分、praiaはビーチ、砂浜。
よってMeia praiaは半分のビーチ、ハーフビーチという意味。
どうして半分かというと、このずっと伸びる砂浜が丁度真ん中あたりで河によって二分されているのです。
その河を砂浜から向こう側へ渡ることはできないので歩き続けることは出来ないのですが、その川の向こうにはさらに同じくらいの距離の砂浜が続いています。
なので全長で8km超。
グーグルマップなどで上から見るとカモメが羽を広げたような形をしています。
ラゴス寄りになると夏はかなり海水浴客が増えるのですが、それでもそのラゴスとは反対側に来ると人もまばら。
散歩にも最適です。
本当は犬は禁止なのですが冬、人が少ない間はそれをうるさく咎める人もいません。 |
この様な橋を渡ってビーチへ。 |
ビーチ沿いに続く線路。 |
珍しく今日は風もなく、ビーチはもう日焼けできそうな陽気。
イギリス人はもう海水浴の格好で砂浜に寝そべっていました。
2016-01-25
Carrapateira / Praia do Amado
アルガルブ西海岸で実は意外に人気のあるビーチがここPraia do Amado(プライア・ドゥ・アマドゥ)。
ラゴスから国道125号線(N125)をずっとサグレシュ(Sagres)方面に行き、途中Vila do Bispo(ヴィラ・ドゥ・ビシュプ)という町からAljezur(アルジェズール)方面に車を走らせると15分ほどでCarrapteira(カラパテイラ)という名の小さな町に到着します。
そこから標識が出ているので海方面にちょっと行ったところにこの海岸があります。
2016-01-14
Boca do rio (ボッカ・ドゥ・リウ)
今、住んでいるPraia da luz からもう少し西に行ったところにあります。
この様に非常に大きな湿地帯で大分前にはお米も作られていたようです。
残念ながらお米はもう作られていはいませんが、今は手付かずの原野になりコウノトリを初めとした水鳥が良く飛んでくるところです。
一時は不動産開発でここにマリーナを建設する計画があったけれど2008年以降の経済不況のためにその計画は頓挫。お陰でここの自然は守られました。
日本ではあまり見かけることのないキャンピングカーがここではほぼ一年中、泊まっています。
ナンバーはオランダ、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、スイス、などなど。
そしてこちらはそのBoca do rio から一つ丘を越えたところにあるSalema(サレマ)という町。
昨日の朝日に続いて、今日はここから夕日です。
2016-01-13
春の兆し
2015-12-26
クリスマスの日の海岸
2015-12-25
ポルトガルへ
JAL(日本航空)の最新型機Boeing787 |
年末が迫ってきて行きより旅行者も多い様子。
機体は行きと同じBoeing787。最新型だけどその前身のBoring777より機体が小さいんですね。
エコノミークラスでも座席のピッチが広く圧迫感が軽減されているのは称賛に値します。
トイレにウォシュレット装備はさすがJAL。
ビジネスクラスの座席は全て互い違いに配置され、窓側の座席からも隣の人の邪魔にならずに通路に出られる設計は親切。
いずれビジネスクラスで旅が出来るようになりたいものです。
そして極めつけは東池袋の名店(らしい)大勝軒とのコラボレーションで実現したというこの機内食。
JAL機内食つけ麺
客室乗務員曰く、この機内食目当てでJAL機に乗る人もいるとのこと。
しっかりマーケティング戦略、成功していますな。
こちらは経由地のフランクフルト空港。
イミグレーションの係員のいかめしい感じにラテン系の国(フランスやポルトガル)との違いを感じましたな。
それにしても小さい水のボトルが3€(400円弱)とはさすがに高すぎでは?!
ここからはTAP(ポルトガル国営航空)でリスボンを経由しファロまで。
リスボン上空は意外に街の真上を飛ぶんですね。
乗ってる方はきれいな景色が見えて良いけれど万が一事故が起きたら大惨事になる可能性が…
Ponte Vasco da Gama(ヴァシュク・ダ・ガマ橋)もばっちり |
ファロ到着、真夜中。日本からここまで28時間の旅。
年末・年始の休みのせいかこんな時間のフライトでもほぼ満席。さすがに疲れた。
え、気付いたらもうクリスマス?
実感もないままクリスマスが過ぎていくようです。