こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2025-10-27

あれから一年...

 あれから一年経ちました。

ちょうど一年前、今までとは全く違う種類の頭痛と、どこかにつかまっていないと立っていられないくらいの眩暈に襲われ病院へ、Lagos → Portimão → Faro と徐々に大きい病院に移動し、初のMRIを受けて病気の原因が分かり即手術、そして3日間の入院。

退院してからも始めのうちは大したことは出来ない、近所の友人に助けられたあの日々から1年。

あっという間だったのか、まだたったの一年前のこと、なのか。

手術、入院と瞬く間に事が展開したから、その間は為されるがままという感じだったけれど、全てが終わって振り返って考えると、まあよくやったな自分、と思えるところもあり。

ポルトガルの医療制度のすばらしさにも実体験をもって気がつけた出来事でした。

以来、半年ごとの後日検診、先日はそのために2度目のMRIを受けてきました。次に医者に会うのは11月12日。MRIを撮った時に特に何も言われなかったし、もし何か異常が見つかれば病院の方から連絡が来るだろう、そういう連絡がないから異常はないのだろう、と自分に言い聞かせています。

あの一年前の病気以来、今こうして五体満足で普通に暮らせている、泳ぎにも行ける、ご飯も普通に食べられる、もうそれだけでいいじゃん、と簡単に思えるようになりました。


昨日からまた冬時間が始まり日本との時差は9時間、18時くらいには暗くなります。

でも今年はまだ暖かい、例年通りなら10月半ば~末には暖炉の火を点け始めるのに今年はまだ点けていません。

まだ人も車も多いです。

ちょっと前まで、ここは冬は本当に人がいない寂しいところだったけれど、今は冬でも観光客が来るようになりました。夏はもともと夏の観光地だったから人が多かったけれど、更に人が来るようになりました。

そこらじゅうで建設ラッシュです。徐々に変わってきています。

ここに住む日本人もちらほら見かけるようになりました。以前はここで日本人に会うなんて考えられなかったですけどね。


イチゴとホワイトチョコレートのムース

イチゴとホワイトチョコレートのムース。イチゴってなかなかはっきりした味を出すのが難しいんですけど、ホワイトチョコレートの味と相性は抜群です。🍓🍓🍓



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2025-10-17

こんなところに日本人?!アレンテージュの超田舎町、São Martinho das Amoreiras

 São Martinho das Amoreiras という小さな田舎町は、今住んでいるラゴスから車でおよそ2時間、近くに特に目立った大きな街もないところにあります。

São Martinho das Amoreiras

景色はとてもよいところ。

人口は約1,000人。本当によくあるポルトガルの田舎町の一つという感じのところです。

https://pt.wikipedia.org/wiki/S%C3%A3o_Martinho_das_Amoreiras


町の教会

でも、この小さな町で日本人が日本料理レストラン「Sazanami」を経営しています。

なぜそんなところで?という疑問しか湧いてきません😅


中は15席の小さなレストラン。
ここで日本人による本当の日本料理が堪能できます。





いや~、ひじきの煮つけが食べられるなんてね、こんなところで。茄子の味噌和えもとても美味しかったです。

メニュー

写真はないのですが、味噌汁が絶品でした。もうそれこそ味噌汁とご飯だけでもここまで来た甲斐がある、と思えるほどのものです。

日本そば

こちらはしめの蕎麦。

ポテチ

店内にはポテチもあります。


こちらが料理長の東野さん。
イタリアの方と結婚していて、以前はロンドンでも仕事していたらしいです。ポルトガルに来て6年になるとか。
写真の女性は店のスタッフです。

僕らは12時ちょうどに着いて、先に町をぶらっと散策してから12時半ごろに食べ始めたのですが、その後からお客さんがどんどん来て、満席になってました。すごいですね。こんな片田舎の町で。
でもみんな、外国の人でした。イギリス人やドイツ人やオランダ人や。恐らくこの近辺に住んでいるのでしょうね。

本国の暮らしに馴染めずにポルトガルの田舎で半ヒッピー生活をしている人多いですから、アルガルブでも。



犬も店で寝てました。猫も3, 4匹店の外に。全部くろねこ。

いや~、まさかこんな形でこんな場所で日本料理が食べられるとは。
どういう経緯でこの地にたどり着いたのかまでは聞けなかったけれど、近いうちにまた誰かを連れてやって来たいですね。

こんな田舎なのに外国ナンバーの車が多いのもポルトガルらしいところ。


実はもう一人、そんなところで?味噌を作っている日本人の話を伺いました。
いずれそちらにも行ってみたいものです。




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