こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2023-03-31

日本入国規制はなくなるか?!

 日本へ行くチケットを買わなくては、と思いつつなぜか気持ちがついてこない。何となく面倒くさい気持ちの方が先に立ってしまう。こんなことは初めて。

日本はまだ入国規制を実施していて、日本に入るためには

3度のコロナワクチン接種(証明)or

72時間以内のPCRテスト陰性証明

のいずれかが今でも必要。

僕はこのコロナワクチンは一切打っておらず、当然これからも打つつもりも予定もないので、日本へ行くためにはテスト陰性証明が必要になる。この足かせがあるためにチケットを見つけようとネットで探してもつい面倒くさい、と思ってしまうのである。

このワクチンを打つ打たない、は色々な立場、考えの人がいるからここでは議論しないけれども僕はこのワクチンを打たずに済んで良かったと思っている。

ポルトガル国営航空TAP
日本では見ることが出来ないTAPポルトガル国営航空機

それでも早くチケットを買って日程を決めなくてわ、と思っていたところに日本の友達から朗報が。

5月8日から日本政府はコロナを第5種にする→それに伴い一連のコロナ対策は終了する→空港でのコロナ入国対策もなくなる見通し…

まだ空港での対策が無くなる、と公表されたわけではないけれど5月8日以降は普通に入国できる可能性大。テスト代も72時間の制約もなくなるのであれば、ここまで日本行きを延ばした甲斐もあったか。


しかし、最近は本当に情報の流れが速い。コロナで盛り上がっていたところにウクライナーロシアの紛争が始まったらコロナはあっという間に下火になってしまった。それまで第6回目接種だ、○度目の波だ、今日の新規感染者は、死亡者数は…と連日のようにニュースになっていたはずなのにもうそんな話はどこへやら。コロナ感染者は今でもいるはずなのにもう普通の風邪と同じ扱いってこと?あの恐怖心を煽るような報道はなんだったのだろう。

だいたい、ウクライナではコロナは大丈夫だったのか?と時々疑問に思う。ワクチン接種を率先してやったとは思えないし、人との距離を取るなんてやっていられる状況ではないし加えて寒い。けどウクライナでコロナの集団感染が起こったなんて話は一切聞かない。聞かないだけで実際には起きているのだろうか?

もうここポルトガルではほとんど誰もマスクをしていない。ヨーロッパ間の移動も全く規制はない。ワクチン接種推奨の話もない。EU(ヨーロッパ共同体)で買った膨大な量のワクチンはどうなるのだろうか。そしてそれを買うために使った膨大なお金…


そして、これはフランスでのことだけれど、今は年金改革でもちきり。今度はウクライナの話が霞んでしまった。でも当然今でも紛争は続いているし終止符が打たれる気配はまだない。情報操作とは怖いものです。


これから5月8日以降に照準を絞ってチケット探します。


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2023-03-30

進むデジタル化

 先日、リスボンの日本大使館からメイルが来た。

パスポートの更新手続きが一部オンライン化され、パスポート更新申請はネット上でできるようになったそうだ(受け取りは大使館へ)。

以前、2015年に更新した時は、アルガルブのように遠方からリスボンまで更新に来る人は特別に、午前早くに申請すればその日の午後には発行します、というありがたい対応をしてもらえたのだけれどそれから更に進化しましたね。

パソコンを使う猫


ポルトガルでは僕が住むようになった2011年の時点ですでに Multibanco というネットワークがあり、税金の支払い、諸々の手数料の支払いなど全てネット上でできるようになっていた。国自体は慎ましいのにこういうところはむしろ日本よりも進んでいるのではないか、というそのギャップが面白いです。日本はもといスペインやフランスでもこのようなシステムは今でも無いです。


ポルトガルで銀行に口座を持つ時も、この Multibanco のシステムを使うカード(即時引き落とし、デヴィットカードと同じ)、と月の決まった日にまとめて引き落とされるクレジットカードの2つを持つことになる。そしてこのクレジットカードもポルトガル内での支払いであればクレジットカードとして使うかデヴィットカードとして使うか選択できる。

で、この Multibanco のシステムはアプリを介してスマホでも利用可能でスマホ間でのお金のやりとり、スマホから相手の銀行口座に直接お金の支払いなど、あっけない程簡単にスムーズ出来てしまいます。


今年初め、フランスで買った車(フランスナンバー)をポルトガルナンバーに替えたけれど、これもほとんどの手続きをネットを介して完了することが出来ました。

(もしこれからポルトガルに住むことがあり、ナンバーを替える必要がある時にはお手伝い出来ますよ)

ネットワーク

以前、まだ店を持っていた時は銀行のカード決済端末機を使っていたけれど、これは当然毎月銀行に端末機使用料を払わなければいけない + 決済ごとにコミッションを取られる、つまり使っても使わなくても(1ヶ月店を閉めていたとしても)お金を銀行に払わなければいけない。

ホームデリバリーになってからITにやたら詳しい友人に勧められ Sumup というクレジットカードリーダーを使うようになりました。

これは銀行の端末機とは違うのでまず毎月の使用料が発生しません。使った時だけ決済ごとのコミッションを取られるだけです。スマホと連動しているのでどこへでも持ち歩いて決済することが出来ます。ホームデリバリーにはうってつけ。
日本でもこのようなカードリーダーが出ていますね。

導入に躊躇している人には是非経験からお勧めします。

と宣伝になってしまった。


それからポルトガルでは(多分スペインも同じ)日本で恐らくマイナンバーに当たる制度も徹底してます。
日本ではマイナンバー制に反対の人たちもいるようだけれどここで住むには、そして仕事をするにはそのナンバーがなければ何も始まりません。銀行口座を開こうとしたら、ビジネスを始めるために、領収書を頼むのに、あらゆるところでこの番号が必要になります。もちろん滞在ビザのためにも。

その為に何か不都合が起きているようには見えないけれど、逆に政府はちゃんとこの番号を活用しているのかしていないのか、何か役所の手続きがある度に色々な書類を出さなければならないのはどうして?と思います。



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2023-03-29

アルガルブはオレンジの産地

  右膝を骨折したのは去年の10月初め。ギブスが外れリハビリが始まったのが年末(ギブスが外れてからリハビリが始まるまで一ヶ月超!)。そのリハビリが終わったのが2月半ば。

それから普通に歩くぶんにはまぁ問題なくなったけれど、坂道、階段、山道になるとやはりまだ右膝が完全ではない。特に下る時。痛みはないが何だろう、スムーズに動かない、自然に膝が折れずに引っかかる感じがある。リハビリが終わった時に処方されたサプリメントも飲んでいる(コンドロイチンやらグルコサミンが入ったもの)。効果があるのかないのか確かめようもないけれど。買ってしまったものは取っておいてもしょうがないので飲んでいる。

これは治るには長い時間がかかる、もしかしたら膝の違和感はずっと残るかもしれない、ともう受け入れている。


先日は久しぶりにオレンジ収穫に行った。アルガルブの Silves (シルベシュ)という町はオレンジで有名な町。そこでフランス人が有機農法のオレンジを栽培している。そこへ行って自分たちでオレンジを収穫。

有機オレンジ

来週にはオレンジジャムになっている予定。

ポルトガルには洒落たもの、洗練されたものはあまりないが(リスボン辺りまで行けば事情は違うかもしれない)こういう素のものは逆に手が入っていない良いものが残っているような気がします。

蜂蜜はよくスーパーで買う蜂蜜は中国産で偽物が多い、なんて話も聞いて実際それは本当なのだけれど、ここでは小さい養蜂家がいてそこで買う蜂蜜はおいしい。正真正銘の蜂蜜ですよ。

オリーブオイルもポルトガルに初めて来て食べた時は味が濃くて丸くて本当に美味しいと思った。これはあくまで個人の好みの話だけれども、オリーブオイルはスペイン産よりポルトガル産の方が断然美味しいと僕は思っている。

スペインのオリーブオイルも旅行に行ったときに食べるのだけれど、ポルトガル産に比べて僕からすると青臭い(苦みが若干強い)ものが多いことが多い。

ここ数年は Beja (ベージャ)近郊で生産されているオリーブオイルを機会があるごとに買いだめしている。もちろん一番搾り・エクストラヴァージンオイルを買うのだけれど、これが極めて手ごろな値段で手に入るので(それでも年々高くなっているけれど)贅沢にこの一番搾りのオリーブオイルでいつも石鹸を作っています。

ただ、地元人は商売っ気がないというのか想像力がないというのか、オレンジならオレンジのまま袋詰めにして売ることしかしません。ジャムにしたり砂糖漬けにしたりチョコレートと併せたり、そんなことは一切なし。そういうことをするのはここに住んでいる外国人だけです。


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2023-03-26

また夏時間へ変更…いい加減止めたらいいのに。

 今朝、目が覚めて携帯の時間を見たら「9時」。

いつもより約一時間遅い。そんなに寝たか?いつもより余計に寝た実感は全然なし。ちょっと考えて気づいた、

「そうだ、今日から夏時間だ(1時間時間が進む)」

つまり、通勤している人は体感としていつもより一時間早く家を出なければいけない(1時間失う)。

昨日、時間変更のことは一瞬脳裏をよぎったけれどすぐに忘れてしまいました。重要な約束や仕事がなかったからいいようなものの、この6か月ごとの夏時間冬時間の変更は正直面倒です。

どちらでも構わないから一つに決めてしまえばいいのに。テレビ、新聞では、この夏時間制は本当に意味があるのか、効果があるのかという記事を6か月ごとに永遠に繰り返しています。

庭のアボガドの花のつぼみ



ミモザの花






カモミールのような花



アーモンドの花




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2023-03-21

お菓子色々、作ったよ。

 最近のメニュー、作ったもの。

フルーツチーズケーキ

チーズケーキにフレッシュクリームとイチゴ、ラズベリー、ブルーベリー。

チーズケーキの食感が何んとも言えず好きでついつい次々と食べてしまう。


レモンメレンゲパイ

こちらは定番、レモンメレンゲパイ。今なら無農薬レモンで(これはその時による)。メレンゲがあっても甘すぎず自分で作っておきながら結構好き。


レモンドリズルケーキ

こちらは英国レシピのレモンケーキ。焼いた後にレモン汁を染み込ませるのが鍵。どんなレモンケーキよりもレモンの味を感じることが出来る。ケシの実の食感もポイント。


ホワイトチョコレートとダークチョコレートのムース

ホワイトチョコレートとダークチョコレートのダブルムース。

個人的にホワイトチョコレートは好みではないのだけれど、このように何か他の物と一緒に使うとなかなかよろしい。かなり軽い出来なので意外に食べれてしまう。


エビとゴマのサラダ

こちらはお菓子ではなくてサラダ。エビが入ってます。ただのサラダよりはボリュームがあるかも。


ここはすっかり春になりました。もう雨は望めない様子。

そろそろ日本へ行くことを考えないといけません。帰るつもりだった2020年にコロナのために延期したまま、日本に最後に行ってから結局5年以上経ちました。東京はさぞかし変わっただろうなぁと思います。


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2023-03-16

スペイン横断 Bielsa - Plasencia (ビエルサープラセンシア)

 今回のフランスからの帰りは予定外にピレネー山脈からスペイン入りすることに。

1つ山を越えればもうスペインというフランス側の Arreau という町からスペイン入りし、ホテルをすでに予約してあるプラセンシアまで。

Arreau → 国境 → Bielsa → Aínsa → Huesca → Zaragoza → Madrid → Oropesa → Plasencia 

800km強の道のり。

           

まだ来たことのなかったスペインの Aragon (アラゴン)地方を通り抜けます。

しかし3月始めのピレネー山脈はまだ寒い。出発の朝マイナス3℃。雪が降っていなかったのは幸いでした。雪道の運転経験はゼロなので。それでも国境のトンネルまで更に高度は上がり一時マイナス9℃まで下がりました。

国境はトンネルになっておりトンネルを抜けるとスペインです。この国境のトンネルまでのフランス側の道はいわゆるヘアピンカーブもある山道、スペイン側に行くとなだらかな道です。この差は一体…

見つけたYouTube動画は夏場かな?の映像だけれど僕らが通った時は周り一面雪・雪・雪 ⛄ 結構緊張しましたよ。


国境トンネルを抜けスペイン側に入るとずっとなだらかな下り坂。
途中 Bielsa (ビエルサ) の町を通り抜けます。ここにもパラドールがあるんですよね。いつか改めて来たいものです。今回は全く予定外だったのでひたすら走って Plasencia (プラセンシア) まで行きました。

国境を抜けてから Huesada (ウエスカ)、Zaragoza (サラゴサ) まで意外に距離がありましたね。Huesada (ウエスカ) までは山間の道、そこからは平坦な道になります。そしてかなり風景がつまらない。田園風景でもなく、何にもない風景が続きます。

これはスペインを車で走っていると本当に特徴的だな、と思うのだけれど、街と街の間には何もありません。何もないところをずっと走っていると突然街が現れます。Zaragoza (サラゴサ) も正にそんな感じです。こんな周り何もないところにどうしてこんな大きな街ができたんだろうと不思議です。

ここで給油。フランスはとにかくガソリンが高い。スペイン、ポルトガルは ±1€50 くらいなのにフランスは 2€ に届く勢い。フランスで仕事で車を使う人は大変ですよ。

そして Madid より60Km 程手前の Guadalajara (グアダラハラ) から交通量も増え始めます。この辺りから Madrid まではもうほとんどつながった一つの街という感じですね。
しかし毎回思うけれど Madrid をその周囲を何十にも囲む高速道路、迂回道路の規模はすごい。カーナビ様様です。

マドリッドのビル群

このビル群を遠目に見ながらマドリッドの東から西へ大きく迂回。
このマドリッドの高速の規模は首都高よりすごいと思います。

マドリッドを抜けて Badajoz (バダホス) 方面へ入ると曇りがちさっぷけいなだった天気も良くなり始め、風景も変わります。
Zaragoza (サラゴサ) 方面は殺風景なんですけどね、こちらは田園風景調になります。やはり気候が違うんですね。

またさっきまで Madrid の大都会の風景が嘘だったかのように何にもない風景に戻ります。
ここから Plasencia (プラセンシア) までは意外に近かったですね。


15世紀の修道院・Parador Plasencia (パラドール・プラセンシア)
スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ
ここのパラドールで一泊です。



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2023-03-13

今更ながら Praia da luz の空からの風景

 自分はドローンに挑戦したことがないのだけれど、ドローンを使った空からの撮影。

普段自分のいるところが別世界のように見えますね。現実より良すぎ?どうなんだ。こんなにきれいなんだ、と驚く。

Praia da luz です。


Lagos (ラゴス)から西側はまだ何とか観光による乱開発から免れている。いつまで持ちこたえられるか。


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2023-03-09

スペイン、高速道路から外れて

 Plasencia (プラセンシア)からポルトガルの Lagos (ラゴス)まで帰るのに高速を使わずに帰る。

Plasencia (プラセンシア) から EX A1 の終わりまで行き、そこから EX108 を南下していきます。

Alcántara (アルカンタラ) 、 Alburquerque (アルブルケルク) を通り Badajoz (バダホス)へ合流。そこから更に EX107 を南下して Olivenza (オリベンサ) を通り、Villanueva del Fresno (ビラヌエバ・デル・フレスノ) からポルトガル、Mourão (ムラオン)・Reguengos de Monsaraz (ルゲンゴシュ・ドゥ・モンサラシュ)と入り、Lagos (ラゴス)へと向かいます。

          

スペインの長距離での運転事情はかなり良い。マドリッドやバルセロナ、セビリアのような大都市の中ではどうだか知らないけれど、街と街間の移動は道路網が徹底していてとても走りやすい。しかもかなりの区間が無料。いわゆる有料道路もあるけれど場合によってはそれを避けることもかなり容易。ポルトガルからフランスへ行くときはスペイン内は一切高速料金がかかりません。

東京から九州まで走っても高速代がかからないようなものです。ちょっと日本じゃ考えられないですよね。

そして高速のみならず国道も走りやすい。


途中 Alcántara (アルカンタラ) には103年から106年に建設された橋があります。およそ1900年前ですね。

Alcántara の橋

全長194m、高さ71mです。今でも普通に使われています。

最近造られている橋は果たして1900年も持つのだろうか?こんなものを今の技術や機械がない時代に良く造ったものだと感心します。



Alcántara (アルカンタラ) から Alburquerque (アルブルケルク) までは見事にまっすぐな道を行きます。

 Alburquerque (アルブルケルク) にはかなり立派な城塞があるのですが運悪く閉まっていて見学はできませんでした。加えて自分がずっと運転していたこともあり写真を撮るチャンスを逃しあまりいい写真は撮れませんでした。また次の機会です。

Alburquerque の城塞

Alburquerque の城塞


ネットから写真リンクです → Alburquerque の城塞


ここから Badajoz (バダホス) まではすぐ。結局高速を使わなくてもそんなに時間がかかりません。高速ほど速く走らないからガソリンの節約にもなるし。

Badajoz (バダホス)も街の中には入らず迂回し、Olivenza (オリベンサ) を通り、Villanueva del Fresno (ビラヌエバ・デル・フレスノ)とこれまたまっすぐな道を突っ走りらポルトガルへ入ります。


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2023-03-06

15世紀の修道院・Parador Plasencia (パラドール・プラセンシア)

 スペイン・エストレマドゥーラにある中都市 Plasencia (プラセンシア)にあるパラドールに泊りました。

ピレネー山脈の方から Bielsa (ビエルサ) → Huesca (ウエスカ) → Zaragoza (サラゴッサ) → Madrid (マドリッド) とひたすら走り Madrid (マドリッド) から高速道路A5で Badajoz (バダホス)方面へ行き、途中で EX A1 に入り Plasencia (プラセンシア)へ。

Madrid (マドリッド) で渋滞にハマるか、と思ったけれどそれはなく幾重にも張り巡らされた循環道路を走り中心の高層ビル群を遠目に見ながら無事  Madrid (マドリッド) 走り抜け意外に早く Plasencia (プラセンシア)にたどり着けました。


⇨ Parador Plasencia ・パラドール プラセンシア


                         


Cáceres (カセレス)と Salamanca (サラマンカ)の間にあります。高速道路からほど近く、街の中心にあるのでアクセスは良いです。

良いのですが、駐車場が少し複雑です。
まず狭い道路を入ってホテルの入口へ到着、そこにとりあえず車を置いてフロントでチェックインを済ませます。でもホテルの前に車は置いておけないのでチェックインを済ませ荷物を部屋に置いたら、車を専用の駐車場へ移動させます。

教えられたとおりに道を進んでいくと専用駐車場の入口が右手に見えてきます。その反対、左側に公共の無料の駐車場があるのでそこに空きがあればそこに止めればいいのですが、すぐにマンションが立ち並んでおりそこの住人が止めると思われるので全く空いていません。ついでにフランスから持ってきた荷物もあり人目に着くところに車を置いておくのも心配だったのでそのままパラドール専用駐車場に行きます。

シャッターが上がり入っていくとエレベーターがあります。そのエレベーターに車ごと入って地下1階に下ります。このエレベーターがかなりぎりぎりの大きさ。最近のSUVやテスラなどの大振りな車はかなりきついと思われます。実際エレベーターの中にはこすった跡がかなりついていました。

エレベーターを降り指定された番号に車を止めます。そこからはホテルのフロントまでつながっています。15ユーロです。




さて、このプラセンシアのパラドール。15世紀建てられた修道院だったものです。

パラドール・プラセンシア・フロント
フロント

入口から石造り、高い天井、厚い壁 ザ・パラドール です。
夕食までには時間があったのであちこち探索。

パラドール・プラセンシア、回廊

このような回廊、そしてバーのテーブル。結構フロントから部屋までは遠いです。

パラドール・プラセンシア、外、プール

プールもあります。右側と左側に部屋。正面一階はレストラン。

そのレストランはこちら。朝・夕同じところです。高い天井と壁に貼られたアズレージュが印象的。


ウェルカムドリンクでいつものように赤ワインを飲み、そして食事へ。

オードブル、前菜、主菜、デザートとフルコースです。相変わらずパラドールのレストランのサービスは無駄がなく愛想がよく、感心します。

前菜、ハムとピーマンのマリネ
前菜

主菜・子羊のシチュー
主菜

デザート、オレンジと人参のムース
デザート

水はミネラルウォーターではなくパラドールで独自に濾過しか水をガラスの瓶に入れてサービスしていました。プラスチックを減らす目的でしょうね。


部屋へ行ってみると思いのほか広くてビックリ。この辺り中世の古城、修道院、要塞等を改装したパラドールでは当然のことながらもともとホテルのために造られているわけではないからパラドールによって部屋の広さにばらつきがあります。

ここはスタンダードの部屋でもサロンとベッドが分かれていてちょっと得した気分です。


ついでにバスタブのないシャワーだけの部屋でした。パラドールでバスタブのない部屋に泊ったのは初めてです。それで全然問題ないけれど。

翌日は街中をちょっとだけ歩き、中心の広場で行われていた市場をのぞき、いざ Lagos へ向けて出発しました。



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