こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2023-06-30

久しぶりに Lagos で外食(お昼)デート

 今日は久しぶりに日本の方とデートでした。

住んでいると大抵そんなものか、ラゴスに行くことは役所の用事以外ではほとんどありません。だからおいしいレストランだとかカフェだとかも知りません。旅行者の方が詳しいはずです。

それで調べてみると中華、インド、ネパール、アジア系、イタリアン、フレンチ、英国、寿司、(ファーストフードではない)ハンバーガー、ハワイアン、ステーキ屋…と、まぁ色々なレストランがある。あ、もちろんポルトガル料理も。

でもラゴスは観光地化された街なので値段が観光客値段なだけで大しておいしくないレストランも多数存在する。

で、行ってみたのはネパール料理屋。

ネパール料理レストラン
モモエクスプレス

ラゴス中心の宇宙飛行士の像がある広場から通りを一つ裏に入ったところ。広場に面したレストラン、カフェにはたくさん人がいたけれど、ここは僕らが入った時には(13時過ぎ)誰もお客はいませんでした。場所は大事ですね。

ネパール料理の知識は全くなかったのだけれど、このモモというのは非常に餃子に似た食べ物を指しているようです(要確認)。

モモ
揚げモモ

どこからどう見ても日本人には揚げ餃子ですよね。他にも水モモ、蒸しモモなど選べるようです。
この写真の奥に映っているのは名前は忘れたけれど、何とかチーズと野菜を使った甘辛の一品で日本人にとっては辛い「酢豚」です(豚は入っていないけれど)。

そうしてもう一つ注文したのがこれ。

ネパール焼きそば

自家製麺の焼きそば。焼きそばというよりは焼うどんに近いかな。
これが全部、日本人の口に合いそうな料理だったんですよ。ネパール料理ってこういう感じなんですかね。

本当においしくない寿司レストランやジャパニーズレストランはあるんですけど、ネパール料理レストランでは実は日本人に合う料理が食べられるのかもしれませんね。また再挑戦してみたいです。
これと水1,5リットル1本で2人で30€でした。


さあ、食事の後はおいしいコーヒーを、と言ってもこれもどこのカフェがいいのか知らない。これも調べてみて見つけたところに行ってみました。モモエクスプレスから10分くらい歩いた中心からちょっと離れたところ。
名前は何だったか。Sweet Home とかそういう名前だったような気がします。
一度その店の前を通り過ぎてしまってから引き返してきて発見しました。

ケーキもあったので試しに一つ。

黒白チョコレートケーキ
黒白チョコレートケーキ

これが意外にも(⁉)悪くなかったのです。甘すぎない。ポルトガルのお菓子は自分には甘すぎる。ポルトガル人はそういうのが好きなのだろうからそれでいいですけど僕はあまりに甘くてポルトガル菓子はほとんど食べることがありません。

東ヨーロッパ系かなと思う女性が働いていました。


このお菓子一つとコーヒー二つで6€90(1000円ちょっと)。

話は飛ぶけれど円安が進んでますね。僕が日本に行った約1か月前に、1€=140円台だったのに、今は1€=157円ですよ。日本に行ってユーロを日本円にしたときにラッキーなんて思っていたのに今ならもっとラッキーですね。

ということで今回はラゴスでまた来てもいいと思えるおいしいレストランとカフェを見つけることができました。



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2023-06-26

暑さ炸裂🔥🔥🔥うどんがうまい

 夏至を境に(超)暑くなりました。

今日を車を出すとき、温度は44℃でした。

気温44℃

車を走らせても37℃までしか下がりませんでした。

日中12時~15時頃は焦げるような暑さ。帽子必須🧢

僕は基本的に冷えたものを飲みません。ソーダ類はもともと飲まないのだけれど、水や炭酸水も常温で飲みます。慣れですね。キンキンに冷えたものを飲もうと思いません。むしろ逆で暑いときに熱い飲み物、が結構好きなのです。

暑いときに熱いお茶。冷たい飲料よりも渇きに効きますよ、そんな気がします。汗出ますけど💦


こういう日にはうどんです。一から作ります。

まず小麦粉をふるいにかける。無農薬有機栽培の小麦粉なので虫がつきます。それを除くため。

小麦粉をふるいにかける

レシピは200gの小麦粉に水約150より少なめ、塩小さじすりきり1.

これを適当に混ぜてこねて冷蔵庫で15分ほど寝かせます。

以前は几帳面に包丁で切っていたけれど今はパスタマシーンを使います。


パスタマシーンで生地をのばすところから切るところまであっという間です。
ただ麺どうしはすぐにくっついてしまうのでこれでもかというくらい小麦粉をまぶします。

うどんを茹でる

これをたっぷりのお湯で茹でます(15分)。
余分な小麦粉もあるのでとにかく十分に多めのお湯で、がポイント。

自家製ざるうどん

そしてたっぷりの水でゆすぐ。
これをやはり自分で作ったつゆで食べます。
味りんはないので水、醤油、砂糖、顆粒のだしの素、
これだけで普通においしいつゆができます。

作り始めから出来上がりまで1時間。簡単にできます。
今回はちょっと麺が柔らかすぎました。(^^;



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2023-06-24

ドイツ語勉強に(再び)火が点いた

 なぜだか分からないけれど昔からドイツ語の響きは好きで、もうかれこれ15年ほど前にドイツ人の知り合いができたのをきっかけにドイツ語の勉強を始めたことがありました。100%独学です。その時に一通りの文法は勉強しました。

ドイツ 国旗

でもその後、ポルトガルに住むことになりそうなるととりあえず必要なのはポルトガル語、ということでそこでドイツ語の勉強は途絶えました。もう11年前くらいのことです。

しかし、最近ここポルトガルでドイツ人の知り合いができたこと+日本からの帰りのミュンヘンでの経由中にドイツ人の友人に再会できたこと+搭乗したルフトハンザで久しぶりにドイツ語を聞いたこと、などが重なってドイツ語への興味が久しぶりにくすぐられました。

「よし、またドイツ語を勉強しよう!」

とりあえず YouTube で検索するとどれを選んでいいのか分からないくらいドイツ語習得のための色々なビデオが出てきますね。

ドイツ人のビデオ

日本に長く住んでいて日本語も話すドイツ人のビデオ

ドイツ語を話す日本人のビデオ

今は多少変わったかもしれないけれど、ポルトガルのポルトガル語の勉強をしようとした時にはこんなに条件は良くなかったですよ。まず日本でポルトガル語の教材を探すとほぼ100%ブラジルポルトガル語。YouTube で探してもブラジルポルトガル語ばかり(今は違うけど)。よっぽど日本ではポルトガルのポルトガル語の需要は少ないのだな、と思いました。

ちゃんと文法説明が聞けて、ドイツ人による発音も聞けて、今はこれがすべて無料でできてしまう。30年ほど前の語学学習とは隔世の感がありますね。友人に勧められて Duolingo も一からやってます。


フランス語は当時、本当に話せるようになりたくて文法事項も動詞の活用も名詞の性やらその他諸々全く苦にすることなく覚えたけれど、正直ポルトガル語にはそこまでの情熱はありませんでした(^^;

ポルトガルに住むからポルトガル語をやらなくてはいけない、というどちらかというと消極的な動機から始まり、いざ勉強を始めてみると(やはり)かなりフランス語と似ていて新しい言葉をやっているという感覚があまり感じられなかったです。

もしポルトガル語を先に勉強していたらフランス語に対してそのように感じたかもしれませんね。


その点、ドイツ語は文字こそ同じだけれどフランス語とは結構違う。発音も響きも違う。新鮮です。ちなみにドイツ語の発音は日本人にとってフランス語やポルトガル語より難しくないと思う。敢えて言えば子音の連続が難点かな。

別に今からドイツ語のプロになろうというわけではないので文法の勉強は控えめに、聞いて発音して、1年後どのくらいドイツ語ができるようになっているか想像しながら楽しんで勉強してます。


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2023-06-20

今になって何故か気がついた、ここポルトガルやフランスと日本で大きく違うところ…

 もうかれこれ日本に住まなくなって長いけれど今までは全く気にとまらなかった違い、目につかなかった違い。おそらく5年半という空白がその違いを際立てたのではないか、と思う。

フランスやポルトガル(そして恐らくヨーロッパ全体)に表札は存在しない。

Villa ○○、とか Casa ○○とか家に名前はついていたりするけれど、そこに誰が住んでいるのかという名前の表示は基本的にない。

表札

だから郵便物は住所さえ書けば名前は何でも届く。確認できるもの(表札)がないから。今回日本に行ってなぜか、

「あ~、日本は表札というものがあるんだ。誰が住んでいるか名前が分かるんだ」

と今更ながらに新鮮な驚きがありました。場合によっては苗字のみならず家族全員の名前が出ていることもありますよね。

そこに誰が住んでいるか分かってしまう。最近の個人データがとか個人情報が奪われるとかそういう考えからしたらこの表札も個人情報を公開しているわけでヨーロッパでは表札を出すなんて考えられないけれど、習慣って面白いです。


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違いついでに、僕は電気製品を見るのが好きで量販店などに行ってしまうとカメラから家電から見て回って、

「これが富士の最新カメラか」とか、

「お、ここは Pentax を置いている、珍しい」とか、

「炊飯ジャーってこんなに種類があって以外に高いんだね」とか、

本屋に行くのと同じくらい時間がかかってしまうのだけれど、そこで思ったヨーロッパと日本で大きく違う家電2つ。


1つ目は洗濯機

洗濯機は基本ドラム式、というよりドラム式しか売ってません。最近は縦型もあまり水を消費しないものが出てきているのかもしれないけれど、ドラム式は圧倒的に水の消費量が縦型に比べて少ない。水が豊富にある日本と違うからヨーロッパではドラム式が主流になったのかな、と思います。

ドラム式洗濯機

日本でも最近はドラム式があるけれど僕が見た限りなぜか全部乾燥機能と一体化していて洗濯機能だけのドラム式がない。なぜだろう。

そしてこれは電力の違いのせいか、ヨーロッパのドラム式洗濯機は90℃まで水温を上げることができる。さすがに90℃で洗濯することは僕はないけれど30℃~60℃を選んで洗濯できるのは便利ですよ。

慣れてしまっているせいもあるけれど僕はドラム式の方が好きです。

それからこれは洗濯機に限らず家電全般に言えること、日本の家電はとにかく色々な音や音楽を出しますね(時にしゃべるものも)。洗濯機が音楽を奏でる、電子レンジが音楽を奏でる、炊飯器が音楽を奏でる、お風呂が沸くと音楽が流れる…正直うっとうしいです(^^;


そして2つ目は食器洗浄機

なんだろう、日本の食洗器はみんな小さいです。一人暮らし用なんてものも最近売ってますね。

日本の食洗器
日本の食洗器はこんな感じ

後からキッチンに追加するような感じ。
ここの食洗器は洗濯機と同じくらいの存在感があります。ほんとに小さなアパートなどは別だけど、普通のマンション、家になればキッチンに食洗器を置く場所がすで用意されてます。
僕は日本で食洗器を使ったことがなかったけれど、一度使うとあまりの便利さにもうなしでは生きていけない、とまで思います。

ヨーロッパの食洗器
ヨーロッパの食洗器

大きいからかなりいろいろな物が一度に入る。仕事上かなり油まみれの洗い物も出るから食洗器サマサマです。なぜこのような食洗器がいまもって日本にないのか不思議。


逆に日本では普通でヨーロッパに普及していない家電と言ったら…

ウォシュレットか?


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2023-06-19

羽田空港の周りは温泉天国だった…そしてラーメン🍜

 僕は東京生まれの東京育ちだけれど、その東京の中にも自分に全く縁のない地域がある。浅草に行ったのも東京タワーに登ったのも20歳を過ぎてからだった。

大田区も僕が全く知らなかったところの一つ。川崎も蒲田界隈も全く未知の世界。羽田空港が大田区にあるということも知りませんでした。羽田空港が何区にあるのか、とか考えもしなかったです。

羽田国際空港


今回はとても嬉しいことに友達が羽田空港まで車で迎えに来てくれることになりました。

普段はモノレールや高速バス移動だから羽田空港の周りに何があるのか知ることがありませんでした。今回はせっかく車があるのだからと空港周辺に何があるかと探したところ温泉銭湯施設がたくさんヒットしました。

温泉銭湯というところがポイントで、要するに銭湯なんだけれどお湯は温泉だよ、というところです。だから値段は銭湯の値段。僕たちはそのうちの一つ「ますの湯」に行ってみました。

→ ますの湯

普通に町中にあるこじんまりとした銭湯(でも温泉)でした。最近はやりの温泉スパ施設ではなく銭湯なのでマッサージやらなにやらしゃれたものはありません。24時間以上の空の旅のあとの温泉、最高でした(^^)/。湯舟は2つあって一つは茶褐色(熱め)、もう一つは炭酸温泉(温度低め)。どちらも気持ち良かったです。日本に夜着いた翌日に即温泉に入れるとは。

平日の真昼間だったけれどサラリーマン風、常連風の人たちで結構出入りがありました。

また次回も利用したいですね。僕が探した大田区の温泉銭湯はほとんどが刺青OKでした。日本人はもちろん刺青をしている外国の方も問題なく連れてくることができますよ。


こんな羽田空港の周りに温泉施設がたくさんあるのだから羽田空港にも温泉引いてくればいいのに、と思ったらちゃんとありましたね、温泉が空港にも。

→ 泉天空の湯 (羽田空港)

でも空港のというより空港に直結しているホテルの設備の一部ですね。中部セントレアのお風呂は空港施設の一部ですよね、確か。でもあちらは温泉ではないのかな?

利用料2000円。高いのか普通なのか。個人的には搭乗券を持っている人、これから飛行機に乗る人、乗ってきた人は搭乗券を見せれば半額になるとかそういうサービスがあってもいいのになぁと思いました(都合よすぎか)。

国際空港に付随した温泉施設なのに刺青お断りはちょっと残念なところ。


さて、さっそくまったりとしたところで何を食べるか? これも地理的感覚が全くなかったのだけれど実は羽田空港から横浜って結構近いのですね。日本に住んでいるときは電車移動ばかりだったのでいまいち距離感を把握していませんでした。

久しぶりの日本でこれは食べておきたいという自分で作ったリストがあったのだけれどそのうちの一つが「ラーメン」。横浜にラーメン博物館なるものがありますね。行ってきました。

→ 横浜ラーメン博物館

結構名前は以前から聞いて知っていたような気もするけれど調べたらオープンは1994年。もう30年経としているのですね。そんなに前からあったとは。全く前知識もなく言ったのだけれどこれが結構面白い。

一階は博物館という名の通りラーメンの歴史、ラーメングッズ、ラーメン作り実演などのスペース。そして地下に降りると昭和初期の世界が再現されていてそこに名だたるラーメン屋が。

横浜ラーメン博物館


横浜ラーメン博物館
こんな路地も再現されている


横浜ラーメン博物館
喫茶店。クリームソーダが懐かしすぎる!


横浜ラーメン博物館
こんな人探しの張り紙も



ラーメンが食べられるという目的だけであまり大した期待を持たずに行った分、予想以上にちゃんと昭和の世界を再現していて面白かったです。


これ、平日だったから車もすぐ駐車できたし並ばずにラーメンが食べられたけど、週末だったら車を止めるのもラーメンを食べるのも大変かもしれないですね。

そして食べたラーメンは豚骨焼豚。

横浜ラーメン博物館

久しぶりのこのこってり感、うまい!
日本に着いた翌日に温泉、そしておいしいラーメンにありつけて、空港まで車で迎えに来てくれた友達には感謝です。


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2023-06-16

5年半たって東京は何が変わった?

 コロナがあり、自分はワクチンは打たない選択をしたため2017年末に日本に行ってから今回日本へ行くまで結局5年半経ってしまいました。本来なら2020年に運転免許更新に合わせて少なくとも一回は日本に行っていたはずなんですけどね。

実際ここでは人が多くないところに住んでいてオフィス勤務などでもないのでワクチンを打っていなくても特に困ることはありませんでした。

2020年に日本に行けず、そこから一連のコロナ対策が収まるのを待ちながら2年半。ここにいるとここでの日常の生活がありあまり実感がなかったけれど、いざ日本に行ったとき、5年半はやはり長かったな、と思いました。


新宿東口の猫
新宿東口

今回、あっ変わった、と思ったこと。

・日本入国・出国が自動になった。

日本に入る時も出るときも、専用の機械にパスポートを置き顔認証され問題なければ扉が開きそれで完了。スタンプが必要な時はそのあとに係員がいるので申告して押してもらう。


・いたるところに自動精算機(?)が導入されていた。

大手のチェーン店、ドラッグストアなどほとんどが自分で清算する。コロナで一気に広まったらしい。

・自動精算機と併せて、レストランで注文するときに画面を使って注文する。

・そしてロボットが注文したものを運んでくる。またテーブルに置いてくれるところまではしてくれません。いずれ料理もロボットがすることになるのでしょうね。

・コンビニがやたら増えた。車で走っていると500mに一つあるんじゃないか、と思えるくらいコンビニが多くなった。

・ラーメン屋も増えた。日本人ラーメン好きだけどここまでラーメン屋が増えてやっていけるの?

・そのラーメンの値段が上がっている。1000円越えはもう普通?

・お菓子、ケーキが高い。1切れ700~800円、当たり前?家族4人だったら3000~4000円かかる。

・男女ともに髪を染めている人が増えた。赤とか青とかピンクとか。

・軽自動車が増えた。かかる税金がちがうらしい。

ついでにどの車も傷がない、手入れされているという意味できれい。20年30年前の車は走っていない。目を見張るようなぼろい車もなし。


この辺りはある意味新鮮で本当に興味津々という感じなのだけれど、マスクをしている人の多さはまぁ想定内でした。混んだ電車でマスクをしているのはまだ「心情的」に理解できるけど、誰もいない道やまばらにしか人がいない土手の上をマスクをしながら歩いているのって???でした。

新宿のゴジラ
新宿歌舞伎町のゴジラ

そしてこれは以前も感じていたことだけれど更にひどくなる感じ、

物が多い。具体的に何が多いと言えないのだけれど、とにかくいろいろな物で溢れている。自宅のトイレのドアを開けると自動で便座が上がりライトが照らす…笑ってしまいました。そんなに物はなくても生きていけいるよ。

テレビの天気予報での洗濯アドバイス。

「今日は午後から雨の予報です。洗濯物を干す方は注意しましょう」

「今日はところにより雨のおそれがあります。洗濯物を外に干すのは控えた方がいいでしょう」

はっ、それってプライベートのことじゃ、大きなお世話、と考えるのはきっと思考が欧米化してるってことなのでしょうね。でも天気予報って今どきそういうことを言うんだと笑った。


これはマイナスのインパクト、

無表情な人が多い。どうしてだろう。こんな物があふれていてこんなに便利で快適で安全な社会に住んでいるのに目が死んでいる人が多い。疲れている人もいるけれど、そうじゃなくて無表情。全く感情の表れていない目。もしかしたらそういう人に意識が行くから必要以上に印象に残ってしまっているだけなのだろうか。中には相手を威嚇するように睨む人もいる。マスクをしていると無表情がさらに強調される面もあるかも。

無表情

これも初体験。混んだ電車の中でのスマホ、は別にいいのだけれどあれってすぐ隣りの人のスマホ画面が別に見ようと思わなくてもかなりはっきり視界に入ってくるのですね。あまりその場に相応しくない画像なんかが急に出てこないように注意が必要だな、と余計なことを思いました。



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2023-06-14

いざ名古屋、そしてまさかの台風

 日本に着いた翌日には早速の地震、日本を実感しました。

名古屋に住む友人に会いに行きました。でも一泊だけ。2017年に日本に来たときはまだ工事中だったバスタ新宿から高速バスで向かいます。

新宿のバスターミナルだからバスタ新宿。随分捻りのないネーミングですね。

バスタ新宿
バスタ新宿(右)

久しぶりの人混みがもう逆に新鮮。もうきょろきょろしてましたよ。これが毎日になったら話は別なんだろうけど。

このバスタ新宿から名古屋へ。途中2か所の休憩地をはさんでおよそ5時間の旅。足柄サービスエリア、浜名湖サービスエリアで休憩。車内はガラガラ、快適な旅でした。

足柄サービスエリア
足柄サービスエリア

最近はサービスエリアもすごいですね。一通り揃ったレストラン、当地限定のお土産、きれいなトイレ、一つ一つ淹れるドリップコーヒーの自販機。さらに足柄サービスエリアには足湯カフェもありました。いちいち日本を感じます。曇りがちの天気だったので富士山は見えませんでした。

そしていつの間にか新東名高速道路なるのもができていたのですね。前に名古屋へバスで行った時には確か海沿いを走った記憶があるけれど、新東名はもっと内陸、トンネルと橋の連続です。道なきところに道を造ったんですね。ここでも緑が鮮やかでした。

名古屋に午後1時過ぎに到着。しかし降りたバス停は周りに特に何も目立ったものがない、駅もない、雨をよける屋根もない普通のバス停。そこに5分と待たずに友達が車で迎えに来てくれたのですが、名古屋ではそれが多いらしいです。

これが3度目の名古屋訪問。しかし最後に来たのは12年前の2011年。12年ぶりの再会、本当に嬉しかったです。
そのまま、まず「味噌煮込みうどん」を食べに山本屋総本家へ。

名古屋の赤みそは濃い。うどんは硬め。

今までもこの友達のおかげで名古屋では、
ひつまぶし、手羽先、あんかけスパゲティ―、名古屋コーチン食べました。

名古屋は東京と大阪に挟まれてしまっているせいか今一つ知名度が低い印象があるけれど、実は大阪に負けないくらい食べ物がおいしい、食べることが好きな人(自分)にはいいところ。量もあるし良心的だと思います。

今回も「味噌煮込みうどん」を食べ、夜はおいしい焼肉。レバ刺しもいただきました。このレバ刺しが超新鮮で内臓系に抱きがちな生臭さが一切ない。するっと食べられてしまいました。

翌朝は初のモーニング。これも随分気前がいいですよね。年配の方は日に2度は喫茶店に行くとか。名古屋の喫茶店はそういう社交の場なんですね。

そして東京に出発する前にお昼は「矢場とん」。

こういう店があること自体知らなかったけれど、豚のキャラクターがかわいい。

矢場とん
矢場とん


店内にもTシャツやぬいぐるみなどのグッズ。
ここで当然味噌カツ。やはり味噌の味が濃いのですよね。その場では何となくTシャツを買わなかったのだけれど今思うと買っておけばよかったか、と少し後悔しております。

この矢場とん、セントレア空港にもしっかり置かれているようです。友人が写真を送ってくれました。

矢場とん達
矢場とんがお出迎え
ははは、面白い。


しかし、実はこの日台風2号の影響で前日の夜から大雨。結構しっかり降っていてもしかしたらバスが止まってしまうのではないかと少し不安があったのです。
幸いバスは出たけれど、名古屋から大阪方面はすでに運航休止になっていました。

東京へ向かう間もずっと大雨。それでも30分遅れでバスはバスタ新宿に着き、無事家まで帰ってこられたけれど、ニュースで見たらまず東海道新幹線は東京-名古屋間運休。東名も新東名も一部区間閉鎖。自分は運が良かったと後から知りました。
名古屋くらいまでならバスで行った方がいいかもしれませんね。バスなら迂回できるし。新幹線は止まってしまってかなりの人が駅、車内で夜を過ごしたようです。しかもバスの方がずっと安い。

しかし、6月に台風って。6月って台風の来る季節でしたっけ?翌日には熱帯性低気圧になったようです。


2週間の日本滞在と決して長くはなかったのだけれどそれでも名古屋まで足を伸ばして良かったです。

高速バスの乗車券の購入はこのサイト、

自分が乗車券を買おうとした時、なぜかこのサイトになかなか行きつかなかったので次回のためにもここに貼っておきます。



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2023-06-11

エアバスA350 VS ボーイングB787 🛫

 さて、今回の日本への旅、

行きは、ファロ-ミュンヘン-関西空港-羽田

帰りは、羽田-ミュンヘン-ファロ(経由一か所だけ!)

でした。

行きの、ミュンヘン → 関西空港はルフトハンザの機材とクルー、機体はエアバスA350-900

帰りの、羽田 → ミュンヘンは全日空の機材とクルー、機体はボーイングB787-9

以前、航空業界の片隅に身を置いていた者にとって機体はどうしても気になるのです。どちらも最新鋭機。

でもこれは純粋な機体比較ではなくてあくまで一乗客の実際に乗ってみた感想です。



まず結論から言ってしまうと今回はANA B787-9 の方が良かったです。

ルフトハンザのA350。

Lufthansa A350-900
ルフトハンザ A350-900


ピッチ(前の座席と後ろの座席の距離)が結構狭かったです。座った時に「狭いな!」と感じ、国際線でこれはちょっときついのでは?と思いました。以前、同じルフトハンザのA340に乗ったときは狭かった記憶がないので機体によるのでしょうね。
ピッチが狭いゆえに前の座席についている画面がすぐ目の前に来る感じ。あくまで個人の感想だけど画面までの距離に対して画面が大きすぎだ、と思まいました。

操作はすべて画面タッチです。乗務員を呼ぶのも画面タッチ。慣れない人には乗務員を呼ぶのも簡単ではないかも、と思いました。

これは最近の傾向なのでしょうね、映画案内や音楽案内などが載った機内誌は各座席にありません。全部画面の中で確認です。映画など50くらいチョイスがあったからどんな映画があるのかそれを全部見ていかなければなりません。一覧表のようなものがあった方が便利ですね。それは帰りのANAでも同じでした。

サービスはOK。僕はJALやANAはサービスが悪いことはもちろんないのだけれど、むしろ幾分過剰だと思う方なのでエアフランスやルフトハンザのような欧州系の少し素っ気ないくらいのサービスの方が好きです。

食事がカツカレーだったのは意表を突かれました。日本へ行く便なら考えてみたらおかしくないか、と後から思ったけれどミュンヘンから出た飛行機でカツカレーがサービスされるとは予想していませんでした。
でも日本行きにも関わらず日本人乗客はほとんどいませんでした。ミュンヘンの日本人利用はそもそもあまり多くないのかな。


全日空のB787-9 StarWars R2・D2使用。

ANA B787-9 R2D2
全日空 B787-9 R2D2


僕は言われてもR2D2にどうしても見えなかったのだけれど、そういう外装でした。キャビン内は普通です。

やはりピッチが広い。これは座ってすぐに実感します。国際線の場合はこのくらいあって然るべきではないかと思います。
数値の上ではエアバスA350の方がボーイングB787よりキャビンは広いらしいのですが、僕にはボーイングの方が広く感じます。
画面タッチと同時に従来のコントローラーもあります。この方が良心的ですね。タッチパネルの反応もA350より良かったです。

これはあくまで個人的に感じることだけれど、欧州のエアラインに普段乗っていると乗務員が女性しかいないというのは結構違和感があります。JALも同じなのだろうか?日本では乗務員はやはり女性というイメージが今でも強いのですかね。それとも女性にサービスされたい、とか。それからこれは機内に限らないことだけど、全員が同じ行動、同じような歩き方、同じような話し方、同じようなサービスの仕方をする(マニュアル的)。日本はやはりサービスする側もされる側もこれを良しとするのでしょうね。僕はもっと個人差があっても良いと思います、というよりその方が人間味を感じます。この日本的なサービスはもちろん悪いということはないけれど特に優れたサービスというふうに僕は評価しません。

トイレにウォシュレットはもう日本のエアラインの機体では常識、ですね。

食事は深夜便だったので離陸直後にお菓子などが入ったポシェットを渡され、ミュンヘン到着前に食事でした。食事は…普通…でしたね。可もなく不可もなく。あ、でも機内で結構お腹がすく自分としてはちょっと量的に肩透かしだったかな。

そして到着前にR2D2機体搭乗記念のカードのプレゼント。

B787 R2D2搭乗記念カード
B787 R2D2搭乗記念カード

はは、こういうのいかにも日本らしい!


キャビンをどうするか(席数、シートの種類、トイレの配置など)は各エアラインで違うので他のエアラインのA350やB787に乗ればまた印象が違うはずです。

どの機体に乗るか、というのは飛行機の旅での楽しみの一つですね(少なくとも自分にとっては)




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2023-06-09

奥多摩・鳩ノ巣、日帰りの旅。鳩ノ巣駅で強制無賃乗車!

 5年半ぶりの東京でございます。

予想通りいろいろなことが変わっていたけれどそれは追々書いていくことにして、友人と会おう、でどこで会う?ということになるのだけれど新宿も渋谷もその他いろいろな街も興味が湧かない。というよりもどこに行ってもほとんど同じ。同じような店があって、同じようなレストランがあって、同じような建物があって、人が多くてお金を使うには困らない。でもお金を使いたいを思わせるものがない…と自分には映る。本当に小さかったときは別にして、結構前からディズニーランドのようなアトラクションでも心躍らない冷めた部分を持っているのは自覚しているけれど、それに拍車がかかったような。自分の歳、そしてポルトガルで田舎に住んでいるせいか?

そういうわけで都心にはどうも興味がないのでそれなら田舎、ということで友人と奥多摩に行きました。

奥多摩駅

こちらの方が自然と自分になじむ。

奥多摩駅は最終駅。その2つ前に「鳩ノ巣」駅がありそこで降りて「鳩ノ巣渓谷」を歩くことに。名前からして情緒がありますね。

鳩ノ巣駅

鳩ノ巣駅

この路線、青梅駅まではまぁ普通なのですが、青梅駅で乗り換えそして奥多摩駅までは単線です。そしてここから景色が変わります。緑深い中を走ります。

僕はずっと前に購入したPASMOを持っていたのだけれど何がいけないのか、使うことができませんでした。チャージ不可。2週間の滞在のことなので仕方なしに電車に乗るたびに切符を買うことに。

友人とは立川駅構内で待ち合わせ。この時点ではまだはっきりどこへ行こうとは決めていなかったのでとりあえず一駅分だけの切符を買って構内に入り友人と合流。前の日には悪かった天気も回復していたのでその場で奥多摩へ行こうと決定。

当然のことながら鳩ノ巣駅で降りるときに清算すればいい、という算段で電車に乗りそして鳩ノ巣駅到着。

しか~し、誰も駅にいない。人がいないどころか発券機も精算機もない。自動改札機もない。あるのはSUICAやPASMOを読む電柱状の機械だけ。「あれ~、どうやったら精算できるんだぁ?」と友人と一緒にちょっと辺りを探ると「ご用の方は押してください」というインターホンを発見。早速押すと男性の声が。

「立川で切符で駅に入ってSUICAもPASMOも持っていないんですけど」と言うと、

「上に路線図と運賃表がありますよね(上を見る)。それで差額を計算して、○○の裏にある箱に切符と一緒に入れてください。」

確かに探すと精算箱なるものが。でも、

「千円札だけで清算金額ちょうど持ってないんですけど」

「あ、そうですか。そうしましたらですねぇ、次回乗る時に今回の分もお支払いください」

次回乗る時にって自己申告制?もし次回乗ることがなかったら?とりあえずここでは清算しなくていい、というより精算できないということですね。

ということでお金を払わずに駅を出ました。「え、いいの?そんなに緩くて…」でもしょうがない。向こうが精算する手段を与えないのだから自分は何も悪くない。

この100%信用で成り立っているところ、いいですね。


ということがあったところで鳩ノ巣駅を出て「鳩ノ巣渓谷」方面へ。季節は5月末。緑の濃さが日本を感じさせました。この緑の濃さ、深さって他の国ではあまり見られませんよね。

鳩ノ巣渓谷
東京だよ~

思いもがけず感動しました。5年以上も日本の風景を見ていなかったからより感動が強くなったのかもしれません。

鳩ノ巣渓谷の初めにかかる橋

平日の昼間、ほとんど人はいません。鳩ノ巣渓谷の入り口にかかる橋。桜の時期も良し、紅葉も良し、そして新緑も良し。無理に都心の方へ行かなくて正解だったと思います。

鳩ノ巣渓谷の中にたたずむ

結果的に今回日本に来るのは5月末ということになったのだけれど、とても良い時期に来たなと思いました。まだ梅雨には入っておらず、暑いでも微妙に暑すぎない感じ。ましてこの自然の中なら暑くても都会の暑さとは違いますけどね。
この10年以上の間、冬の時期にしか日本に来られなかったから新緑が本当に衝撃的でした。

奥多摩 鳩ノ巣渓谷
緑が濃い!



最近はやりのSUP

最近はやりのサップ(SUP)をやっている人たちがいます。絶好のロケーションですね。


ここで奥多摩駅まで歩くのは止めて一駅前の白丸駅へ。そこから奥多摩駅まで行きお昼を食べようと相成りました。

白丸駅

この白丸駅も鳩ノ巣駅と同じ、ICカードを読む電柱状の機械があるだけで発券機も自動改札もありません。じゃあそのICカードを持っていない自分はどうすれば?というと「乗車地証明証」を出す機械が置いてありそこで「白丸駅」と印が入った紙をとり、奥多摩駅で降りるときに払います。後払いのバスと同じですね。
奥多摩駅は最終駅なのでさすがに駅員がいました。

この奥多摩駅から歩いて10分くらいのところにある川沿いの店でそばを食べてきました。

奥多摩のそば

もっと若いときはそばに魅力を感じず必ずうどんだったんですけどね。そばもおいしいと思うようになってきました。ただ腹にたまらずすぐにお腹がすく。

緑濃い渓谷を歩き、川沿いで食べるおいしいそば、今回の日本滞在のうちでも良い思い出になりました。

今は奥多摩でも洒落たレストランやカフェがあり温泉もある♨。
遠くへ行かなくても良い自然に巡り会えますよ。


奥多摩観光協会
https://www.okutama.gr.jp/site/sightseeing/


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