こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2021-01-29

ポルトガル尊厳死合法化か?

 

最近はどうしてもコロナウイルス関連の話ばかり、なのですがその横でポルトガルでは尊厳死が合法化される兆しが見えています。

⇨ https://www.rtp.pt/noticias/politica/lei-da-eutanasia-vai-a-votos_a1293468 (ポルトガル語)

⇨ https://www.lefigaro.fr/international/le-portugal-s-apprete-a-legaliser-l-euthanasie-20210129 (フランス語)


法案が国会をほぼ通過する見通しとなり、通過すればそれを大統領が署名する運びとなります。

ここで大統領には法案を拒否する権限があるのですが、実際には大統領職は名誉職的な面が強く、国会で承認された法案を大統領が拒否することは、よほどの理由がない限り起こりえないと思います。

最近ではニュージーランドで尊厳死が合法化されたけれど、もしポルトガルで尊厳死が合法化されるとヨーロッパ内では、ベルギー、オランダ、リュクセンブルグに続いて4か国目になります。


ポルトガルはカトリックが大半を占める国なのに、

人工中絶が認められ(2007年)、同性婚が承認され(2010年)、同性カップルによる養子縁組も可能です(2016年)。

とても不思議なところです。


これから更に衛生環境が改善され、健康への意識が上がり、医療技術が進歩すれば平均寿命が上がり、それに伴って尊厳死の問題はどこの国でも避けては通れない主題になるはずです。




2021-01-05

ヨーロッパ健康保険カード

 

ポルトガルに移住して仕事を始めてから、社会保障費を国に払っているのですが、これのお陰で病気・事故の時には公共の医療機関を大金を払うことなく利用することが出来ます。


去年は「下肢静脈瘤」の手術でこのシステムを利用しました。

診察料や患部手当てには毎回一部負担で少額の支払いをしたけれど、レントゲンや血液検査、ドップラー検査など格安で受けることが出来ます。ついでに手術代も別途にかかることはありませんでした。


去年はそれなりにポルトガルの医療機関を利用したけれど、それでもEU(ヨーロッパ共同体)内で通用する健康保険カードの存在を年末まで知りませんでした。

僕はポルトガルで税金を納めているけれど、EUの他の国に滞在中に万が一、病気や事故にあった時に、このカードを提示すればスムーズに医療保険を受けることが出来ます。


こういうところはEUのいいところですね。

折角ポルトガルで公共の医療保険を払っているのに使える権利を使わない手はありません。ポルトガルの社会保障機関 Segurança social のサイトで自分の社会保障番号など入力して早速申し込みました。

 ⇨ Segurança Social


ポルトガルの健康保険証カード

そのカードがこちら。

ポルトガルの面白いところ、というか今は過渡期なのかもしれないけれど、公共機関の窓口に実際に行ってアレコレやろうとすると、

  • 人によって言うことが違ったり、
  • 休憩に入って担当の人が予約を取っているにも関わらずいない、
  • コーヒー飲みに行っていない、
  • 窓口の人同士で話をしていて客を無視、
  • 自分の前の人がやたら時間とって全然進まない、

など色々なことがあるのですが、ネットを介すと全てがスムーズ。カードも申し込んでから年末・年始だというのに1週間もかからずに家に届きました。


明後日からフランスへ行く予定にしているけれど、もちろん携帯します。使うことがなければそれが一番いいけれど、同時にいざという時にはポルトガル外でも医療機関を使えると知っていれば安心です。


もしかしたらヨーロッパに住んでいる日本人は当然のように知っていることなのかもしれないけれど、僕はこのカードの存在を知らなかったので、もし僕と同じような人がいたら、すぐに申し込みましょう!


ちなみにフランスでの申し込みはこちら

 ⇨ フランスでのEU健康保険カード申し込み

イギリスはEUから離脱したのでこの制度も通用しなくなるはずです。


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2021-01-01

2021年、始まる

 明けましておめでとうございます🐂(丑)

年内にもう一つくらいブログを書こう、と思っていたのに仕事が思いのほか忙しくなりそのまま年が明けてしまいました。

クリスマスと大晦日が週末に来れば、そのままクリスマスと一週間後の大晦日に仕事をして終わり、となるのに今回はクリスマスが木曜日と中途半端だったために、そのすぐ後の週末にも仕事が入り、そして大晦日になりと、ほとんど一週間仕事続きになってしまい、大晦日には案の定、年を越す前に寝入ってしまいました。そんなに年越しに執着はないからいいんだけど。

コロナウイルスに対する規制のために仕事ができない人たちもいるのだから、仕事で思いのほか忙しかったのはラッキーだったと思わないとね。


ブッシュドノエル・チョコレート
ブッシュドノエル・チョコレート

今年の注文のブッシュドノエルは結構頑張りました。といってもクリスマス前にフランスに行けなかったので飾りはかなりシンプルです。ここでは生憎しゃれた飾り物はみつかりません。

ヨーロッパ中で移動規制はかかっているし、Brexitでイギリス人もそんなに来られないかもしれないし、今年のクリスマスはあまり期待しないでおこう、という心構えでいたけれど、1年前のクリスマスとほぼ変わらない仕事量になりました。


ブッシュドノエル・フルーツ
ブッシュドノエル・フルーツ

こちらは日本のショートケーキ風に。生クリームにフルーツってあまりこちらでは見かけないんですよね。美味しいのに。今回はスポンジ生地の小麦粉の半量をコーンスターチに変えてみたりして、更に軽く出来ました。

ラズベリームース
ラズベリームース

こちらは大量に注文が入ったラズベリームース82個!
店で作っていた時も、一時にこれほど大量に作ったことはなかったです。家で作るにはちょっと無理もあったけれど何とか出来ました。


さて今日、1月1日はやっと仕事が終わってホッと一息。何も予定はありません。
散歩にだけ行ってきました。

塀に止まる4羽の鴨

道中、4羽の鴨に遭遇。
いつか、土地付きの家を買って、家庭菜園にニワトリや鴨などを飼いたいです。


今日からイギリスは正式にヨーロッパを離脱。クリスマスや年末のあとですでにコロナウイルスの第3波、そして3度目のロックダウンも予想されてます。イギリスから発したコロナウイルスの変異種の影響で日本を含めて世界中でまた規制強化。日本へ行けるのもまだもう少し先の話になりそうです。

年が明けて、いきなり物事が良くなるわけではないけれど起きてしまったことはしょうがない。臨機応変に生きていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。


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