こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-06-21

集団感染、そして山火事🔥

6月初めにここでは連休があり、ちょうどその時に誰かがひらいた誕生日パーティーが原因となって、ラゴスの隣り町で集団感染が発生しました(パーティーがあった日からほぼ2週間後)。
200人余の人たちが集まったらしく(もちろん今の状況では違反行為)、僕が最後に見たニュースでは90人の感染が確認されたそうです。

幾つかのレストランとスーパーはそこで働いていた従業員の中に感染者が見つかり、店舗全体の除菌、全従業員を検査するために閉店を余儀なくされました。

とにかく大迷惑な誕生パーティーです。

Alentejo(アレンテージュ)地方にある田舎町・Monsaraz(モンサラーシュ)にある老人ホームでも集団感染が発生。

そして、先週末もやはり連休とつながった長い週末だったため、リスボンから大勢、人がやって来ました。リスボンは今でもポルトガルの中で感染が続いている地域。そこから人がやって来たので、もしかしたら今週末辺り何か感染が発生する、かもしれません。

また先日はリスボン郊外のビーチでも大きなパーティー。
警察が止める事態になったけれども、もしかしたらこれが原因で集団感染が起こるかもしれません。

2020-06-16

ラゴスで集団感染が発生した模様…


ラベンダー
記事とは関係ありません


約3か月に渡って実施された緊急事態・外出自粛期間には感染者ゼロだったラゴスで集団感染が発生してしまったらしい。

ラゴスでの集団感染(英語)


詳しいことはまだ分からないが、感染源は数日前に違法に催されたパーティー。
ラゴス地域のどこでどのくらいの規模でこのパーティーが開催されたのか全く情報はないけれど、ちょうど先週は2日連続の祭日があり、それに祭日ではなかった金曜日に有休をとることによって長い週末となったリスボンからのポルトガル人が相当数やって来た週末。

もし、そのリスボンの人たちが企画したパーティーだったら、ただでさえ仲の悪いアルガルブとリスボンのポルトガル人。ますますその関係が悪化してしまうでしょう。

誰がやったのかは分からないけれど、7月8月には何とか出来る限りの観光客に来てもらいたいアルガルブにとっては、全くはた迷惑なことです。



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2020-06-12

世界平和度指数(Global Peace Index)2020年、ポルトガル第3位です。


世界地図イラスト


恐らく日本に住んでいたら気にもしなかったかもしれない世界平和度指数。たまたまポルトガルの記事で話題になっていたのでちょっと見てみました。



イギリスの「エコノミスト」紙が、24項目にわたって144か国を対象に分析し、各国がどれくらい平和かを相対的に数値化したものです。

その24項目には「対外戦、内戦の数」、「近隣国との関係」、「人権尊重のレベル」、「殺人事件の数」、「国連の介入」、「GDPに対する軍事費の比率」、などなど多岐にわたっています。

2020-06-11

アルガルブのお勧めビーチ、Salema(サレマ)


昨日水曜日は、o dia do Portugal(ポルトガルの日)で祝日、今日木曜日は o corpo de Deus(聖体祭)で祝日、明日金曜日だけ休みを取れば週末土・日と一緒になって5連休です。

外出規制の反動もあってか、リスボンからポルトガル人が来ています。
急に交通量が増えました。
そうはいっても、普段の6月に比べたらそれでも静かなんですけどね。

ここ数日は風が吹いて、5月よりもむしろ涼しくなりました。が天気は相変わらず良くビーチも気持ちいいくらいに静かです。

サレマビーチ

こちらは Praia da luz から少し Sagres(サグレシュ)よりに行ったところにある Praia da Salema(サレマビーチ)の高台から。

ビーチにはちらほら人が見えたけれど、ホテルやコンドミニアムなどの宿泊施設は軒並み閉まったままでした。

2020-06-09

手打ちうどん、できた!


麺類は韓国冷麺を除き、大好物。

今どきはこんなアルガルブの片隅のスーパーでも「Kikkoman」や「Panko」や「Wakame」が手に入るようになったけれども、それ以外のものはさすがにありません。


唯一、高級住宅街にチェーン展開しているこのスーパーでは、カレールーや神戸牛、日本酒などが入手可能です。


自分にしてみたらカレールーにこの値段は出さん、という価格帯なので購入に至ることはないけれども、こんなものをこのアルガルブで一体だれが買うんだろうといつも疑問です。

一度、レストランなどに食材を配送しているある会社の食品カタログを見たら、アジア料理のカテゴリーに冷凍うどんがあったので試しに買ってみたけれど、全く腰のないボロボロ切れる麺でダメでした。

となればもう自分で作るしかない。幸いパスタマシーンがあるから自作してみました。

パスタマシーン
これです

2020-06-08

こだわり、捨てよう。


店の厨房と家の台所ではもちろん勝手が違う。

機材も違う、スペースも違う、冷蔵庫一つとってもプロ用と家庭用ではパワーが違う。
てなわけで、家では店でやっていたようにはなかなかできないものです。

その辺は臨機応変というかこだわりを捨てなければいけない、というよりもそうでないとやっていられない。

お菓子を家で作る度に、端折れるところは端折ってみたりとにかくシンプルに。
プロの意地、ではないけれど、ここはこうしなければ、これはこういうプロセスでやらなければいけない、みたいなものがあるんですよね。
 
ラズベリームース

ムースというからにはイタリアンメレンゲを入れなきゃムースじゃない、というようなこだわりは材料やスペースの制約のために捨て、いざメレンゲ無しで作ってみたら、これはこれで全然おいしい。
「なんだ、もっと早くそうしてれば良かった」

2020-06-07

コロナウイルスがきっかけで変わる…かもしれないもの。

いよいよ6月に入り、アルガルブでは真夏日が続いています。

そして、ポルトガルでも規制緩和が始まりました。
先週あたりからはレストランもちらほら再開し始め、週末にはビーチにも人が出ています。いつの間にかパラソルなども設置されていました。

誰もいないビーチ
誰もいなかったビーチ

少し人が戻ってきたビーチ
少し人が戻ってきました

首都リスボンではまだ感染の兆しがあるようです。
まだ国境は閉まったまま。
この規制緩和もヨーロッパ内でバラバラな印象を受けます。

例えば、ここポルトガルに住居があるフランス人はフランスからポルトガルまで陸路で来ることができます。ただし、スペインは素通りのみ。途中で一泊することはできません。
イギリスとの間には行くときも帰って来る時も2週間の隔離が義務のようです。