機材も違う、スペースも違う、冷蔵庫一つとってもプロ用と家庭用ではパワーが違う。
てなわけで、家では店でやっていたようにはなかなかできないものです。
その辺は臨機応変というかこだわりを捨てなければいけない、というよりもそうでないとやっていられない。
お菓子を家で作る度に、端折れるところは端折ってみたりとにかくシンプルに。
プロの意地、ではないけれど、ここはこうしなければ、これはこういうプロセスでやらなければいけない、みたいなものがあるんですよね。
ムースというからにはイタリアンメレンゲを入れなきゃムースじゃない、というようなこだわりは材料やスペースの制約のために捨て、いざメレンゲ無しで作ってみたら、これはこれで全然おいしい。
「なんだ、もっと早くそうしてれば良かった」
チョコレートケーキも結構凝った時間のかかるクリームを作っていたけれど、時間短縮のためにもっとシンプルなものにレシピを変えました。結果、これはこれで全然いけるじゃん、という仕上がりになりました。
たかがお菓子ごときで大げさな、と思われるかもしれないけれど、こだわりを捨てると心が少しだけ軽くなる気がします。
何で自分は今まであんなに意地になってこだわっていたんだと。
特注苺のタルト。この辺りで手に入る苺は大半はスペイン・ウエルバ産のもの。
見た目はきれいだけれどこのいちご、あんまりおいしくないんだ、これが。😅
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