右膝を骨折したのは去年の10月初め。ギブスが外れリハビリが始まったのが年末(ギブスが外れてからリハビリが始まるまで一ヶ月超!)。そのリハビリが終わったのが2月半ば。
それから普通に歩くぶんにはまぁ問題なくなったけれど、坂道、階段、山道になるとやはりまだ右膝が完全ではない。特に下る時。痛みはないが何だろう、スムーズに動かない、自然に膝が折れずに引っかかる感じがある。リハビリが終わった時に処方されたサプリメントも飲んでいる(コンドロイチンやらグルコサミンが入ったもの)。効果があるのかないのか確かめようもないけれど。買ってしまったものは取っておいてもしょうがないので飲んでいる。
これは治るには長い時間がかかる、もしかしたら膝の違和感はずっと残るかもしれない、ともう受け入れている。
先日は久しぶりにオレンジ収穫に行った。アルガルブの Silves (シルベシュ)という町はオレンジで有名な町。そこでフランス人が有機農法のオレンジを栽培している。そこへ行って自分たちでオレンジを収穫。
来週にはオレンジジャムになっている予定。
ポルトガルには洒落たもの、洗練されたものはあまりないが(リスボン辺りまで行けば事情は違うかもしれない)こういう素のものは逆に手が入っていない良いものが残っているような気がします。
蜂蜜はよくスーパーで買う蜂蜜は中国産で偽物が多い、なんて話も聞いて実際それは本当なのだけれど、ここでは小さい養蜂家がいてそこで買う蜂蜜はおいしい。正真正銘の蜂蜜ですよ。
オリーブオイルもポルトガルに初めて来て食べた時は味が濃くて丸くて本当に美味しいと思った。これはあくまで個人の好みの話だけれども、オリーブオイルはスペイン産よりポルトガル産の方が断然美味しいと僕は思っている。
スペインのオリーブオイルも旅行に行ったときに食べるのだけれど、ポルトガル産に比べて僕からすると青臭い(苦みが若干強い)ものが多いことが多い。
ここ数年は Beja (ベージャ)近郊で生産されているオリーブオイルを機会があるごとに買いだめしている。もちろん一番搾り・エクストラヴァージンオイルを買うのだけれど、これが極めて手ごろな値段で手に入るので(それでも年々高くなっているけれど)贅沢にこの一番搾りのオリーブオイルでいつも石鹸を作っています。
ただ、地元人は商売っ気がないというのか想像力がないというのか、オレンジならオレンジのまま袋詰めにして売ることしかしません。ジャムにしたり砂糖漬けにしたりチョコレートと併せたり、そんなことは一切なし。そういうことをするのはここに住んでいる外国人だけです。
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