今住んでいる家にはすべての部屋にエアコンがあるけれども、それは使わず薪ストーブを設置して使っています。
エアコンで温めるのと薪ストーブの熱は全く違って、一度薪ストーブを使うと止められません。夜、燃える炎を見るのも心安らぎます。
ポルトガルに住むようになってから、いかに物を安易に買わずに自分たちで作れるか、ゴミを減らせるか、環境意識というと自分にとっては大げさに感じられるけれど、無理に極端に走ってストレスになってしまわない範囲で実践するようにしています。
石鹼づくりもその一環。
ポルトガルに移住してすぐに石鹸を自分で作るようになったけれど、色々な種類のオイルで石鹸を作ってみたり、併せて重曹や酢を駆使して、化学の実験のように楽しみながら(これ大事)試していると以来シャンプーもボディーソープも洗濯洗剤なども一切買う必要がなくなりました。
さて、薪ストーブでは当然煙突があって煤が溜まるのだけれど、以前はそれを落とすために煤を落とす専用の一体何が使われているのかよく分からない市販の人工薪を使っていました。
でも、ある時自然のものでとてもいいものがあると知り、それを試してみました。
そのものとは、
ジャガイモの皮
料理でジャガイモを剥いたら、その皮をストーブのそばに置いて乾燥させます。
後日、その皮をストーブで燃やすと感心・感動するくらい煙突の中の煤が落ちてきます。
燃え盛っている火の中に入れるのではなく、ストーブを使った翌朝、灰の中に炭火があるような状態で乾燥させた皮を入れると一番効果があるようです。
ジャガイモの皮に含まれる亜鉛が煤を乾燥させて落とすらしいです。
ちゃんと化学的な根拠があるんですね。
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