こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2022-06-14

ここもスペインもフランスも暑い。Parador de Santo Domingo Bernardo de Fresneda

 ほぼ例年通りに今年も10日間弱でフランスまで行ってきた。が、出発の数日前に体調を崩し一日延期しての出発となった。


一週間ほどで全快したので今となってはあれはコロナだったのか、それとも普通の風邪だったのか分からない。嗅覚が消えることも味覚がなくなることもなかったけれど、とにかくひどい頭痛に数日見舞われた。のども痛くなったり寒気が多少あったから熱もあったのだろうけどそれらは結構すぐに収まり頭痛だけがとにかくひどかった。


結局、大事を見て出発を一日延ばした。

けれども出発時も決して本調子ではなかった。加えてとても暑かった。ここもスペインも南仏も。というよりスペインはここよりもっと暑かった。あまり調子が良くない時にこの暑さは正直こたえる。何となく気分も乗らず旅行中珍しく写真を撮ることもなかった。


Lagos → Beja → Portel → Monsaraz →Spain・Olivenza → Badajoz → Cáseres → Salamanca → Santo Domingo de la Calzada (Parador)

 

                     

前回フランスに行ったときにまた新しい道を発見した。


それまではスペインとの国境の街 Elvas まで IC1, IC2 を使い Beja, Portel, Redondo, Alandroal とずっとポルトガル側を通っていたけれどふと地図を見ると Portel のあと Monsaraz に向かいそのままスペインへ入るルートがある。ここからスペインに入り Olivenza, Badajoz へと行く道がある。


厳密に距離を測ると実はちょっと長くなるのだけれど Monsaraz からスペイン側の街 Vilanueva del Fresno で道を曲がるだけで Badajoz までほぼ一直線の道。スピードも出せるので逆に早く Badajoz までたどり着けるような気がします。唯一の欠点は Badajoz の街中を通り抜けないといけないことか。


近頃はガソリン代の高騰で、スペインとポルトガルで値段の差がほとんど無くなってしまったのだけれどそれでも Badajoz で若干安いところをネットで見つけてまずそこでガソリンを入れる。


そこから高速を使わずに国道を使い Cáseres まで。実は1年半ほど前にフランスで2016年製の中古車を購入したのだけれど(シトロエンC3 picasso)燃費がとてもいい。長距離で使ってみた感じでは時速90~100㎞でコンスタントに走っていると驚くほどガソリンが減らない。高速で時速120㎞程出すとまたガソリンの消費が増えるから時速90~100㎞で国道を行くのが燃費の上では一番良いようだ。 


Cáseres からは高速を使うのだけれど、その少し手前に木が立ち並び犬を散歩させるのにちょうど良かった場所があったのに今回通ったら木は全て切り倒されて更地になっていた。木陰がなくなりこの暑さで犬は出せないので残念どこか他を探さなければ、と思っていたらほどなくガソリンスタンドがありその周りが良さそうだったので無事犬も散歩させることが出来た。


Cáceres からは高速に乗りここからは → Plasencia → Salamanca → Valladrid → Burgos ここで高速を下りて国道を今日の目的地 Santo Domingo de la Calzada まで、と書くとアッという間のようだけど結構距離があってしかもかなり暑かったのでちょっと今回は疲れました。ただ今の時期は日が長いから(日没は夜10時頃)19時頃 Burgos に着きそこから国道を目的地まで田舎道を窓を全開に気持ちのいいドライブでした。


Santo Domingo de la Calzada には確か2008年(だから14年前)に来たことがあるはずなんだけど泊ったパラドール以外全く覚えていません。この街までどの道を通って来たのかも思い出せません。この小さな町になぜかパラドールが2軒あって今回はもちろん以前泊まらなった方へ泊りました。

Parador Santo Domingo Bernardo de Fresneda


何だか長い名前が付いてますが元修道院を使ったパラドール。いわゆるパラドールらしいパラドールですね。本来なら写真を撮りまくったはずなのにどうしても病み上がりで写真を撮る気分ではありませんでした。写真のないブログはどうも精彩に欠けますね。

ということで YouTube から パラドール公式のビデオを見つけてきました。


このパラドールのレストランは開いてなかったので夕食は町中のレストランかもう一つのパラドールで食べます。


この町はサンティアゴ巡礼の通り道になっていて翌朝、犬の散歩をした時にはその巡礼者らしき人を結構見かけました。昔はもちろん歩いたのだろうけど自転車でグループを成している人たちもいましたよ。ホタテ貝の飾りをみんなぶら下げているのですぐに分かります。朝8時半、すでに暑くなりそうな気配です。


Santo Domingo de la Calzada → Vitoria Gasteiz → San Sebastian → フランス


朝食ブッフェでしっかり食べ、ここから目的地までは昨日よりずっと短いので朝11時チェックアウトぎりぎりの時間までホテルでゆっくりして出発。しばらく国道を時々小さな町を通り過ぎながら Vitoria Gasteiz まで。僕の田舎は新潟上越なのだけれどそこの夏を思わせる田園風景が広がり暑くても気持ちの良いところでした。


Vitoria Gasteiz の少し手前で高速に乗りそこからはフランスまで一気に走ります。


スペインのガソリン代もかなり高くなったけれどそれでもフランスよりかは若干安いので国境近くでガソリンを入れる。フランスの車ばっかり。少しでも安いですからね。

国境を挟んでスペイン側に1か所、フランス側に2か所(だったかな)料金所があります。


国境でもお金を払うので高速を使うとこの国境付近だけで計4か所で料金を払うことになります。この料金が年々上がっているような気がするんですよね、特にフランス側。スペイン側はポルトガルとの国境からこのフランスとの国境まで一切お金を払うことがないのでまぁちょっとくらい払ってやってもいいか、と思えるのだけれどフランス側はどうもぼったくられている感が拭えない。フランスとスペインで高速道路事情は全く違います。

そのまま目的地まで突っ走りました。


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