ポルトガル人は時間にルーズである。
もうこれはこの国に住んでいる人ならまず反対する人はいないと思う。
ラゴス旧駅舎。本文とは全く関係ありません。 |
時間にルーズと捉えるよりも、いちお時間を守ろうという意思はあるけれどそれが実行できない、時間に即して日程を立てそしてその通りに実行する(少なくとも実行しようと努力する)ということがもう遺伝子レベルで無理なんだろうなぁ、と思う(結果時間にルーズとなる)。
市役所や郵便局などの公の場に行くと、当のポルトガル人が時間のルーズさに文句を言っているのだから「あ、外国人だけじゃないんだね」と思うんだけど、文句を言いつつ言われつつ、それでも彼らは時間を守ろことができない。
NOS(ノシュ)というポルトガルの回線会社の一つから営業が2人、家に来て光ファイバーになるのというので契約書にサイン。
アルガルブにも光ファイバーがやって来た!
https://algarvelife.blogspot.com/2020/01/blog-post_19.html
スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ
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スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ
向こうから「1月20日〇〇時に設置工事に来ます」と言われ、その前日の午後初めにはSMSで確認のメッセージまで受け取ったのに、夕方になって新たなメッセージ「明日は来られません。新たに日程を組みたいので下記の番号に連絡してください」。
この時点で「来た!ポルトガル」と思いました。
自分がポルトガルに住んでいることを思い出させられる瞬間。
その書いてある番号に連絡しようとすると、繋がらなかったうえに料金取られました。
「え、無料じゃないの?!こういうのって」
そこで終わらないのがポルトガル。
翌1月20日朝、家に営業に来た2人の内の一人から電話。
「今日の午後、設置工事に行くからね」
「え、キャンセルになったんじゃないの?」
「……!?!?」
どうやら彼は知らなかった様子。
その彼が本社に確認の連絡をしたようで、彼から電話を受け取ったすぐ後にNOSから電話。
「今日は設置工事に行けません」
社内のコミュニケーションが全く取れていないのも正しくポルトガル。そして…
「明日(21日)の同じ時間に設置工事に伺います」
そのすぐ後にSMSで追撃。
「明日、21日〇〇時に設置工事に行きます。必ず家にいるようにしてください。もし不在だった場合は25€いただきます」
向こうの都合で予定を変えた上にもしいなければ金をとる、ポルトガルのサービス精神とは凄いものだ。
も・ち・ろ・ん・ここで話は終わらない…
その夜、SMSが。その内容はまさかの…
「明日は来られません。新たに日程を組みたいので下記の番号に連絡してください」
この時点でNOSは止めようと思いました。
もう夜だったので明日、解約しようとしたら先手を打たれました。朝一番SMS,
「1月27日〇〇時に設置工事伺います」。
もう一度だけチャンスをやろう、NOS。
冬の間、仕事をしていないからいいようなものの、普通に通勤をしている人だったらわざわざ時間を調整して決められた時間に家にいるようにしているのに、どうするのですかね、こんないい加減なことで。
と、このいい加減さがポルトガルのいいところでもあり、時に大きなため息をつかせるところでもあるんですけどね。
さて、1月27日に彼らは本当にやって来るのだろうか、乞うご期待!
前の駅舎の直ぐ隣りにある新しいラゴス駅。全く味気ない建物です。 |
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