こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-03-28

歓迎されない人たち


外出禁止令が出ている中で、とにかく天気が良いアルガルブ。

日本での新型コロナウイルス (Covid-19)の進展に関してを考察した記事を見つけたのでシェアしたいと思います。

コロナで絶体絶命のイタリアと違い、日本で死者激増の可能性は低い理由

日本は感染者がかなり早い段階で発見された国の1つだけれど、韓国やヨーロッパで見られるような爆発的な感染が起きていない、それはなぜなのか、という考察は欧米でかなりされているようで、


  • 日本には、風邪をひいたり、また花粉症の時期になるとマスクをする習慣がすでに存在する、
  • 欧州のように、あいさつでキスをしたり握手をする習慣がない、
  • 公衆衛生意識が行き届いている、


などが理由として考えられているけれど、
同時に検査数の少なさも指摘されている。

2020-03-26

この非常事態にいきなり見直されている職業。


こういう非常時にやはり国民性が出るのか。

イタリア、スペイン、ポルトガルでは非常事態宣言による外出禁止命令が比較的守られている印象を受けるけれど、フランスではそれでも外に出る人が後を絶たず、ついに政府は罰金刑、禁固刑など厳罰化。飽和状態に近づきつつある病院で最前線で治療にあたっている医師、看護師からもソーシャルメディアを通じて、家にいるように、外に出ないように、と懇願される始末。
さすがは「自由の国・フランス」ならではのことか。

個人の行動の自由、思想の自由はもちろん守られるべきもの、だけれどこの非常時に国全体の安全・国民全体の安全と個人の自由との間、どこに境界線を引くか、これも大きな課題だろう思う。


ここラゴス近辺でも、観光客はもちろん、年を通して住んでいるリタイア組の一部も自分たちの国へ帰って行ったのか、今週に入って目に見えて人が少なくなった気がします。

それでも、そもそも人が少ないところ。自分たちの国や都会に帰るより、ここにいる方が遥かに安全だ、天気もいいし、と残っている人たちもいます。