こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-12-05

アルガルブの内陸を行く。

コロナウイルスの影響のために、今年3月に店舗を閉めて完全にホームデリバリーに移行してから、途中に足の手術などもありながら、12月になってしまいました。

店舗を持っていた時と比べたら、体力的にも楽になり自分の時間もずっと増えたのだけれど、気がついたら休暇らしい休暇を取ることもなく12月に突入。

クリスマスの大仕事の前にちょっと息抜きを、と思ったけれど今はコロナウイルス対策でスペインに行くのもフランスに行くのも容易じゃない。スペイン・アンダルシアのとあるホテルに問い合わせたら、仕事や医療などの理由を除き観光目的で外から人は泊まりに来られない、とのこと。


こういう状況から、1泊だけど久しぶりにポルトガル国内観光をしてみることにしました。普段、時間があるとすぐにスペインに行ってしまうことがほとんどだったから。


咄嗟に、どこかここに行ってみたいという場所が浮かばず半ば思い付きでアルガルブの東側スペイン寄りの内陸の方へ行ってみることにしました。住んでいるところが西側だから、Sagres(サグレシュ)や Aljezur(アルジェズール)の方へは時々行くのだけれど、東側は Tavira(タヴィラ)や Castro Marim(カストロ・マリン)の海沿いは知っているけれど、内陸の方へは一度も行ったことがなかったのでこれをいい機会だと思い行ってきました。


Lagos から Alcoutim へ

西部アルガルブのアレンテージュとの境の町 Odeceixe(オドゥセイシュ)には行ったことがあるから、東部アルガルブのアレンテージュとの境の町 Alcoutim(アルクティン)をとりあえず最初の目的地に。


                      


2020-11-25

こんなものがここに…?!

 近くの小さいスーパーに行ったら、なんと「シメジ」発見。全部白いけど。

白いポルトガルのシメジ

いや、これがリスボンやポルトなら今どき珍しくないでしょう、きっと。


ここでもキッコーマン醤油は売ってるし、なぜか時々味りんもあるし。でもシメジですよ。こんなポルトガルの南の先っちょの何もない、日本とは何のゆかりもない、日本人コミュニティーがあるわけでもないこんなところで「シメジ」。棚にも「SHIMEJI」と思いっきり日本語名で表記されていたし。


以前、違うスーパーではバーモントカレーが売っていたし、一体だれが買うんだ???


キノコと言えば、ポルトガル人はキノコを恐れる。アルガルブだけの現象なのかどうか定かではないけれど、基本自分たちが知っているものしか食べようとしないポルトガル人。食べることに関してはとても好奇心旺盛な日本人とは対照的です。


色々なキノコのイラスト

何でもその昔、ポルトガルの北の方で毒キノコにあたって亡くなった家族があったらしい。それが嘘か真か知らないけれど、それ以来ポルトガル人はキノコに手を出さなくなったのだとか。


一度、農業技師だったポルトガル人と一緒に食事をしたことがあるけれども、頑なにキノコは食べようとしなかった。「お前は食べても俺は食べん」と言って。
こんなおいしいものを怖がって食べないなんてもったいないね。


で、このシメジ、バター醬油で食べたら思いのほか美味しかったです。


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