コロナウイルスの影響のために、今年3月に店舗を閉めて完全にホームデリバリーに移行してから、途中に足の手術などもありながら、12月になってしまいました。
店舗を持っていた時と比べたら、体力的にも楽になり自分の時間もずっと増えたのだけれど、気がついたら休暇らしい休暇を取ることもなく12月に突入。
クリスマスの大仕事の前にちょっと息抜きを、と思ったけれど今はコロナウイルス対策でスペインに行くのもフランスに行くのも容易じゃない。スペイン・アンダルシアのとあるホテルに問い合わせたら、仕事や医療などの理由を除き観光目的で外から人は泊まりに来られない、とのこと。
こういう状況から、1泊だけど久しぶりにポルトガル国内観光をしてみることにしました。普段、時間があるとすぐにスペインに行ってしまうことがほとんどだったから。
咄嗟に、どこかここに行ってみたいという場所が浮かばず半ば思い付きでアルガルブの東側スペイン寄りの内陸の方へ行ってみることにしました。住んでいるところが西側だから、Sagres(サグレシュ)や Aljezur(アルジェズール)の方へは時々行くのだけれど、東側は Tavira(タヴィラ)や Castro Marim(カストロ・マリン)の海沿いは知っているけれど、内陸の方へは一度も行ったことがなかったのでこれをいい機会だと思い行ってきました。
Lagos から Alcoutim へ
西部アルガルブのアレンテージュとの境の町 Odeceixe(オドゥセイシュ)には行ったことがあるから、東部アルガルブのアレンテージュとの境の町 Alcoutim(アルクティン)をとりあえず最初の目的地に。
いつも通る海岸沿いを行っても面白くないので、内陸側を通って行きました。
正直、道の状態にかなり不安があったのだけれどそれは最初から最後まで杞憂でした。
出発の日は前日までの曇り空からは考えられなかった「超」が付くほどの快晴。
Lagosを出発、N125を走りLagoa(ラゴア)の手前で Silves(シルヴェシュ)方面に進路を変えSilves(シルヴェシュ)のお城を横に身ながら Messiens(メッシーネシュ)まで。この町にはリスボンへ行くための高速道路への入口があるのだけれど、その入口をかすめるように N124 を走っていく。
この初めのところだけ工事で道の状態が悪く、内陸のローカルの道を選んだことを一瞬後悔しそうになったけれど、それもすぐに終わりました。ここからは、海沿いの高速などでは見られないきれいな景色の中、道は進んでいきました。
途中 Pé de Coelho(訳:兎のあし)を言う名前の村がありそこから急坂を上がっていくと360℃見渡せる風景がそこに。
ちょっとネットで道程をしらべていたら、ここでは自転車レースも開催されることがあるようです。そんな写真を見ました。そして、なぜかこんなところにチベット仏教のスツーバが…
「え、どうして?そんな仏教徒がいるの、ここに?!」
確かにインド人やネパール人いるけど、アルガルブには。
Alcoutim(アルクティン)に到着する直前は永遠にまっすぐな道。
そしてAlcoutim(アルクティン)に到着。と言いながらこの写真は河(グアディアナ)の手前がアルクティンで向こうに見えているのはスペイン・Sanlúcar de Guadiana という町です。やはり国境の町、山の上に城塞が見えます。ちなみに向こうは1時間早い。
河っぺりのカフェ。こんな季節(12月初め)にも関わらず結構人がいましたね。こんなところまで来てもドイツ人やイギリス人の車が散見されるのがアルガルブらしいところ。
これは河沿いにあった「ネコ🐱」と思われるオブジェ。
ここからサン・ヴィセントゥ岬まで300㎞。
さて、アルクティンは町そのものは正直普通なんだけど実は面白いものがあります。
⇨ グアディアナをスペインから綱で越える(Limite Zero)
これの為に、いずれまた来てみたいですね。
この後、Alcoutim(アルクティン)から Beja(ベージャ)へ向かうと途中、Mértola(メルトラ)という町を発見しました。
続く…
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