Alcoutim(アルクティン)を軽く観光して、そこからアレンテージュの町 Beja(ベージャ)方面へ。M507を通ってIC27に合流し Beja(ベージャ)へ向かいます。
この途中で Algarve(アルガルブ)に別れと告げて Alentejo(アレンテージュ)に入ります。
このIC27沿いに Parque Natural do Vale do Guadiana(グアディアナ渓谷自然公園)があり、その中に Mértola(メルトラ)という町があります。
どこからも遠い町 Mértola(メルトラ)
正直、この町は全く下調べをしていませんでした。Alcoutim(アルクティン)から Beja(ベージャ)へ向かう途中で Mértola(メルトラ)という名前の町を通る、ということだけでした。
そういえば、ギリシャかどっかに同じ名前で有名な観光地がなかったっけ?なんて思ったらあれは「メテオラの修道院」でしたね。
ちなみに、正確を期すると Mértola の発音は「メルトゥラ」です。"メ"にアクセント。
IC27を Alcoutim(アルクティン)の方からやって来ると、Mértola(メルトラ)のお城が現れます。
結構、「お~~~!!!」ってなる景色ですよ。何も前知識がなかっただけに、インパクトは更に大きかったです。
城壁は、もともとローマ時代のものがあったらしく、その上にイスラム教勢力下の時代に建築されたそうです。
しかも、中世のモスクが現存し、これはポルトガル国内で唯一だそうです。結構凄いですよMértola(メルトラ)の町。
こちらがポルトガルに残る唯一の中世の元モスク、ノッサ・セニョーラ・ダ・アヌンシアサオン教会(Igreja de Nossa Senhora da Anunciação)です。もちろん、例にもれず後にキリスト教会に変えられています。
Mértola(メルトラ)城の上から。どこからも遠い町なのに、町全体にあまり裏寂れた感(過疎化が進んだ感じ)はなく12月初めという時期にも関わらず結構人がいました。僕が知らなかっただけで意外に観光スポットなのかもしれませんね。
リスボンからは1日1本バスが往復してる模様です。
路地では恐らくここに住んでいるのであろう初老のオランダ人が大きな声で電話で会話をしていました。こんなポルトガルの僻地にきてオランダ語を聞くのもミスマッチです。
お城の横にはイスラム教時代の遺跡も残っています。
冬時間になったポルトガルでは結構早く日が暮れ始めます。4時前には夕方の気配になって5時半ごろには太陽自体は地平線の向こうに沈んで見えなくなり、6時を過ぎるとほぼ夜同然。そろそろ日が傾き始めたので、ちょっと急ぎ足で町中を回ってこの町を後にしました。
グアディアナ河にかかる橋。この町は Alcoutim(アルクティン)と違い、すでに少し内陸に入っているのでこの橋を渡ってもまだポルトガルです。
折角だから、この橋を渡った側からも写真を撮りました。
何かこの次機会があったらここで泊ってもいいですね。友達を連れてきても良さそうです。
こんな良さそうなホテルもあります。
Hotel Museu Mértola | Hotel em Mértola - Alentejo僕らは予約したホテルへ行くため Beja(ベージャ)を目指して出発しました。
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