こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2021-10-22

10月のアルガルブのビーチ

 もう10月の末なんですね。仕事が忙しいままに数か月が経ってしまいもう少ししたら冬時間が始まるところまで来てしまいました。


しかし、人が多い。2020年から今年7月辺りまではとても静かだったのに、8月からどうなっちゃったのだろう。みんな自粛生活が長く続いた反動で遊びまくっているのかもしれない。


数か月の間、ほとんどラゴス界隈から出ることもなくやはり少し気分転換したくなったので本当に久しぶりに断崖ウォーキングへ行ってきました。ちょうど友達も来てたし。


ポルトガルの西海岸
Praia de Cordoama

ポルトガル・アルガルブの西海岸は相変わらず素晴らしい。

初めのうちこそは何にもなくて寂しいところだなぁなんて思ったりもしたけれど、今はその何もないところがよろしい。あまり整備されてレストランや何だと色々できると人がたくさん来ちゃうからね。


アルバンデイラビーチ
Praia de Albandeira

こちらはこのアーチが売りのアルバンデイラビーチ。

ここから隣りのマリーニャビーチまで海岸絶壁沿いを歩く。まだまだ人がいました。馬に乗っている人もいました。

手ごろに歩きづらく、高低があるから歩いていても結構退屈しない。

で、こちらがマリーニャビーチ。

マリーニャビーチ
Praia da Marinha

久しぶりに来たらしっかりした駐車場が整備されていました。確かヨーロッパで最も美しいビーチに選ばれたことがあるんですよね、このビーチ。最も美しいのかどうかは分からないけれども確かにきれいなところです。

そして最近はほぼ毎日、夕日も素晴らしい。

夕日


せわしなくきちっとした生活に疲れてここに移住してくるドイツ人やオランダ人がなぜ多いのか分かる気がします。




2021-07-01

6月のフランス

 去年、コロナウイルス蔓延の影響で店を閉めホームデリバリーに切り替えてから、店を持っていた時とは比べ物にならないくらい時間が出来た。

以前なら、3月に店を開きそして閉める10月末まで自分たちの時間はほぼ無し。休みの日も会計処理や買い出しなどに追われて実質本当の意味での休みではなかった。

それがホームデリバリーにしてからガラッと変わった。時間に余裕があることは素晴らしい!ちょっと用事があったのでフランスへ一週間の駆け足で行ってきた。これも2年前までは考えられなかったこと。暖かい時期に遠出をするのはほぼ10年ぶり。

車で走っていると、いつもは冬にしか見ることのなかった景色が全然変わっていた。殺伐としていたところが緑に覆われていたり、ひまわり畑があったり、入道雲があったり、夕立がきたり。

でも、ポルトガルからフランスに着くまで、どこを走っても人が少なめでした。今までならスペインならたとえ冬でもイギリスやドイツの車、キャンピングカーの類いが良く走っていたのに今回はほぼ皆無。もう6月だったというのに。


フランスの良く行く場所も暑かった(暑さ大歓迎😎)。加えて湿度も高かったから日本の夏の様でした。

近くに Château de Gavaudun(ガボダン城)というお城があります。

ガボダン城

細い道路を走ってカーブを曲がるといきなり目の前にお城。「おお~」。

12世紀にはもう存在していたらしいです。

ガボダン城

もっとそばへ寄り。なんかこんなお城が忽然と目の前に現れるのがいかにもヨーロッパですね。実質このお城で今もちゃんと形を残しているのはこの主塔 (Donjon) だけです。

ガボダン城 主塔

小さな村の立派なお城。冬は相当寂しいところになりそうだけど、夏の間ならこういう田舎町に住んでもいいかも⁈