こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2022-03-24

やっと見つけた美味しいレストラン

 ここ数年では冬人口も増えてきたとはいえ(特にサーファー🏄)まだまだ夏の観光地であるこの辺にははっきり言って美味しいレストランがない。

もう少し正確に言うとお金を払っても食べに行きたい、と思えるレストランがない。自分が基本的に料理をするせいか自分の方がよっぽどうまく出来る、と思ってしまうレストランに行こうとは思はない。

以前、ポルトガル人シェフの小さなフランス料理屋があったのにコロナの到来とともに閉まってしまった。そういう自分たちも店を閉めてホームデリバリーに完全に移行したのだけれど。

ちょうど今、ストックホルムから友人が遊びに来ていて(夫スウェーデン・妻日本)、以前他の日本人からラゴスのここの寿司レストランが美味しかったと聞いていたところにいい機会だと思い行ってきました。ラゴスのレストランに食べに行くなんて本当に何年ぶりだろう、という次元です。

Iwashi by Ricardo Correia https://www.facebook.com/iwashibyricardocorreia (FBページ)

ラゴスのマリーナの一角。いつの間にこんなレストランが出来ていたのでしょうか。

寿司レストランもブームでアルガルブの東から西まで至る所に店が出ています。ずっと前にそのうちの一軒に行ったけれど"超"おいしくなかったので以来寿司レストランからは足が遠のいていました。

まず店の雰囲気良し。

まとめてコンボ4人分盛りを注文。

寿司盛り合わせ

寿司、巻きずし、エビのフライ、揚げ餃子、海藻酢の物盛り合わせ。

いや、これが美味しかった。

マグロはここでは普通のスーパーや魚屋では満足のいくものが手に入らないんですよね。どうしても美味しくない。ここのマグロは違いました。聞いたらやはり専門の業者から買っているようです。

鰻の寿司

更に鰻の握りです。

大体鰻自体を見ることがないけれどその鰻を日本のようにかば焼き風に出す辺りもその辺のえせ寿司屋とは違いますね。

鯛の握りずし

そしてもう一皿は鯛の握りです。

量も十分、味も良し。大抵はがっかりすることが多いラゴスのレストランでやっとまた来ても良いと思えるレストランに出会えました。
シェフのポルトガル人はリスボンで日本人と仕事をしたらしいです。でもまだ日本に行ったことなし。

ラゴスに来たら是非この寿司屋へ。

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2022-03-19

週末のデザートは…

 先週に続きもう一度クロワッサンづくり。

焼く前に冷蔵庫で冷やす、という「技」を更に徹底させて前回よりもしっかりと生地を冷やしましたよ、1時間。触っても冷たく硬くなっているのが分かる。

そして180℃のオーブンで焼くこと約20分(この温度と時間はオーブンによってかなり変わると思う)、見事に満足できる結果が得られました。

クロワッサン

こんな簡単なひと手間でこんなに結果が変わるなんて。今まで散々頭を悩ましていたのは何だったんだろう。焼く前にバターをしっかり固めることがポイントなんでしょうね。

ちなみに近くのスーパーではなぜかオーガニックのバターが通常のバターよりも安く手に入ります。こはいかに?

あまりに見事にできたので売らずに自分で食べてしまいたかったですよ。

同時に久しぶりにブリオッシュも作りました。

ブリオッシュ

ブリオッシュはクロワッサンほど手間も時間もかからないですね。

今週のデザートは「チェリーと杏子のクランブルタルト」

チェリーと杏子のクランブルタルト

上にメレンゲをワンポイントで載せてみました。
フルーツの酸っぱい系は結構好きで、チェリーも杏子もお菓子作りに使いやすいフルーツ。しかもポルトガルの杏子はかなりおいしいのだけれど、肝心のポルトガル人は杏子があまり好きではないんですよね。

彼らには酸っぱすぎる。
それに彼らは基本、お菓子に果物を使いません。

彼らは桃の方が好みです(確かに桃は酸味がない)。だから普通に店に行っても黄桃の缶詰はどこでも手に入るのに、杏子の缶詰はまずお目にかかりません。
ポルトガルに来たばっかりの時は結構戸惑いまいしたよ。フランスでも日本でも簡単に手に入っていたから。
時期になって店に出回る期間もとても短い。だから毎年季節になると大量に買ってジャムにして、こうやってお菓子に使います。


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