こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2022-07-17

夏の酷暑に水制限

蛇口と水

 

7月に入りここは夏らしい暑さになりました。

しかしここはラッキーです。どういう気候の作用か、ここ南のアルガルブよりも北のリスボンやポルトの方が暑いようです。山火事も発生しているようですがこの地帯は幸いまだ火事は発生していません。

スペインもフランスも40℃を越える酷暑。フランスで水使用の制限をしているようだけれどもここもついに8月から制限されることになったようです。


水使用制限アルガルブ


アルガルブの全ての市民プール閉鎖。噴水の停止。公共の場の水まき停止または水量削減、芝生の代わりにもっと現地の気候に適したものを植える等々。

もっと早くからこういう規制があってもおかしくないと思っていたのでやっとか、という感じもあります。今のところ一般家庭での庭の水まき禁止、何時から何時まで水の使用禁止などの規制は無いようです。

プールの閉鎖は水泳好きの自分にしたら残念だけれどしょうがないですね。何か他のことをします。

スプリンクラーと芝生

しかし問題だと思うのはゴルフ場。アルガルブに何十とあるゴルフ場の芝生管理だけでも相当の水を使っているはず。この芝生の水やりを止めるだけでもかなりの量の水の節約になると思うのだけれど、同時にゴルフはアルガルブの大事なお金の収入源。

自分はゴルフをやらないから分からないけれどもやっぱりゴルフ場の芝生は青々としていなければならないもの、なのでしょうか?

でも水は生きるのに必要な物、ゴルフはあくまで娯楽、でもたくさんのお金がそこから入って来る、問題解決は簡単ではありません。


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2022-06-26

富裕層を引き付ける国ポルトガル

富裕層が移住の候補に挙げる国の内ポルトガルが今年2022年は6位だそうだ(ヨーロッパの中では1位)。


 ⇨ 世界の富裕層が移住を考える国は?


富裕層が移住国を決める要素は、

犯罪率の低さ(これはポルトガルは優等生)

税制措置(自国民にではなく海外のリタイア組に優遇措置をとっているのは知っているけれど)

ビジネスチャンス(人が増えればビジネスのチャンスは増えるだろうけれど、いかんせんポルトガルの行政機関が無能だからこれが改善されればいいかも)


その影響かどうかは分からないけれども、最近のアルガルブの建設ラッシュはすごい。レジデンス(日本でいうマンション)や高級住宅がそれこそキノコが生えてくるように建てられている。そして値段もうなぎ上り。今もし売ることが出来る家、土地を持っているならチャンスです。

反対に家、土地を買いたいと思っている人には最悪の時です。




100万ユーロ (ざっくりと約1億5千万円) は最低ライン。

ちょっと眺めのいいところなら200万ユーロ、300万ユーロ(3億円、4億5千万円)普通です。

一体だれが買うんだ、買えるんだ、と思うんだけどこれが売れるんですね。しかもこのほとんどは居住地ではなくていわゆる別荘。だから1年の大半は誰も住んでいません。でもちゃんと庭やプールのメンテナンスはされている。維持費だけでいくらかかるんでしょうね。


ポルトガルは日本よりもフランスよりもスペインよりもお金のない国です。ポルトガルに来たばかりの頃は地元人と海外リタイア定住者との間の生活レベルの差に驚いたものだけれど、慣れとは恐ろしいもので「ま、こんなもんだよね、これで海外のお金持ちがポルトガルでお金を使ってくれて政府もそれを狙っているんだから」と思うようになりました。

道の先はどこまでも続く海


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