こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2015-11-06

Clotted cream!


Clotted cream(クロテッドクリーム)をご存知でしょうか?

僕はここポルトガルで初めてその存在を知りました。
とは言ってもポルトガルとは全く関係ありません。

イギリスで主にスコーンと一緒に食べられるクリームです。

ネットで見たところ、こういう説明が載ってました。

“クロッティドクリーム(Clotted cream)はイギリス乳製品。イギリスの南西部・デヴォン州で2000年以上も前から作られてきた伝統的クリームジャムとともにスコーンに付け食べられるのが一般的である。     -Wikipediaより

そもそも自分たちの店でスコーンを売り始めた時にイギリス人のお客さんから
「Clotted creamは無いの?」と聞かれたのがこのクリームを知ることになったきっかけ。 

イギリスから来たチェーン店Icelandが近くにあるのでそこへ行って試しに一つ購入。
スコーン、そしてジャムと一緒に食べるともうこの上ないおいしさ!


本来は牛乳を熱してその表面に固まる脂肪分を取るようだけど、今日のように店で手に入る完全に均質化されてしまっている牛乳ではどんなに熱しても表面に脂肪分は出来ない。

それなら、と脂肪分40%の生クリームを熱してみると、出来ました!クロテッドクリームが!!




スコーンとはもちろん、アップルタルトなどとも相性良し。

まだどのくらいまで生クリームを煮詰めるべきが極めてないけれど是非お試しあれ!!!




2015-11-05

Burgau (ブルガウ)


まだまだ曇り空だったけれどとりあえず雨は止みました。
明日は晴れるそう。いい加減晴れてもらわないと…

アルガルブの海岸線沿いは最西端のSagres(グレシュ)からスペイン国境のVila Real de Santo António(ヴィラ・レアル・ドゥ・サントゥ・アンニウ)まで歩ける様になっている…はず。
実際に踏破したことはないから“はず”なのだけど、このアルガルブ西部の海岸線沿いは自然の荒々しさ溢れるなかなかにきれいなところで、ほとんど民家もなく犬をリードにつなぐ必要もないから散歩には絶好の場所。

犬を連れてPraia da luzの隣町、Burgau(ブルガウ)へ。

Burgauに着くまでずっとこんな感じ

正に崖っぷち

崖の横を歩く

日本なら必ず立ち入り禁止になっているような崖沿いを歩く。自己責任ってことか。


そして見えてくるBurgauの町。
人口500人にも満たないんじゃないかという小さな町。




夏が過ぎた後は観光客も減り、ひっそりとしてます。
この裏寂れた感がいい感じ。




もと漁師の町らしくこんな船もちらほら。



海側から。

こんな小さな町なのに街中のバーから聞こえてくるのは英語だったりするところがアルガルブらしいところ。

もうほとんどのレストランが休業に入っている中でインド料理屋だけはしっかり開いてました。
客いるのかな?