こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2018-03-02

アブド・アッラフマーン1世(Abd al-Rahman I)の宮殿の跡地に建つ、Parador・Córdoba / パラドール・コルドバ

今、ポルトガルに遊びに来ている友人たちとスペインのコルドバ(Córdoba)へ。
ここアルガルブのラゴスから高速を使って行けば大体4時間の距離。このコルドバも他のスペインの街に勝るとも劣らず豊かな歴史のある街。そのコルドバの話しは次回に譲るとして今日はこのコルドバにあるパラドールの紹介。
基本的にパラドールは「Esentia」と呼ばれる中世のお城や修道院などを使い、大体が交通の便が悪いところにあるカテゴリーのものが好きなのだけれど、コルドバにあるパラドールは「Civia」というカテゴリーに属する街中に位置するパラドール。自分だけだったらまず泊ることはなかったと思うパラドールです。



外見はいわゆる普通のホテルですね。
メスキータなどがある街の中心から車で10分ほど。初めは街のど真ん中のホテルに泊った方が便利かな、とも思ったけれど物は考えよう、逆に中心からちょっと外れたところにあるので静かです。
GPSを使ってすぐに見つかりました。
もともとは紀元756年、後ウマイヤ朝を打ち立てたアブド・アッラフマーン1世(Abd al-Rahman I)の宮殿があった場所らしいです。
中は清潔感があり豪華でした。
レセプションの対応はとても感じが良かったです。

廊下はまぁ普通のホテルですね。
部屋はスタンダードにも関わらず今まで泊ったパラドールの中でも広い方でした。
ベッドに加えてソファーのスペースもあります。
入口正面は全面ガラス張り。夜は街のイルミネーションが見えます。広いテラスもあります。夏は街の中心よりも気温が数度低いらしいです。コルドバもセビリヤやマドリッドと同じように夏は相当暑くなると思うから夏に泊まるならこれは大きなプラスですね。


バーの壁は、Julian y Lola GIL(GIL夫妻、たぶん…)の作品が一面を覆っていました。
このバーの横に朝食用と夕食用の2つのダイニングルームが続いています。
食事はとてもおいしかったのですが、他のどこのパラドールよりもボリューム満点、レストランのスタッフもとてもフレンドリーでした。

もっと近くに寄るとこんな感じ。
こちらはホテルの裏手
かなり大きな屋外プールもあります。スタッフの好感度、料理の質と量、街からのアクセスの良さ、期待以上に良いパラドールでした。どうしても街の中心に泊まりたい、メスキータの見えるホテルに泊まりたい、というこだわりがなければこのパラドールお薦めです。

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