こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2019-03-28

今年の夏もドライか?


昨日、今日ととても風の強い日が続きました。

      

強風に煽られ海もこんな感じ。きれいと言えばきれいだけど、昨日、今日で天気が大きく変わるから戸惑いますね。風が強いと夜は1月や2月よりも寒く感じられます。

そして、家に帰ってメイルを見るとリスボンの日本大使館からメッセージが。
ポルトガル政府が、
高気温や強風のために山火事発生の危険性が高まったとして,3月27日(水)から31日(日)まで,高度の警戒態勢を取るとともに,焼き畑農業の禁止等の措置を発表
したそうです。

この冬アルガルブは11月に季節相応の雨が降り、これはキノコが期待できるか、と思ったのもむなしく、その後はずっと雨無し。今日のように風の強い日や曇りの日はあっても雨が降りません。
このまま行くと相当乾燥した夏が予想されます。

そしてこんなアルガルブにゴルフ場の数がざっと数えても33!
イギリス人あってのアルガルブで、そのイギリス人の好きなゴルフがのおかげでアルガルブにお金が入って来るけれども、そもそもこんな乾燥しているアルガルブにこれだけのゴルフ場を造るって完全に自然の摂理を無視していますね。

2年前にはこの近くのモンシック(Mon chique)という山が火事になり、去年はポルトガル中央部で大火事。
ポルトガル政府も相当神経質になっているのでしょう。



2019-03-24

アルガルブのビーチ、Carvoeiro~Praia do Paraíso


住んでいると、現地ガイドでもない限りどうしても普段住んでいる場所ばかりでちょっと離れた場所は全然知らない、むしろ旅行に来る人たちの方が詳しい、なんてことも起こるけれど、アルガルブの海岸線に関しても事情は同じ。
アルガルブの海岸線にはいくつものビーチがあるのに、地元のビーチ以外ほとんど知りません。
あそこに行ってみよう、あのビーチに行ってみよう、などど言いながら時が経ち、結局いつまでも行かずじまいです。

それをある朝、思い立ってちょっと足を伸ばしてここまで犬を連れてやって来ました。
Praia do Praíso(プライア・ドゥ・パライーズ、天国のビーチ)。
大層な名前が付いているけれど、このビーチはアルガルブの高級住宅街の一つ、Carvoeiro(カルヴエイル)の直ぐ隣りにあります。

Carvoeiro
Carvoeiro(カルヴエイル)はQuinta do Lago(キンタ・ドゥ・ラーグ)、Vale do Lobo(ヴァーレ・ドゥ・ローブ)、Almancir(アルマンスィール)と並ぶアルガルブ地方きっての高級層エリアです。
実際、この町の近くにミシュラン1つ星レストランが一軒、高級スーパーマーケットApolónia(アポロニア)があります。


このアポロニアは日本で言えば紀伊国屋のようなところで、行ってみてびっくり、和牛、神戸牛、バーモントカレー、ウイスキー山崎、乾麺のそばなども置いてます。誰が買うんだろう…?しかも高いし。

お隣りスペインの骨付き腿ハムが一つ1,000ユーロ(大体125,000円くらいか)で売っていたりするので、いかに購買力のある客層がこの辺りに多いか分かります(多くはイギリス、北欧、オランダ、ドイツなどから移住しているリタイア組)。



そのCarvoeiro(カルヴエイル)横のPraia do Praíso。
と言いながらビーチそのものではなく、そこから始まる海岸線沿いを行く道を歩いていきます。


他にも散歩をする人がもうひとり



誰もいない砂浜。左端に足跡があるからどこかからアクセルできるはず。名の知れたビーチからちょっと脇に入るだけで、こんな砂浜がいくつも点在しています。
遠くにPortimão を望む

良い景色を独り占めですね。


結構、山あり谷あり、歩き甲斐のある道でした。
車ではアクセスできないところは、レストランもお土産屋ももちろんなし。夏場、観光シーズンでも人がほとんどいません。お薦めですよ。