こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2023-06-14

いざ名古屋、そしてまさかの台風

 日本に着いた翌日には早速の地震、日本を実感しました。

名古屋に住む友人に会いに行きました。でも一泊だけ。2017年に日本に来たときはまだ工事中だったバスタ新宿から高速バスで向かいます。

新宿のバスターミナルだからバスタ新宿。随分捻りのないネーミングですね。

バスタ新宿
バスタ新宿(右)

久しぶりの人混みがもう逆に新鮮。もうきょろきょろしてましたよ。これが毎日になったら話は別なんだろうけど。

このバスタ新宿から名古屋へ。途中2か所の休憩地をはさんでおよそ5時間の旅。足柄サービスエリア、浜名湖サービスエリアで休憩。車内はガラガラ、快適な旅でした。

足柄サービスエリア
足柄サービスエリア

最近はサービスエリアもすごいですね。一通り揃ったレストラン、当地限定のお土産、きれいなトイレ、一つ一つ淹れるドリップコーヒーの自販機。さらに足柄サービスエリアには足湯カフェもありました。いちいち日本を感じます。曇りがちの天気だったので富士山は見えませんでした。

そしていつの間にか新東名高速道路なるのもができていたのですね。前に名古屋へバスで行った時には確か海沿いを走った記憶があるけれど、新東名はもっと内陸、トンネルと橋の連続です。道なきところに道を造ったんですね。ここでも緑が鮮やかでした。

名古屋に午後1時過ぎに到着。しかし降りたバス停は周りに特に何も目立ったものがない、駅もない、雨をよける屋根もない普通のバス停。そこに5分と待たずに友達が車で迎えに来てくれたのですが、名古屋ではそれが多いらしいです。

これが3度目の名古屋訪問。しかし最後に来たのは12年前の2011年。12年ぶりの再会、本当に嬉しかったです。
そのまま、まず「味噌煮込みうどん」を食べに山本屋総本家へ。

名古屋の赤みそは濃い。うどんは硬め。

今までもこの友達のおかげで名古屋では、
ひつまぶし、手羽先、あんかけスパゲティ―、名古屋コーチン食べました。

名古屋は東京と大阪に挟まれてしまっているせいか今一つ知名度が低い印象があるけれど、実は大阪に負けないくらい食べ物がおいしい、食べることが好きな人(自分)にはいいところ。量もあるし良心的だと思います。

今回も「味噌煮込みうどん」を食べ、夜はおいしい焼肉。レバ刺しもいただきました。このレバ刺しが超新鮮で内臓系に抱きがちな生臭さが一切ない。するっと食べられてしまいました。

翌朝は初のモーニング。これも随分気前がいいですよね。年配の方は日に2度は喫茶店に行くとか。名古屋の喫茶店はそういう社交の場なんですね。

そして東京に出発する前にお昼は「矢場とん」。

こういう店があること自体知らなかったけれど、豚のキャラクターがかわいい。

矢場とん
矢場とん


店内にもTシャツやぬいぐるみなどのグッズ。
ここで当然味噌カツ。やはり味噌の味が濃いのですよね。その場では何となくTシャツを買わなかったのだけれど今思うと買っておけばよかったか、と少し後悔しております。

この矢場とん、セントレア空港にもしっかり置かれているようです。友人が写真を送ってくれました。

矢場とん達
矢場とんがお出迎え
ははは、面白い。


しかし、実はこの日台風2号の影響で前日の夜から大雨。結構しっかり降っていてもしかしたらバスが止まってしまうのではないかと少し不安があったのです。
幸いバスは出たけれど、名古屋から大阪方面はすでに運航休止になっていました。

東京へ向かう間もずっと大雨。それでも30分遅れでバスはバスタ新宿に着き、無事家まで帰ってこられたけれど、ニュースで見たらまず東海道新幹線は東京-名古屋間運休。東名も新東名も一部区間閉鎖。自分は運が良かったと後から知りました。
名古屋くらいまでならバスで行った方がいいかもしれませんね。バスなら迂回できるし。新幹線は止まってしまってかなりの人が駅、車内で夜を過ごしたようです。しかもバスの方がずっと安い。

しかし、6月に台風って。6月って台風の来る季節でしたっけ?翌日には熱帯性低気圧になったようです。


2週間の日本滞在と決して長くはなかったのだけれどそれでも名古屋まで足を伸ばして良かったです。

高速バスの乗車券の購入はこのサイト、

自分が乗車券を買おうとした時、なぜかこのサイトになかなか行きつかなかったので次回のためにもここに貼っておきます。



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2023-06-11

エアバスA350 VS ボーイングB787 🛫

 さて、今回の日本への旅、

行きは、ファロ-ミュンヘン-関西空港-羽田

帰りは、羽田-ミュンヘン-ファロ(経由一か所だけ!)

でした。

行きの、ミュンヘン → 関西空港はルフトハンザの機材とクルー、機体はエアバスA350-900

帰りの、羽田 → ミュンヘンは全日空の機材とクルー、機体はボーイングB787-9

以前、航空業界の片隅に身を置いていた者にとって機体はどうしても気になるのです。どちらも最新鋭機。

でもこれは純粋な機体比較ではなくてあくまで一乗客の実際に乗ってみた感想です。



まず結論から言ってしまうと今回はANA B787-9 の方が良かったです。

ルフトハンザのA350。

Lufthansa A350-900
ルフトハンザ A350-900


ピッチ(前の座席と後ろの座席の距離)が結構狭かったです。座った時に「狭いな!」と感じ、国際線でこれはちょっときついのでは?と思いました。以前、同じルフトハンザのA340に乗ったときは狭かった記憶がないので機体によるのでしょうね。
ピッチが狭いゆえに前の座席についている画面がすぐ目の前に来る感じ。あくまで個人の感想だけど画面までの距離に対して画面が大きすぎだ、と思まいました。

操作はすべて画面タッチです。乗務員を呼ぶのも画面タッチ。慣れない人には乗務員を呼ぶのも簡単ではないかも、と思いました。

これは最近の傾向なのでしょうね、映画案内や音楽案内などが載った機内誌は各座席にありません。全部画面の中で確認です。映画など50くらいチョイスがあったからどんな映画があるのかそれを全部見ていかなければなりません。一覧表のようなものがあった方が便利ですね。それは帰りのANAでも同じでした。

サービスはOK。僕はJALやANAはサービスが悪いことはもちろんないのだけれど、むしろ幾分過剰だと思う方なのでエアフランスやルフトハンザのような欧州系の少し素っ気ないくらいのサービスの方が好きです。

食事がカツカレーだったのは意表を突かれました。日本へ行く便なら考えてみたらおかしくないか、と後から思ったけれどミュンヘンから出た飛行機でカツカレーがサービスされるとは予想していませんでした。
でも日本行きにも関わらず日本人乗客はほとんどいませんでした。ミュンヘンの日本人利用はそもそもあまり多くないのかな。


全日空のB787-9 StarWars R2・D2使用。

ANA B787-9 R2D2
全日空 B787-9 R2D2


僕は言われてもR2D2にどうしても見えなかったのだけれど、そういう外装でした。キャビン内は普通です。

やはりピッチが広い。これは座ってすぐに実感します。国際線の場合はこのくらいあって然るべきではないかと思います。
数値の上ではエアバスA350の方がボーイングB787よりキャビンは広いらしいのですが、僕にはボーイングの方が広く感じます。
画面タッチと同時に従来のコントローラーもあります。この方が良心的ですね。タッチパネルの反応もA350より良かったです。

これはあくまで個人的に感じることだけれど、欧州のエアラインに普段乗っていると乗務員が女性しかいないというのは結構違和感があります。JALも同じなのだろうか?日本では乗務員はやはり女性というイメージが今でも強いのですかね。それとも女性にサービスされたい、とか。それからこれは機内に限らないことだけど、全員が同じ行動、同じような歩き方、同じような話し方、同じようなサービスの仕方をする(マニュアル的)。日本はやはりサービスする側もされる側もこれを良しとするのでしょうね。僕はもっと個人差があっても良いと思います、というよりその方が人間味を感じます。この日本的なサービスはもちろん悪いということはないけれど特に優れたサービスというふうに僕は評価しません。

トイレにウォシュレットはもう日本のエアラインの機体では常識、ですね。

食事は深夜便だったので離陸直後にお菓子などが入ったポシェットを渡され、ミュンヘン到着前に食事でした。食事は…普通…でしたね。可もなく不可もなく。あ、でも機内で結構お腹がすく自分としてはちょっと量的に肩透かしだったかな。

そして到着前にR2D2機体搭乗記念のカードのプレゼント。

B787 R2D2搭乗記念カード
B787 R2D2搭乗記念カード

はは、こういうのいかにも日本らしい!


キャビンをどうするか(席数、シートの種類、トイレの配置など)は各エアラインで違うので他のエアラインのA350やB787に乗ればまた印象が違うはずです。

どの機体に乗るか、というのは飛行機の旅での楽しみの一つですね(少なくとも自分にとっては)




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