こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2023-06-20

今になって何故か気がついた、ここポルトガルやフランスと日本で大きく違うところ…

 もうかれこれ日本に住まなくなって長いけれど今までは全く気にとまらなかった違い、目につかなかった違い。おそらく5年半という空白がその違いを際立てたのではないか、と思う。

フランスやポルトガル(そして恐らくヨーロッパ全体)に表札は存在しない。

Villa ○○、とか Casa ○○とか家に名前はついていたりするけれど、そこに誰が住んでいるのかという名前の表示は基本的にない。

表札

だから郵便物は住所さえ書けば名前は何でも届く。確認できるもの(表札)がないから。今回日本に行ってなぜか、

「あ~、日本は表札というものがあるんだ。誰が住んでいるか名前が分かるんだ」

と今更ながらに新鮮な驚きがありました。場合によっては苗字のみならず家族全員の名前が出ていることもありますよね。

そこに誰が住んでいるか分かってしまう。最近の個人データがとか個人情報が奪われるとかそういう考えからしたらこの表札も個人情報を公開しているわけでヨーロッパでは表札を出すなんて考えられないけれど、習慣って面白いです。


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違いついでに、僕は電気製品を見るのが好きで量販店などに行ってしまうとカメラから家電から見て回って、

「これが富士の最新カメラか」とか、

「お、ここは Pentax を置いている、珍しい」とか、

「炊飯ジャーってこんなに種類があって以外に高いんだね」とか、

本屋に行くのと同じくらい時間がかかってしまうのだけれど、そこで思ったヨーロッパと日本で大きく違う家電2つ。


1つ目は洗濯機

洗濯機は基本ドラム式、というよりドラム式しか売ってません。最近は縦型もあまり水を消費しないものが出てきているのかもしれないけれど、ドラム式は圧倒的に水の消費量が縦型に比べて少ない。水が豊富にある日本と違うからヨーロッパではドラム式が主流になったのかな、と思います。

ドラム式洗濯機

日本でも最近はドラム式があるけれど僕が見た限りなぜか全部乾燥機能と一体化していて洗濯機能だけのドラム式がない。なぜだろう。

そしてこれは電力の違いのせいか、ヨーロッパのドラム式洗濯機は90℃まで水温を上げることができる。さすがに90℃で洗濯することは僕はないけれど30℃~60℃を選んで洗濯できるのは便利ですよ。

慣れてしまっているせいもあるけれど僕はドラム式の方が好きです。

それからこれは洗濯機に限らず家電全般に言えること、日本の家電はとにかく色々な音や音楽を出しますね(時にしゃべるものも)。洗濯機が音楽を奏でる、電子レンジが音楽を奏でる、炊飯器が音楽を奏でる、お風呂が沸くと音楽が流れる…正直うっとうしいです(^^;


そして2つ目は食器洗浄機

なんだろう、日本の食洗器はみんな小さいです。一人暮らし用なんてものも最近売ってますね。

日本の食洗器
日本の食洗器はこんな感じ

後からキッチンに追加するような感じ。
ここの食洗器は洗濯機と同じくらいの存在感があります。ほんとに小さなアパートなどは別だけど、普通のマンション、家になればキッチンに食洗器を置く場所がすで用意されてます。
僕は日本で食洗器を使ったことがなかったけれど、一度使うとあまりの便利さにもうなしでは生きていけない、とまで思います。

ヨーロッパの食洗器
ヨーロッパの食洗器

大きいからかなりいろいろな物が一度に入る。仕事上かなり油まみれの洗い物も出るから食洗器サマサマです。なぜこのような食洗器がいまもって日本にないのか不思議。


逆に日本では普通でヨーロッパに普及していない家電と言ったら…

ウォシュレットか?


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2023-06-19

羽田空港の周りは温泉天国だった…そしてラーメン🍜

 僕は東京生まれの東京育ちだけれど、その東京の中にも自分に全く縁のない地域がある。浅草に行ったのも東京タワーに登ったのも20歳を過ぎてからだった。

大田区も僕が全く知らなかったところの一つ。川崎も蒲田界隈も全く未知の世界。羽田空港が大田区にあるということも知りませんでした。羽田空港が何区にあるのか、とか考えもしなかったです。

羽田国際空港


今回はとても嬉しいことに友達が羽田空港まで車で迎えに来てくれることになりました。

普段はモノレールや高速バス移動だから羽田空港の周りに何があるのか知ることがありませんでした。今回はせっかく車があるのだからと空港周辺に何があるかと探したところ温泉銭湯施設がたくさんヒットしました。

温泉銭湯というところがポイントで、要するに銭湯なんだけれどお湯は温泉だよ、というところです。だから値段は銭湯の値段。僕たちはそのうちの一つ「ますの湯」に行ってみました。

→ ますの湯

普通に町中にあるこじんまりとした銭湯(でも温泉)でした。最近はやりの温泉スパ施設ではなく銭湯なのでマッサージやらなにやらしゃれたものはありません。24時間以上の空の旅のあとの温泉、最高でした(^^)/。湯舟は2つあって一つは茶褐色(熱め)、もう一つは炭酸温泉(温度低め)。どちらも気持ち良かったです。日本に夜着いた翌日に即温泉に入れるとは。

平日の真昼間だったけれどサラリーマン風、常連風の人たちで結構出入りがありました。

また次回も利用したいですね。僕が探した大田区の温泉銭湯はほとんどが刺青OKでした。日本人はもちろん刺青をしている外国の方も問題なく連れてくることができますよ。


こんな羽田空港の周りに温泉施設がたくさんあるのだから羽田空港にも温泉引いてくればいいのに、と思ったらちゃんとありましたね、温泉が空港にも。

→ 泉天空の湯 (羽田空港)

でも空港のというより空港に直結しているホテルの設備の一部ですね。中部セントレアのお風呂は空港施設の一部ですよね、確か。でもあちらは温泉ではないのかな?

利用料2000円。高いのか普通なのか。個人的には搭乗券を持っている人、これから飛行機に乗る人、乗ってきた人は搭乗券を見せれば半額になるとかそういうサービスがあってもいいのになぁと思いました(都合よすぎか)。

国際空港に付随した温泉施設なのに刺青お断りはちょっと残念なところ。


さて、さっそくまったりとしたところで何を食べるか? これも地理的感覚が全くなかったのだけれど実は羽田空港から横浜って結構近いのですね。日本に住んでいるときは電車移動ばかりだったのでいまいち距離感を把握していませんでした。

久しぶりの日本でこれは食べておきたいという自分で作ったリストがあったのだけれどそのうちの一つが「ラーメン」。横浜にラーメン博物館なるものがありますね。行ってきました。

→ 横浜ラーメン博物館

結構名前は以前から聞いて知っていたような気もするけれど調べたらオープンは1994年。もう30年経としているのですね。そんなに前からあったとは。全く前知識もなく言ったのだけれどこれが結構面白い。

一階は博物館という名の通りラーメンの歴史、ラーメングッズ、ラーメン作り実演などのスペース。そして地下に降りると昭和初期の世界が再現されていてそこに名だたるラーメン屋が。

横浜ラーメン博物館


横浜ラーメン博物館
こんな路地も再現されている


横浜ラーメン博物館
喫茶店。クリームソーダが懐かしすぎる!


横浜ラーメン博物館
こんな人探しの張り紙も



ラーメンが食べられるという目的だけであまり大した期待を持たずに行った分、予想以上にちゃんと昭和の世界を再現していて面白かったです。


これ、平日だったから車もすぐ駐車できたし並ばずにラーメンが食べられたけど、週末だったら車を止めるのもラーメンを食べるのも大変かもしれないですね。

そして食べたラーメンは豚骨焼豚。

横浜ラーメン博物館

久しぶりのこのこってり感、うまい!
日本に着いた翌日に温泉、そしておいしいラーメンにありつけて、空港まで車で迎えに来てくれた友達には感謝です。


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