こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2018-01-30

Santillana del mar に佇む小さなParador・Santillana Gil Bras / パラドール・サンティリャーナ・ジル・ブラス


北スペインの港町Santander(サンタンデール)から郊外に車で走って20分ほど、Santillana del mar(サンティリャーナ・デル・マール)という小さな町の中にSantillana gil bras(サンティリャーナ・ジル・ブラス)Santillana del mar(サンティリャーナ・デル・マール)という2つの小さなパラドールが広場を挟んでほぼ向き合うような形で建っています。
どちらも24室のみです。


Santilana Gil Bras


ここに車で到着する時に注意が一つ。
この町の中にはホテル滞在客と住んでいる人しか車で入ることができません。

この町の入口にGPSに誘導されながらCA133側から到着するといきなり鎖で封鎖されてそれ以上前に進めなくなります。
一瞬焦ったけれど、そこをまず右に曲がり次に最初の道を左に曲がるとInformationに到着します。
そのInformationで右手に観光客用の駐車場と、まっすぐ町の中に入る道とに分かれます。目的地はパラドールなのでそのまま町の中に入っていきます。
その後はパラドールの案内が出ているのでそれに従って進んでいけばいいのですが、途中かなり道路が狭くなるので注意です。「本当にこの道でいいのか?」と思えてきますがすぐにパラドールがあるメインの広場に到着します。

Santillana del mar

ホテルの前で車を止めて荷物を下ろしチェックイン。
車のナンバーを伝えると通行手形のような紙をくれました。滞在中、町を出入りする時はこの紙を入口で見せれば通してくれるということなのでしょう。使うことはありませんでしたが。
この時もパトカーが一台広場に泊まっていたけれど明らかにパラドール滞在客だと分かったのでしょう、何もお咎めは受けませんでした。

その後、車はSantillana del mar(サンティリャーナ・デル・マール)の方にある駐車場に止めます。特に駐車料金などは別途にかかりません。
今回はやはり冬で旅行客がそんなに多くないのでしょう、Santillana del marの方は閉まっていました。

このパラドールは17~18世紀ごろに建てられたBarreda-Bracho(バレーダ・ブラーチョ)邸を使ったものらしいです(ちょっと不確か…)。





ホテルの規模のせいか、もともと邸宅だったせいか、中に入るとホテルというよりはちょっと趣味のいい大きな家に入ったようなとてもアットホームな雰囲気です。


レセプションスペース



広い階段を上るとこんな大広間があり、この大広間を囲うように部屋へのドアが並んでいます。全体に木目調でとても落ち着く雰囲気です。
城塞や修道院を改装したパラドールとはまた一線を画していますね。

フローリングが気持ちいい客室

こちらはレセプションからレストランへと続く廊下

レストランの写真を撮り忘れました。ここは普通のレストランのようにホテルの滞在客だけでなく外からもお客さんを受け入れているようです。





レストランの他にもこのような大広間が3つほどあります。
どれもとても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。予約があればここで食事をすることもできるのでしょうね。

正直、期待していた以上のパラドールでした。

翌日はSantillana del mar(サンティリャーナ・デル・マール)散策。この小さな町は8世紀まで歴史が遡る町です。




本当に中世にいるような街並み。
加えて車が通らないのは観光していて、歩いていて本当に気持ちのいいものですね。




教会

歩いていると小さなホテルやレストランをいくつも見かけたので夏には結構な数の観光客が来るのでしょうね。サンタンデールからも近いし。

このすぐそばにはアルタミラ洞窟があるからその観光をかねてこの町に寄ってみるのもいいかもしれませんね。僕は今回、洞窟には行きませんでしたが。

                             




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