こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-01-30

滞在許可証、無事到~着。

サグレシュ(Sagres)にある陶器屋さん、A MÓ(アモ)

2週間前にセトッーバル(Setúbal)まで行って更新手続きしてきた滞在許可証が到着しました。
今回は初めて郵便で受け取る時にサインを求められました。今までは郵便受けにそのまま入っていたのに。
申請から2週間。

今回も相変わらず2年間有効だけれども、申請時に今までと違ったのは、
ー住居証明は要りませんでした。
「住むところは変わってないわね。」
「ハイ。」
以上。

ー写真も指紋も取られず、2年前の写真をそのまま利用。

ー社会保障(Segurança social)を毎月ちゃんと払っているよ~という証明書も必要なし。

受付をしてくれたおばちゃんの机の上をよくよく見ると、いつの間に出したのか僕のポルトガルでの無犯罪証明書(犯罪履歴書)がありました。
マイナンバーでこの手の書類は政府側は必要であればいつでもアクセスできるんですよね。

この国には日本で言うマイナンバー制度があって、ポルトガルに住む時には、まずこのマイナンバーを取得するところから始まります。

日本ではマイナンバー制度はまだまだ浸透していない印象を受けるけれど、ポルトガルではこのマイナンバーは、銀行口座を開くにも、どこかで仕事をするにも、保険を払うにも、とにかく至る所で必要で、要するにマイナンバーがなければこの国で暮らしの基盤を築くことはできません。

ビザや国籍取得とは違うので、マイナンバー自体は規定の手続きをすれば、ポルトガル人・外国人問わず、誰でも取得できるけれど、このマイナンバーにアクセスすれば個人の情報が全て分かる(年齢、国籍、住所、社会保険番号、犯罪歴、等々)はずで、それによって特に行政機関での業務が簡潔化される、というのがそもそもこのマイナンバー制度の目的の1つだと思うんだけど、ポルトガルでは左にあらず、何かある度に、マイナンバーと一緒に一連の書類を全て提出するように求められます。

マイナンバーの存在理由がいまいち分からないポルトガルです。


ついでに無犯罪証明書は、日本で申請されたことがある方はすでに知っていることだけれど、まず、

この目的のために証明書を出しますよ、というものがすでに決まっていて、それに当てはまらなければ証明書は出してもらえません。申請すれば誰にでも出してくれる、というものではないのです。ポルトガルへのビザ申請のためには出してもらえます。

証明書が発行された後、証明書はしっかり封筒の中に入れられていて、申請した本人でさえ内容を見ることができません。開封してはいけない、と封筒の上に書いてあります。
中を見ることができるのはこの証明書を提出する先の人だけ。
僕は最初にポルトガルでビザを申請した時、もちろんこの日本からの無犯罪証明書を提出したのですが、受け付けた係りの人が僕の目の前で開けたので、お願いしたらあっさり見せてもらえました。
英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・日本語の5か国語で犯罪歴がないことが書いてありました。
「日本では本人は見られないんだよ」と言ったら何だか不思議な顔していました。

僕は今までポルトガルとフランスで無犯罪証明書を申請したことがあるけれど、どちらの国も別に証明書が必要な理由もきかず、普通に出してくれました。もちろん本人が封を切って見ることができます。

国によって本当に違いますね……とこれは余談です。



今までは8月が更新月だったのに、今回5か月も遅れての更新申請になったら申請した今月1月が出発点になって次の更新日は2年後の1月になりました。
じゃぁ、去年8月から今年1月の間の5か月間は移民局での更新アポイントメントだけしかなかったのに、それで良しということになったのか?!


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