フランスからポルトガルにかけて、夏日が到来しました。
5月末になるかならないかのこの時期にすでにこの暑さは例年平均以上です。
用事があって久しぶりに隣町のPortimão(ポルチマォン)へ行ったので、ついでに久しぶりにPortimão(ポルチマォン)のメインのビーチ、Praia da Rocha(プライア・ダ・ロッシャ)へ行ってみました。
僕が住んでいる Praia da luz(プライア・ダ・リュシュ)よりもずっと大きな街で、新型コロナウイルス(Covid-19)による外出規制が緩和され始めてから、今どんな状況になっているのだろうとちょっと興味もあったのです。
でも、実は今まで車でサーッと何度も通り過ぎたことがあるだけで、このビーチのメイン通りを歩いたのは初めてでした。
このPraia da Rocha(プライア・ダ・ロッシャ)はアルガルブのちょうど中央付近に位置する街 Albufeira(アルブフェイラ)と並んで、特に観光開発が進んだビーチです。
なので、個人的にはあまり好きなビーチではありません。
ビーチそのものは良いけれど、この高層建築の乱立は受け付けません。
これだけのホテルやマンションがあるので、メインの通りには当然かなりの数のレストランやカフェ、バー、お土産屋、ショッピングセンターなどがあります。
が、僕が通った時はちょうどお昼時だったにも関わらず、人はまばらでほとんどレストランはまだ閉まっていました。
こちらはこの Praia da Rocha(プライア・ダ・ロッシャ)にあるミシュラン1つ星レストラン Vista(ビシュタ)。でもやはり閉まっていました。
こんな海の見える、メイン通りの一等地だから家賃も相当高いだろうし、星に見合うだけのサービスを提供するために抱えているスタッフの人数もそれなりにいるだろうし、仮に今年の夏、ほとんどポルトガル人しか来なかったとしたら、かなり経営が危なくなるんじゃないかな、と思います。
現実的な話、ポルトガル人は北ヨーロッパから来る観光客よりお金を持っていないから、こういう少し高級なレストランになるとメインの客層はイギリス人、ドイツ人、フランス人といった外から来た人たちになってしまうんですよね。
しかし、レストランの多さには驚きました。そしてそのほとんどがまだ再開できずに閉まっていて2重に驚きました。
でも、経済面を考えなければ、こんな良い天気で人は少なく、ビーチもほとんど貸し切り状態で、ずっとこうならいいのに、と正直思いました。
世界の名だたる観光地がとても静まり返っている映像を見ると、最初こそびっくりするけれど、じきにこの人がまばらにしかいない状態が普通なんじゃないかと思えてきます。
Praia da luz(プライア・ダ・リュシュ)も再開したレストランがちらほらあるとはいえ、まだまだとても静かです。
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