EU諸国のほぼすべての国境が開き、ここアルガルブも少~しだけ観光客がやって来たように見受けられます。国道の交通量もちょっとだけ増えたし、キャンピングカーが走っているのもちらほら見かけるし。
それでも7月初旬という時期を考えると、全くもって人は少ないですね。普段なら昼間一杯になってもいい Luz の駐車場もまだ半分も埋まっていないし。
フランス、スペイン、ポルトガル間も問題なく行き来できるので、心なしかフランスナンバー、スペインナンバーの車も増えたようです。
が、なぜかイギリスは、他のEUの国とは国境を開いたのに、ポルトガルとの間にだけは今でも14日間の自主隔離を義務付けしています。
イギリスからポルトガルに来るときには何もないけれど、ポルトガルからイギリスに行くともれなく14日間の自主隔離。
確かに現状、リスボンとその周辺地域ではまだ感染がくすぶっているけれど、他のスペインやフランス、イタリアより状況が悪いわけではないし、ましてやイギリスと比べたら全然ポルトガルの方が安全、という状況でこのイギリス側からの措置。
ポルトガル政府はイギリスのこの対応は理解できない、として毎日のようにイギリス側に自主隔離の規制を解くように働きかけているようです。
ポルトガル、特にアルガルブの夏の間の一番の観光客はイギリス人で、この措置のために多くのイギリス人がアルガルブ(およびポルトガル)行きをあきらめるのは必須。
ただでさえ、Covid-19の影響で観光客が激減している時に、少しでも回復が望める夏7月8月にイギリスのこの対応はポルトガル経済にとっては痛いです。
それに、ヨーロッパは陸続き。お隣りスペインのセビリアからは車で2時間もかからずアルガルブに来られるのです。イギリスからセビリアに飛び、そこから車でポルトガルへ行って、またセビリアからイギリスへ帰れば自主隔離は無し。
ポルトガルにだけ隔離政策を施すことにあまり実際的な意味があるとは思えません。
自主隔離規制を解くか、あるいはスペイン、フランスも含めて自主隔離規制をするか、やるならそこまでやらないと意味がないと思いますけどね。
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