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こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。
日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。
ここ数年では冬人口も増えてきたとはいえ(特にサーファー🏄)まだまだ夏の観光地であるこの辺にははっきり言って美味しいレストランがない。
もう少し正確に言うとお金を払っても食べに行きたい、と思えるレストランがない。自分が基本的に料理をするせいか自分の方がよっぽどうまく出来る、と思ってしまうレストランに行こうとは思はない。
以前、ポルトガル人シェフの小さなフランス料理屋があったのにコロナの到来とともに閉まってしまった。そういう自分たちも店を閉めてホームデリバリーに完全に移行したのだけれど。
ちょうど今、ストックホルムから友人が遊びに来ていて(夫スウェーデン・妻日本)、以前他の日本人からラゴスのここの寿司レストランが美味しかったと聞いていたところにいい機会だと思い行ってきました。ラゴスのレストランに食べに行くなんて本当に何年ぶりだろう、という次元です。
Iwashi by Ricardo Correia https://www.facebook.com/iwashibyricardocorreia (FBページ)
ラゴスのマリーナの一角。いつの間にこんなレストランが出来ていたのでしょうか。
寿司レストランもブームでアルガルブの東から西まで至る所に店が出ています。ずっと前にそのうちの一軒に行ったけれど"超"おいしくなかったので以来寿司レストランからは足が遠のいていました。
まず店の雰囲気良し。
まとめてコンボ4人分盛りを注文。
寿司、巻きずし、エビのフライ、揚げ餃子、海藻酢の物盛り合わせ。
いや、これが美味しかった。
マグロはここでは普通のスーパーや魚屋では満足のいくものが手に入らないんですよね。どうしても美味しくない。ここのマグロは違いました。聞いたらやはり専門の業者から買っているようです。
更に鰻の握りです。
大体鰻自体を見ることがないけれどその鰻を日本のようにかば焼き風に出す辺りもその辺のえせ寿司屋とは違いますね。
先週に続きもう一度クロワッサンづくり。
焼く前に冷蔵庫で冷やす、という「技」を更に徹底させて前回よりもしっかりと生地を冷やしましたよ、1時間。触っても冷たく硬くなっているのが分かる。
そして180℃のオーブンで焼くこと約20分(この温度と時間はオーブンによってかなり変わると思う)、見事に満足できる結果が得られました。
こんな簡単なひと手間でこんなに結果が変わるなんて。今まで散々頭を悩ましていたのは何だったんだろう。焼く前にバターをしっかり固めることがポイントなんでしょうね。
ちなみに近くのスーパーではなぜかオーガニックのバターが通常のバターよりも安く手に入ります。こはいかに?
あまりに見事にできたので売らずに自分で食べてしまいたかったですよ。
同時に久しぶりにブリオッシュも作りました。
ブリオッシュはクロワッサンほど手間も時間もかからないですね。
今週のデザートは「チェリーと杏子のクランブルタルト」
サハラ砂漠から風に乗って砂がヨーロッパに運ばれてきました。
ここはもちろんフランスや遥かスウェーデンの方へも飛んで行っているようです。
クロワッサンを作るのは決して簡単ではない。
店をまだ持っていた2年前まで一体いくつクロワッサンを作ったか分からないけれども、最後まで不均一をクリアーすることはできなかった。
とにかく見た目が揃わない。焼いた後にどうしてか潰れてしまう時、そう思うと見事な出来栄えの時、使っているオーブンの特質というものもあるだろうけれどどうしても原因がつかめなかった。
で、またクロワッサンを作る機会があったのでネットで少し粘って調べてみました。どうやったらきれいなクロワッサンを焼くことが出来るか。使っている材料はいつも同じ、作っている人も同じだから生地自体に毎回そんなに違いはないはず。いつも焼く段になってうまく行っていないような気がしてました。
そこでネットで見かけた一言、「発酵してから焼く前に冷蔵庫に入れて一旦生地を冷やしてから焼くときれいに焼けますよ」
半信半疑で試してみました。店で使っていたいわゆるプロ用の、一般家庭用のものよりずっと強力な冷蔵庫があるのでその冷蔵庫で30分、かなりちゃんと冷やした状態にしてからオーブンへ。そ・う・し・た・ら・・・
見事に焼けましたよ!びっくりしました、正直。こんな露骨に違いが出るとは思ってなかったので。
こんな簡単なひと手間で結果がこうも変わるのか。でもビギナーズラックのようなことも考えられるからもう何度か試して本当に毎回同じ結果が出るか、次の課題です。
いや~嬉しい。
ジャスミン |
今週初めにはついにこの辺りで一番安いガソリンスタンドで軽油が 1,80 € に届く値段に。
これを日本円に換算するとおよそ 226円。
ネットで調べたら東京での軽油の値段はおよそ 147円 (1.17 €)
いかにポルトガルでガソリン代が高いか実感します。
1つの比較の目安として2021年の日本とポルトガルのGDPを比べると、
日本:5,378,136 U$ (世界第3位)
ポルトガル:257.391 U$ (世界第48位)
ポルトガルは日本の約20分の1です。
これだけでもポルトガル人にとってガソリンがどれだけ高いか見えてきますね。
それでも一部のポルトガル人の運転マナーは変わらず。相変わらず目の前の信号が赤でも、目の前がすぐに交差点でもエンジンを噴かす(^-^; スズメ百まで歌を忘れず、ですね。
…と、ネットでGDPを調べたサイトで2050年の予想も載っていました。詳しい算出方法までは分からないけれど、それによると
1位・中国
2位・インド
3位・アメリカ
・
・
・
8位・日本
です。う~~ん、想像の範囲内か?!
ラベンダー |