こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-04-10

ストロベリーアイスクリームの極意


どうしても話題が新型コロナウイルス (Covid-19)のことばかりになってしまうので、全く関係ないお菓子の話を。

食材としてのイチゴは生でタルトに使ったりショートケーキに使うにはおいしいけれど、それ以外の用途で使おうとすると、意外に難しいのです。
それというのも、イチゴは例えばムースのように一度加工してしまうと味がボケてしまうのです。
ラズベリーやチェリー、リンゴなどのようにはっきりした味が出ない。しかも一度冷凍すると解凍してももう元の状態には戻らない。

イチゴを使ってアイスクリームを作っても、おいしくなくはないけれど、今一つイチゴの風味が凝縮されたような弾ける味にならない。

何とかイチゴの味を引き出せないものか、と色々試した後やっとできました。イチゴの味がしっかりと感じられる納得のいくストロベリーアイスクリームが。

一度できてしまえばコツは簡単。
イチゴをピューレにしてそのままクリームと混ぜただけではイチゴの味が霞んでしまうので、まず低糖のジャムを作ります。

(イチゴジャム)
いちご 450g
砂糖   90g(いちごの20%)
レモン汁 1個分

ジャム完成直前にレモン汁を入れるのがポイント。レモン汁の酸味はイチゴの味を引き出してくれます。ついでに色も良くなります。
また、イチゴはジャムにしてもやはり保存している間に味がとんでしまいやすいので市販のものは買わず、アイスクリームを作る時にジャムも自前で作るのが一番いいと思います。

基となるカスタードソースを作ります。
(カスタードソース)
生クリーム  200cc
牛乳     200cc
卵黄  3つ
卵   1つ
砂糖  80g

いちごジャムとカスタードソース

2020-04-09

どのようにして規制を緩和するのか?


人間、なかなか緊張感を持続するのは難しいものだと思う。

ここアルガルブの西側では、幸いにも感染者が出ていないことや天気がいいこと、緊急事態宣言のお陰(?)でイースター休暇に入ったと言えど、観光客もリスボンからのポルトガル人も来ないから人がおらず、どこか牧歌的な雰囲気も流れているため、世界は新型コロナウイルスで大変なことになっている、と情報としては分かっていてもどこか緩い雰囲気が流れている。それはとてもラッキーなことではあると思うのだけれど。

道行く人も、マスクから手袋まで完全防備の人と、普段と全く変わってません、という人とが入り乱れている。もちろん距離を保つことだけは誰もが守っている。

ポルトガルにももちろん感染被害やそれによる死亡者も出ているのだけれど、スペイン、イタリアと比べると格段に数が少なく、ときどきそれがニュースで話題になっています。
ヨーロッパ大陸の西の果てで人の行き来が少ないこと、ハブ空港(各地からの航空路線が集中し、乗客や貨物を目的地となる他の空港に中継する機能を備えた、地域の拠点となる空港)がないことなどが理由として考えられているようです。

牛たちにコロナウイルス騒動は関係ないね