こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-03-11

その町の名は…キュキュニャン(Cucugnan)!!!


ケリビュス城(Le château de Quéribus)がある町、それが…

キュキュニャン (Cucugnan)!!!

面白い名前ですよね。
初めて聞いたら、
「えっ、今なんて言った?!」

と思わず聞き返してしまいそうな名前です。


ついでに、キュキュニャンに住んでいる人たちをキュキュニャネ(Cucugnanais)と言います。早口で5度ほど言ってみましょう。

フランス人にとって、この町の名前を有名にしたのはアルフォンス・ドーデ(Alphonse Daudet)が書いた、「風車小屋だより」(Lettres de mon moulin)の中の短編「キュキュンニャンの司祭」(Le curé de Cucugnan)。

恐らく日本人にとっては、アルフォンス・ドーデ(Alphonse Daudet)は「最後の授業」(La dernière classe)の著者として知られていると思います。

2020-03-09

フランス南西部、カタリ派 (Cathare)の砦だったことで有名なお城の1つ、Quéribus (ケリビュス城)。


フランス南西部、Perpignan (ペルピニャン)とCarcassonne(カルカソンヌ)間に位置する Corbières(コルビエール)という地域に点在するお城跡の数々。少し前に何かの番組で映像を見て以来、いつか是非行ってみたいものだと思っていました。


この地域を特に有名にしているのは、12世紀前後に起きた、カタリ派(Cathre)、またはアルビジョワ派 (Albigeois)というキリスト教の一派をローマ教会が異端として殲滅させた歴史。
その時、カタリ派の信者が籠城しローマ教会の弾圧に抵抗した、とされるのがこの地域に残るお城の数々です。

幾つかお城はあるのだけれど、今回はそのうちの2つ、Quéribus(ケリビュス)とPeyrepertuse(ペイルペルチューズ)を訪れることにしました。

Château de Quéribus(ケリビュス城)