フランス南西部、Perpignan (ペルピニャン)とCarcassonne(カルカソンヌ)間に位置する Corbières(コルビエール)という地域に点在するお城跡の数々。少し前に何かの番組で映像を見て以来、いつか是非行ってみたいものだと思っていました。
この地域を特に有名にしているのは、12世紀前後に起きた、カタリ派(Cathre)、またはアルビジョワ派 (Albigeois)というキリスト教の一派をローマ教会が異端として殲滅させた歴史。
その時、カタリ派の信者が籠城しローマ教会の弾圧に抵抗した、とされるのがこの地域に残るお城の数々です。
幾つかお城はあるのだけれど、今回はそのうちの2つ、Quéribus(ケリビュス)とPeyrepertuse(ペイルペルチューズ)を訪れることにしました。
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Château de Quéribus(ケリビュス城) |
今回とてもラッキーなことに、仕事を一緒にしているフランス人の従妹が、このお城のすぐそばの村・Rouffiac-des-Corbières(ルフィアック・デ・コルビエール)というところに住んでいて、彼女の義理の兄の家が今空いているからそこに泊まればいいよ、と提案してくれました。
こんなところに建っています。
Maury(モリー)の町を通り抜けるころには遠くの山の上にこのQuéribus(ケリビュス城)が見えてきます。
よくフランス語でも Les châteaux de Cathare(カタリ派のお城)と言われることがあるけれどその呼び名は正しくありません。カタリ派の人たちはすでにそこにあったお城に籠城したのであり、彼らがこれらのお城を建てたわけではないので、正しくは Les châteaux du Pays cathare(カタリ派が住んでいた土地のお城)と言われます。
このケリビュスが歴史に最初に登場するのは1,021年、でも実際にはそれ以前から存在していたらしいけれど、はっきりした起源はまだ分かっていないようです。
カタリ派の人たちがローマ教会からの弾圧に抵抗するために籠城した後も、当時アラゴン王国(スペイン)との国境だったために要塞に改造されたり色々な歴史を経てきたようです。
Maury(モリー)の町を通り抜けるころには遠くの山の上にこのQuéribus(ケリビュス城)が見えてきます。
よくフランス語でも Les châteaux de Cathare(カタリ派のお城)と言われることがあるけれどその呼び名は正しくありません。カタリ派の人たちはすでにそこにあったお城に籠城したのであり、彼らがこれらのお城を建てたわけではないので、正しくは Les châteaux du Pays cathare(カタリ派が住んでいた土地のお城)と言われます。
このケリビュスが歴史に最初に登場するのは1,021年、でも実際にはそれ以前から存在していたらしいけれど、はっきりした起源はまだ分かっていないようです。
カタリ派の人たちがローマ教会からの弾圧に抵抗するために籠城した後も、当時アラゴン王国(スペイン)との国境だったために要塞に改造されたり色々な歴史を経てきたようです。
僕が行ったときは快晴で風もなし。強風で知られたこの地方で全く運が良かったです。
駐車場まで車で登り、そこから入場料を払っていざお城を目指して歩いていくのですが(ゆっくり歩いてもお城の上まで1時間はかからないと思います)、728mの岩の上に建つ実際のお城を目の前にして、ただただ現実のものとは思えない威圧感。そして、
「どうやってこんなものをこんなところに建てたんだ?」
という疑問しか浮かんできません。
登っている途中から。高所恐怖症の自分にはちょっとヒヤッとする行程です。駐車場まで車で登り、そこから入場料を払っていざお城を目指して歩いていくのですが(ゆっくり歩いてもお城の上まで1時間はかからないと思います)、728mの岩の上に建つ実際のお城を目の前にして、ただただ現実のものとは思えない威圧感。そして、
「どうやってこんなものをこんなところに建てたんだ?」
という疑問しか浮かんできません。
風が強い日には閉鎖されることもあるようですが、それもうなずけます。
重度の高所恐怖症の方には、もしかしたら最後まで登るのは無理な可能性もあります。
お城の入口。ここまでたどり着けばゴールは目の前!
ケリビュス城の中心、天守閣。
この場所にこの城を建てるために、いったい何人が命を落としたのだろう。転落した人は相当数いたはず😨。
そのお城の内部がこちら、
想像していた以上に見事な造りでした。
昔の人って今のようにコンピューターもない時代に優れた建築技術を持っていたんですよね。ため息が出ます。
この中にいると、一時自分がとんでもないところにいるんだということを忘れます。
ここから更に狭い螺旋階段を上り、お城の上に出ます。
そこから珍しくビデオを撮ってみました。
ここからはPerpignan (ペルピニャン)の街、そして地中海も見えます。
風が無くて本当に良かった~。
歩く場所は岩場なのでウォーキングシューズは必須です。それでもヒールでやって来る場違いな人たちも時にいるらしくとても危険です。
場所が場所なだけに、けが人が出ると救助にはヘリコプターが出動するそうです🚁。
この辺りは一般のツアー旅行に組み込まれることはあまりない地域だと思います。
でも見どころはたくさん。美味しいワインも生産されています。有名どころではないフランスの違う一面を見ることができるところです。
こちらのサイトからは一括で複数の旅行会社の見積もりが可能です。自分だけの他とは違うツアーを是非組んでみてはいかかでしょうか?
このお城やカタリ派の歴史が簡潔にまとめられているビデオを見つけました。フランス語なのですが映像を見るだけでも価値があると思います。
正にドローンがある現代だからこそ撮れる映像ですね。
ちょっと不便な場所だけれど、それだけに訪れた時の感動も大きくなると思います。
強くお勧めします。
この後は、このビデオでも紹介されているCucugnan(キュキュニャン)という町(名前が面白い)、Peyrepertuse(ペイルペルチューズ城)も訪れます。
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