異常事態ぶりがひしひしと感じられます。
先日3月17日にはついに、ヨーロッパ共同体とそれ以外の国との入出国が制限されるようになりました。
それを受けてポルトガルからEU国外、EU国外からポルトガルへの国際線も原則運休です。
(カナダ、アメリカ、ベネズエラ、南アフリカ、ポルトガル語圏諸国は例外)
ここラゴス近辺ではまだ外出禁止令は出ていないので、買い物などできるけれど、スーパー、薬局などは全て人数制限をしているからどこも入口の前には行列ができています。
友達に会っても握手もできません。
スペインーポルトガル国境 |
今からたった2週間前にフランスからスペインを縦断してポルトガルへ普通に帰って来たのに、その国境も閉鎖されました。
そんな中、昨日18日にポルトガルでもついに非常事態宣言が大統領から発令されました。
もし、用もないのに表に出たら法律違反で罰金や禁固刑が科せらる可能性もあります。
(ペットの散歩はOK)
基本自宅待機で移動が制限されるけれども、自分たちがやっている宅配はどうなるのか、警察(GNR)にまで電話して確かめました。
どうやら宅配はOKなようです。今のところ。
日本でも警察に電話したことなんてないのに、ポルトガルで警察に電話することになるとは。とても感じの良い対応でした。
そして非常事態宣言が発令された19日。とりあえずラゴスの街にあまり変化は見られません。
目下、店を開けるの見送って代わりに始めた宅配サービスが、こんな状況でお店を開けるより忙しくなりそうな雰囲気。
これから状況によっては更に厳しい外出制限が適用される可能性もあるし、まだ仕事ができるうちにしておきましょう。
あっという間にこんなことになってしまい、心の方が追いついていかない、それが正直な今の気持ちです。
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