こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2022-03-30

これはコロナのおかげ ヴィザ更新

2020年にコロナウイルスの感染が広まり始めてすぐにここポルトガルの公の窓口(市役所、社会保険センターなど)は見事に全て閉まってしまって、電話・ネット対応のみになってしまった。

それも落ち着いて今でこそ市役所の窓口などは営業を再開しているけれども僕がヴィザ(滞在許可証)でお世話になるSEF (Serviço de Estrangeiros e Fronteiras) はもうずっと閉まったままになっている。これはポルトガル外務省管轄の政府の役所で僕のような外国人のヴィザはもちろん空港での税関も彼らの管轄です。

通常ならヴィザの申請及び更新はしかるべき時にSEFにアポイントメントをとり、当日必要な書類を持って窓口に行きそこで書類が受領されお金を払い後日新しいヴィザが家に郵送で届く、という手順だったのですが、


まずそもそも論で、ポルトガルではすでに日本でいう住民基本台帳が普通になっていてポルトガル人はもちろん、ポルトガルに住所を置いている僕のような外国人もみんな住基ナンバーを持っています。
もとい、銀行口座を開くにも社会保障に加盟するにも何をするにもこのナンバーがないと何もできません。で、このナンバーは住民一人に付き1つ割り当てられているので、このナンバーにアクセスすれば年金を払っているか、税金を払っているか etc, 全て政府側は分かります。犯罪歴があればそれも分かるはずです。

で、SEFのような政府の機関であればこの住基ナンバーにアクセスする権限があるはずなので僕の住基ナンバーをチェックすれば僕がこのポルトガルでちゃんとした暮らしをしているのか(犯罪を犯していないか、税金逃れをしていないか、年金をちゃんと払っているかなど)が全て分かるはずなんです。
なのに、今までは更新のたびに色々な書類を用意しなければならず住基ナンバーは一体何のためにあるんだろう、と思っていたのですが、このコロナでSEFの窓口が全て閉まったせいで更新もネット上でできるようになりました。

滞在許可証 ポルトガル


SEF のサイトに行き、自分のヴィザ番号を入れると更新期日が迫ってきている段階であれば「自動更新」という項目が出てきます。そこへ行くと自分の情報が表示されるので(と言っても名前と住所と住基ナンバーだけ)それに間違い・変更等なければそのまま更新申請ボタンへ。
すると「申請が送信されました」と表示されてそれで更新手続き終了です。
1分とかかりません。
呆気なさ過ぎて本当に更新されるのか不安になったほどです。

そして約2週間後、新しいヴィザがちゃんと届きました。
今まで必要だった書類は何だったのだろう。ポルトガル、その気になればちゃんとできるじゃん。思わず(不謹慎かもしれないけれど)コロナに感謝しました。


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2022-03-24

やっと見つけた美味しいレストラン

 ここ数年では冬人口も増えてきたとはいえ(特にサーファー🏄)まだまだ夏の観光地であるこの辺にははっきり言って美味しいレストランがない。

もう少し正確に言うとお金を払っても食べに行きたい、と思えるレストランがない。自分が基本的に料理をするせいか自分の方がよっぽどうまく出来る、と思ってしまうレストランに行こうとは思はない。

以前、ポルトガル人シェフの小さなフランス料理屋があったのにコロナの到来とともに閉まってしまった。そういう自分たちも店を閉めてホームデリバリーに完全に移行したのだけれど。

ちょうど今、ストックホルムから友人が遊びに来ていて(夫スウェーデン・妻日本)、以前他の日本人からラゴスのここの寿司レストランが美味しかったと聞いていたところにいい機会だと思い行ってきました。ラゴスのレストランに食べに行くなんて本当に何年ぶりだろう、という次元です。

Iwashi by Ricardo Correia https://www.facebook.com/iwashibyricardocorreia (FBページ)

ラゴスのマリーナの一角。いつの間にこんなレストランが出来ていたのでしょうか。

寿司レストランもブームでアルガルブの東から西まで至る所に店が出ています。ずっと前にそのうちの一軒に行ったけれど"超"おいしくなかったので以来寿司レストランからは足が遠のいていました。

まず店の雰囲気良し。

まとめてコンボ4人分盛りを注文。

寿司盛り合わせ

寿司、巻きずし、エビのフライ、揚げ餃子、海藻酢の物盛り合わせ。

いや、これが美味しかった。

マグロはここでは普通のスーパーや魚屋では満足のいくものが手に入らないんですよね。どうしても美味しくない。ここのマグロは違いました。聞いたらやはり専門の業者から買っているようです。

鰻の寿司

更に鰻の握りです。

大体鰻自体を見ることがないけれどその鰻を日本のようにかば焼き風に出す辺りもその辺のえせ寿司屋とは違いますね。

鯛の握りずし

そしてもう一皿は鯛の握りです。

量も十分、味も良し。大抵はがっかりすることが多いラゴスのレストランでやっとまた来ても良いと思えるレストランに出会えました。
シェフのポルトガル人はリスボンで日本人と仕事をしたらしいです。でもまだ日本に行ったことなし。

ラゴスに来たら是非この寿司屋へ。

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