こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2023-06-24

ドイツ語勉強に(再び)火が点いた

 なぜだか分からないけれど昔からドイツ語の響きは好きで、もうかれこれ15年ほど前にドイツ人の知り合いができたのをきっかけにドイツ語の勉強を始めたことがありました。100%独学です。その時に一通りの文法は勉強しました。

ドイツ 国旗

でもその後、ポルトガルに住むことになりそうなるととりあえず必要なのはポルトガル語、ということでそこでドイツ語の勉強は途絶えました。もう11年前くらいのことです。

しかし、最近ここポルトガルでドイツ人の知り合いができたこと+日本からの帰りのミュンヘンでの経由中にドイツ人の友人に再会できたこと+搭乗したルフトハンザで久しぶりにドイツ語を聞いたこと、などが重なってドイツ語への興味が久しぶりにくすぐられました。

「よし、またドイツ語を勉強しよう!」

とりあえず YouTube で検索するとどれを選んでいいのか分からないくらいドイツ語習得のための色々なビデオが出てきますね。

ドイツ人のビデオ

日本に長く住んでいて日本語も話すドイツ人のビデオ

ドイツ語を話す日本人のビデオ

今は多少変わったかもしれないけれど、ポルトガルのポルトガル語の勉強をしようとした時にはこんなに条件は良くなかったですよ。まず日本でポルトガル語の教材を探すとほぼ100%ブラジルポルトガル語。YouTube で探してもブラジルポルトガル語ばかり(今は違うけど)。よっぽど日本ではポルトガルのポルトガル語の需要は少ないのだな、と思いました。

ちゃんと文法説明が聞けて、ドイツ人による発音も聞けて、今はこれがすべて無料でできてしまう。30年ほど前の語学学習とは隔世の感がありますね。友人に勧められて Duolingo も一からやってます。


フランス語は当時、本当に話せるようになりたくて文法事項も動詞の活用も名詞の性やらその他諸々全く苦にすることなく覚えたけれど、正直ポルトガル語にはそこまでの情熱はありませんでした(^^;

ポルトガルに住むからポルトガル語をやらなくてはいけない、というどちらかというと消極的な動機から始まり、いざ勉強を始めてみると(やはり)かなりフランス語と似ていて新しい言葉をやっているという感覚があまり感じられなかったです。

もしポルトガル語を先に勉強していたらフランス語に対してそのように感じたかもしれませんね。


その点、ドイツ語は文字こそ同じだけれどフランス語とは結構違う。発音も響きも違う。新鮮です。ちなみにドイツ語の発音は日本人にとってフランス語やポルトガル語より難しくないと思う。敢えて言えば子音の連続が難点かな。

別に今からドイツ語のプロになろうというわけではないので文法の勉強は控えめに、聞いて発音して、1年後どのくらいドイツ語ができるようになっているか想像しながら楽しんで勉強してます。


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2023-06-20

今になって何故か気がついた、ここポルトガルやフランスと日本で大きく違うところ…

 もうかれこれ日本に住まなくなって長いけれど今までは全く気にとまらなかった違い、目につかなかった違い。おそらく5年半という空白がその違いを際立てたのではないか、と思う。

フランスやポルトガル(そして恐らくヨーロッパ全体)に表札は存在しない。

Villa ○○、とか Casa ○○とか家に名前はついていたりするけれど、そこに誰が住んでいるのかという名前の表示は基本的にない。

表札

だから郵便物は住所さえ書けば名前は何でも届く。確認できるもの(表札)がないから。今回日本に行ってなぜか、

「あ~、日本は表札というものがあるんだ。誰が住んでいるか名前が分かるんだ」

と今更ながらに新鮮な驚きがありました。場合によっては苗字のみならず家族全員の名前が出ていることもありますよね。

そこに誰が住んでいるか分かってしまう。最近の個人データがとか個人情報が奪われるとかそういう考えからしたらこの表札も個人情報を公開しているわけでヨーロッパでは表札を出すなんて考えられないけれど、習慣って面白いです。


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違いついでに、僕は電気製品を見るのが好きで量販店などに行ってしまうとカメラから家電から見て回って、

「これが富士の最新カメラか」とか、

「お、ここは Pentax を置いている、珍しい」とか、

「炊飯ジャーってこんなに種類があって以外に高いんだね」とか、

本屋に行くのと同じくらい時間がかかってしまうのだけれど、そこで思ったヨーロッパと日本で大きく違う家電2つ。


1つ目は洗濯機

洗濯機は基本ドラム式、というよりドラム式しか売ってません。最近は縦型もあまり水を消費しないものが出てきているのかもしれないけれど、ドラム式は圧倒的に水の消費量が縦型に比べて少ない。水が豊富にある日本と違うからヨーロッパではドラム式が主流になったのかな、と思います。

ドラム式洗濯機

日本でも最近はドラム式があるけれど僕が見た限りなぜか全部乾燥機能と一体化していて洗濯機能だけのドラム式がない。なぜだろう。

そしてこれは電力の違いのせいか、ヨーロッパのドラム式洗濯機は90℃まで水温を上げることができる。さすがに90℃で洗濯することは僕はないけれど30℃~60℃を選んで洗濯できるのは便利ですよ。

慣れてしまっているせいもあるけれど僕はドラム式の方が好きです。

それからこれは洗濯機に限らず家電全般に言えること、日本の家電はとにかく色々な音や音楽を出しますね(時にしゃべるものも)。洗濯機が音楽を奏でる、電子レンジが音楽を奏でる、炊飯器が音楽を奏でる、お風呂が沸くと音楽が流れる…正直うっとうしいです(^^;


そして2つ目は食器洗浄機

なんだろう、日本の食洗器はみんな小さいです。一人暮らし用なんてものも最近売ってますね。

日本の食洗器
日本の食洗器はこんな感じ

後からキッチンに追加するような感じ。
ここの食洗器は洗濯機と同じくらいの存在感があります。ほんとに小さなアパートなどは別だけど、普通のマンション、家になればキッチンに食洗器を置く場所がすで用意されてます。
僕は日本で食洗器を使ったことがなかったけれど、一度使うとあまりの便利さにもうなしでは生きていけない、とまで思います。

ヨーロッパの食洗器
ヨーロッパの食洗器

大きいからかなりいろいろな物が一度に入る。仕事上かなり油まみれの洗い物も出るから食洗器サマサマです。なぜこのような食洗器がいまもって日本にないのか不思議。


逆に日本では普通でヨーロッパに普及していない家電と言ったら…

ウォシュレットか?


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