こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-04-09

どのようにして規制を緩和するのか?


人間、なかなか緊張感を持続するのは難しいものだと思う。

ここアルガルブの西側では、幸いにも感染者が出ていないことや天気がいいこと、緊急事態宣言のお陰(?)でイースター休暇に入ったと言えど、観光客もリスボンからのポルトガル人も来ないから人がおらず、どこか牧歌的な雰囲気も流れているため、世界は新型コロナウイルスで大変なことになっている、と情報としては分かっていてもどこか緩い雰囲気が流れている。それはとてもラッキーなことではあると思うのだけれど。

道行く人も、マスクから手袋まで完全防備の人と、普段と全く変わってません、という人とが入り乱れている。もちろん距離を保つことだけは誰もが守っている。

ポルトガルにももちろん感染被害やそれによる死亡者も出ているのだけれど、スペイン、イタリアと比べると格段に数が少なく、ときどきそれがニュースで話題になっています。
ヨーロッパ大陸の西の果てで人の行き来が少ないこと、ハブ空港(各地からの航空路線が集中し、乗客や貨物を目的地となる他の空港に中継する機能を備えた、地域の拠点となる空港)がないことなどが理由として考えられているようです。

牛たちにコロナウイルス騒動は関係ないね

2020-04-05

ポルトガルも予想通り、非常事態延長されました。


フランスやスペインに続き、ポルトガルでも非常事態が更に2週間延長されました。
それ自体は想像通りなので全く驚きません。

どうして初めから3週間とか4週間とかにしないで2週間なのかというと、憲法で非常事態を発令できるのは最大2週間と定められているらしい。フランスでもポルトガルでもスペインでもそうだから、それぞれの国の憲法がそうなってるのか、EU全体の決まりなのか分からないけれど。

僕個人は更に2週間でも足りずにその後も続くだろう、と思ってます。

そして、今週末からイースター休暇が始まります。しかし不要不急の外出は禁止されているので、どこにも行くことはできません。フランスでもポルトガルでも警察を動員して監視を強化しています。
確かにもう2週間以上も閉じ込められていて、どこかに行きたくなる気持ちは分かるけれど、相手はウイルス。人間の都合なんて関係ないですよね。
ポルトガルではイースター休暇の2週間は隣りの市へ行くことも原則禁止です。

乾燥続きのアルガルブに恵みの雨