人間、なかなか緊張感を持続するのは難しいものだと思う。
ここアルガルブの西側では、幸いにも感染者が出ていないことや天気がいいこと、緊急事態宣言のお陰(?)でイースター休暇に入ったと言えど、観光客もリスボンからのポルトガル人も来ないから人がおらず、どこか牧歌的な雰囲気も流れているため、世界は新型コロナウイルスで大変なことになっている、と情報としては分かっていてもどこか緩い雰囲気が流れている。それはとてもラッキーなことではあると思うのだけれど。
道行く人も、マスクから手袋まで完全防備の人と、普段と全く変わってません、という人とが入り乱れている。もちろん距離を保つことだけは誰もが守っている。
ポルトガルにももちろん感染被害やそれによる死亡者も出ているのだけれど、スペイン、イタリアと比べると格段に数が少なく、ときどきそれがニュースで話題になっています。
ヨーロッパ大陸の西の果てで人の行き来が少ないこと、ハブ空港(各地からの航空路線が集中し、乗客や貨物を目的地となる他の空港に中継する機能を備えた、地域の拠点となる空港)がないことなどが理由として考えられているようです。
牛たちにコロナウイルス騒動は関係ないね |