今週末土曜日5月2日にポルトガル政府は緊急事態宣言を解除する方針だそうです。
ただし、もし必要だと判断されれば、緊急事態宣言が再び出される可能性は十分にあります。
緊急事態が解除されても、ここポルトガルやイタリアでは、教育機関は新年度9月までの閉鎖がすでに決まっています。
フランスでは再来週5月11日(火曜日)から緊急事態を段階的に解除することが発表されており、それに伴い小・中・高校なども段階を踏んで再開すること、いくつかの職業(花屋、美容院、書店、etc)も感染を防ぐための必要な手段を講じた上での再開が認められています。ただしこれも状況次第で、5月7日の時点で緊急事態の解除を始めるかどうか政府は決定するそうです。
フランスの学校再開に関しては、1クラスの生徒数を15人に制限する、手洗いやマスク着用の徹底、他人との距離を保つことなど条件が出されているけれど、実際に子供を学校に行かせるかどうかは強制ではなく保護者の裁量に任されています。
すでに、自分たちの子供を学校には行かせない、と公表している政治家もいます。
こんな状況で学校を再開することに果たしてどれだけの意味があるのか、ちょっと疑問です。