僕が読んだいくつかの記事では、ゴールデンウイーク期間中の沖縄行きの国内線の予約状況がほぼ満席状態らしい。
その為に、新型コロナウイルスの感染を危惧する沖縄側が苦しい対策を取っているようだ。
何のための外出自粛要請なのか一人一人がちゃんと理解していれば、こんなことは起こりえないのに、法的拘束力を持たず、個人のモラルに頼る対策の弱さが出ていると思う。
記事を保存しなかったけれど、関東地方でも大磯、茅ケ崎方面で同じような事態が発生している。地元サーファー🏄も海を目の前に自粛しているのに他県から来ないでください、と。
驚くほど誰もいないビーチ |
日本では緊急事態が全国に拡大され、東京では毎日の感染者が連日100人を超えている。ヨーロッパの中ではスウェーデンが緊急事態を宣言せず、他者との距離をとる、飲食店の閉鎖または営業縮小などの最低限の対策で対処していて、今のところフランスやスペインのような大きな感染は起きていない。でもその反面、高齢者のコロナウイルスによる死亡者数が高いそうだ。どの国のどの対策が最善なのか、その結果が分かるのはまだ先のことでしょう。
以前、航空業界に身を置いていたこともあって、個人的には今後の航空各社がどうなるのかとても気になります。
航空業界は、ホテル業や観光業とともに今回の新型コロナウイルス(Covid-19)の影響をもろに受けている分野で、すでにエアーフランスやルフトハンザなどでも稼働率90%以上減、これからゴールデンウイークを迎える日本でもJALやANAのその期間の予約数が9割減と、とんでもない事態になってます。
どこの大きいエアラインも国が当然援助介入するけれども、近い将来に稼働率が100%に戻ることは考えずらいし、そうなると会社存続のためにはどんなに国からの援助が入っても、減便それに伴う人員削減は避けられないと思います。
便数が減れば同時に移動する人も減るわけで、空港に入っている免税店からレストラン、リムジンバスやタクシー、更に空港周辺のホテルへの影響。
機体が減れば、整備士も過剰になってしまうだろうし、機体数過剰で果てはエアバス社やボーイング社でも受注が減り、そして何百とあるその子会社にまで影響が…と考えて行ったら切りがないですね。
悲観的になってもしょうがないけれど、経営陣は最悪の事態を想定しないわけにはいかないでしょう。
こちらは今のラゴスの感染状況。São Gonçaloのところに2名と出ているけれど、これはここにある私立病院が数週間前にコロナウイルス感染者を3名受け入れたので、その数字だと思います。
南ポルトガルがこれまで幸いに大きな感染を免れています。
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