9日から13日まで、ポルトガルでは外出自粛規制が強化され、隣りの市へ行くことも原則禁止されています。
イースター前の金曜日。ポルトガルではこの日が、フランスではイースター後の月曜日が祭日です。
本来なら Sexta-feira santa(聖金曜日)と言って宗教的な祭日なのに、規制強化も手伝って驚くほど静かです。
ビーチに人は無し |
ポルトガルでは昨日9日、今までで最多のコロナウイルスの感染者数を記録した。
その前日は699人、更にその前日は712人とずっと平行線で来ていたところに、一気に1,516人、倍に増えてしまった。これは感染の勢いが頂点に達しつつあることを意味するのだろうか。
地域別の感染状況では、ポルトを含む北部での感染者および死亡者数が圧倒的に多い。
リスボンと比べて倍以上の開きがある。その理由は分からないけれど、Alentejo(アレンテージュ)やAlgarve(アルガルブ)で感染者数が少ないのはやはり絶対数が少ないからか。
ポルトガルでは来週の木曜日(16日)が非常事態宣言の最終日だけれども、大統領はすでに延長したい意向を表明しています。
宅配で車で走っていても、本当に誰もいない。異様、不思議、とても変、どう形容していいのか言葉が出てきません。
そして、やはり気になるので東京に住む友人数名に、非常事態宣言が発令されてから東京で何か変わったか、聞いてみました。
返ってきた答えはほぼ同じ、「若干減ってる気はするけど、街中に普通に人がいるよ」、「本屋も銀行も混んでた」、「他人との距離は保てなかった」。
個人事業主は保障がないから休めない、とも聞きました。
これでは非常事態宣言を出した意味が全くないですよね。ネットで記事を読んでいる限りでは、日本政府や東京都からのはっきりした対策が見えてきません。心配です。
ここ最近は、見る人間の数よりも動物の方が多い。
道を塞がれた。どいてくれ! |
これだけ、車も飛行機も人もいなくなって、野生の動物たちにとってはいいことずくめなのではないのだろうか。
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