こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2020-12-18

フランス大統領マクロン、まさかのコロナウイルス感染。

 

ポルトガル・ラゴスのクリスマスイルミネーション

コロナウイルス一色だった2020年も、あと2週間ばかりで終わろうとしている。一年で夜が一番長い日がもうすぐやって来ます。

イギリスやアメリカではワクチン接種が始まり、フランスでは年末にもワクチン接種が開始できる動きになって来ている。僕は正直、すぐにワクチン接種は受けたくないな、と思っています。


昨日はフランス大統領マクロンがコロナ検査で陽性だった、というニュースが駆け巡りました。彼は陽性結果が出るちょっと前に、EUのベルギー本部に行っていたし、スペイン首のサンチェス首相やここポルトガルのコスタ首相ともフランスで会見している。

コスタ首相は検査の結果、陰性だったようだけど大事を取ってしばらくは自主隔離。


気になったのは、テレビで見ると、マクロン大統領がエリゼ宮(大統領官邸)で他の国の要人を迎える時、マスクはしているけれど結構肩を並べて普通の距離間で立っているんですよね。必要な距離を取る、という予防策は???でした。

ポルトガル・ラゴス 星形のイルミネーション

今までもイギリスのボリス・ジョンソン、アメリカのトランプ、ブラジルのボルソナロ等々、コロナウイルスに感染したけれども、一国の長が感染したとなるとインパクトが違いますね。これでフランス人も少しは素直にマスクを着けるようになるだろうか。

今年は、大変な年だったせいかラゴスのクリスマスイルミネーションも何となくいつもより控えめな気がします。気のせいかな。
ついでにブレクジットもやって来るし、なかなか穏やかでな年末になりそうです。



2020-12-16

ラゴスのストリートアート

 

2年ぶりにアルガルブでは結構まとまった雨が降り続いています。

地球規模で温暖化の話が頻繁に聞かれるようになり、それに歩調を合わせるように2年続けてほとんど雨の降らない冬が続きました(ここ南ポルトガル・アルガルブは冬に雨が降り、春から秋にかけてはほとんど雨が降らない、というのが従来のパターンです)。

この冬も、もし雨が全く降らなかったらかなり深刻な水不足が起こることを覚悟しなければならないような状況だったので、この雨続きはひとまず歓迎です。


雨はとりあえず降るので良いとして、今度は全く寒くならない。実感としては全くそんな時期じゃないのに三寒四温といったところ。季節の変わり目ではないんだけど、今頃の時期は。

あまりに寒くならないからまだカエルは鳴いているし、アーモンドの木にちらほら花がつき始めるし(本来なら2~3月)、暖房を点けなくても過ごせてしまう夜もあります。やはりおかしい。


先日、久しぶりにラゴスの街中を歩いたらいつの間にかストリートアートというのだろう、絵が色々なところに描かれていました。

2匹のカタツムリの絵

雨の日にピッタリの絵ですね。

ポルトガル人男性の肖像画

なかなかポルトガル人の特徴をうまくとらえてますよ。本当にこんな格好の人がたくさんいます。

アズレージョ・ポルトガル人女性

アズレージョ・ポルトガル人男性









こちらはポルトガル名物アズレージョ。どちらもいい味出してますね。

アズレージョ・カフェの看板

ちょっと年季の入ったとあるカフェの看板。

この他にもまだまだ色々ありました。


2020-12-08

Beja(ベージャ)で見つけたレストラン

 

Alvito(アルヴィートゥ)から Beja(ベージャ)を通って家へ。

Beja(ベージャ)はポルトガルからフランスへ行くときの通り道、ラゴスから内陸を Ervas(エルヴァシュ)まで行ってそこからスペイン・フランスへと行くときに、いつもそばをかすめながら一度もちゃんと訪れたことない街 Beja(ベージャ)。

やっとその機会が巡ってきました。




Beja(ベージャ)に着くと早速『Castelo』の標識があったのでそれに従いお城まで。


ベージャのお城


Beja(ベージャ)のシンボル、Torre de menagem(ドンジョン・天守閣)。高さ40メートルでポルトガルで一番高い塔だそうです。
無料で登ることが出来たけれど、コロナ対策で人数制限をしていて、僕らが行ったときは11時過ぎ、次の入場は14時だ、と言われて諦めました。

この塔はかなり遠くから見えるから、登ったら相当良い景色が見られるのでしょうね。また次の機会に。


一通り町の中心部を歩いて回り、ちょうどお昼時になったのでたまたま何となく雰囲気が良さそうだったレストランに入ることに。

そこは内装が凝っていて、BGMにフラメンコやフランスの歌が流れており、ひょっとするとオーナーはスペイン人か、と思ったられっきとしたポルトガル人でした。

メニューは鶏肉や羊肉の炭火焼きなどシンプルなものだったけれど、付け合わせのピラフライスやフレンチフライもおいしかったです。


アルガルブでは観光地化が進んでしまっているためか、出来合いの大しておいしくものないものを決して安くない値段でサービスするレストランが多くてあまりお勧めできるレストランがないのだけれど、ここは当たりでした。


ベージャのお城からすぐです。ベージャを訪れたら是非どうぞ。



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2020-12-07

6年ぶりにPousadaに泊まった、Pousada de Alvito

 

今回は一泊とはいえ久しぶりのポルトガル国内観光なので、スペインのパラドールに匹敵するポルトガルのポサーダに泊まろうと思いました。

でも、多分コロナウイルスの影響だろうか、Beja(ベージャ)の Pousada(ポサーダ)は年内閉まっている様子。そこからさほど遠くない Alvito(アルヴィートゥ)というところに別のポサーダを見つけたのでそこで予約を取りました。

ポサーダに泊まるのは6年前のGerês(ジェレーシュ)のポサーダ・カニサーダ以来です。


北へ。Gerês 、そしてポサーダ・カニサーダ(Pousada Caniçada)に泊まる
https://algarvelife.blogspot.com/2019/03/geres-pousada-canicada.html
スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ






Mértola(メルトラ)から IC27を北上し、途中でIP2に合流、Beja(ベージャ)まではとてもスムーズです。Beja(ベージャ)周辺も僕がポルトガルに住み始めた頃に比べたら、道路状況は格段に良くなりました。

アレンテージュは少しイタリアのトスカーナ地方のようになだらかな丘陵地帯が多く、アルガルブとは景色が変わります。

Beja(ベージャ)からポサーダがある Alvito(アルヴィートゥ)までも30分はかからないくらい。すぐでした。


直ぐだったけれど、もう日が暮れて暗くなり途中に小さな町以外は道中真っ暗です。
あまりスピードを出しすぎないように。

2020-12-06

ここで泊っても良かった Mértola(メルトラ)

 Alcoutim(アルクティン)を軽く観光して、そこからアレンテージュの町 Beja(ベージャ)方面へ。M507を通ってIC27に合流し Beja(ベージャ)へ向かいます。


アルガルブの内陸を行く。
https://algarvelife.blogspot.com/2020/12/blog-post.html
スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ


この途中で Algarve(アルガルブ)に別れと告げて Alentejo(アレンテージュ)に入ります。




このIC27沿いに Parque Natural do Vale do Guadiana(グアディアナ渓谷自然公園)があり、その中に Mértola(メルトラ)という町があります。


どこからも遠い町 Mértola(メルトラ)


正直、この町は全く下調べをしていませんでした。Alcoutim(アルクティン)から Beja(ベージャ)へ向かう途中で Mértola(メルトラ)という名前の町を通る、ということだけでした。

そういえば、ギリシャかどっかに同じ名前で有名な観光地がなかったっけ?なんて思ったらあれは「メテオラの修道院」でしたね。

ちなみに、正確を期すると Mértola の発音は「ルトゥラ」です。"メ"にアクセント。

IC27を Alcoutim(アルクティン)の方からやって来ると、Mértola(メルトラ)のお城が現れます。

Mértola(メルトラ)の城塞


結構、「お~~~!!!」ってなる景色ですよ。何も前知識がなかっただけに、インパクトは更に大きかったです。

2020-12-05

アルガルブの内陸を行く。

コロナウイルスの影響のために、今年3月に店舗を閉めて完全にホームデリバリーに移行してから、途中に足の手術などもありながら、12月になってしまいました。

店舗を持っていた時と比べたら、体力的にも楽になり自分の時間もずっと増えたのだけれど、気がついたら休暇らしい休暇を取ることもなく12月に突入。

クリスマスの大仕事の前にちょっと息抜きを、と思ったけれど今はコロナウイルス対策でスペインに行くのもフランスに行くのも容易じゃない。スペイン・アンダルシアのとあるホテルに問い合わせたら、仕事や医療などの理由を除き観光目的で外から人は泊まりに来られない、とのこと。


こういう状況から、1泊だけど久しぶりにポルトガル国内観光をしてみることにしました。普段、時間があるとすぐにスペインに行ってしまうことがほとんどだったから。


咄嗟に、どこかここに行ってみたいという場所が浮かばず半ば思い付きでアルガルブの東側スペイン寄りの内陸の方へ行ってみることにしました。住んでいるところが西側だから、Sagres(サグレシュ)や Aljezur(アルジェズール)の方へは時々行くのだけれど、東側は Tavira(タヴィラ)や Castro Marim(カストロ・マリン)の海沿いは知っているけれど、内陸の方へは一度も行ったことがなかったのでこれをいい機会だと思い行ってきました。


Lagos から Alcoutim へ

西部アルガルブのアレンテージュとの境の町 Odeceixe(オドゥセイシュ)には行ったことがあるから、東部アルガルブのアレンテージュとの境の町 Alcoutim(アルクティン)をとりあえず最初の目的地に。