こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2019-03-10

北へ。Gerês 、そしてポサーダ・カニサーダ(Pousada Caniçada)に泊まる


今日は少し以前の話。2014年のクリスマス前に北ポルトガルへ行ってきました。
まだまだ世の中には素晴らしいものがたくさんありますね。

ちょっと見づらい…

今、住んでいるのはAlgarve(アルガルブ)でポルトガルの最南地方。
これは日本の八地方区分(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州)にほぼ相当するものだと自分は理解しているけれど、その最南Algarveから最北地方Minho(ミーニュ)まで車で一気に北上。850kmくらい。

初めはポルトへ行くことも考えたけれど(まだ行ったことなし)、性格上、ツアー旅行では行きづらそうなところ、車でないとアクセスしづらい辺鄙なところに行ってみたくなるのでポルトはまた次の機会に譲りました。

泊まるところはもちろんPousada(ポサーダ)。ということでPousadaのサイトで探してMinho地方にある町Gerês(ジェレース)のPousadaが良さそうだったのでここを目的地に決定。




しっかし、ポルトガルはスペインと比べると運転しずらい!
なぜか?
一つは下の記事で書いたような高速道路の不親切な支払いシステム。

アルガルブの高速道路A22
https://algarvelife.blogspot.com/2016/02/blog-post_16.html
スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ
このようなシステムの高速道路、アルガルブだけではありません。ポルトガルの他の地域にもあります。間違って入ってしまったら、2日後に料金を払いに行かないといけません。

二つ目は標識表示がいい加減、初めてそこを運転する人の身になって標識が設置されていない。交差点で目的地の名前を見つけてそこを進んでいくと、次の交差点でその名前が消えていることは日常茶飯事。

三つ目は道路が狭いところが多い。

四つ目、スペイン人もスピード狂が多いけれど、ポルトガル人はそれに輪をかけてスピード狂が多し。ついでに後ろにピッタリくっつく人も多い。

挙げていくと結構ありますなぁ。ポルトガルを運転されるときはお気をつけて。


で、目的地に到着。
いきなり感想から。ホテルも場所もとてもいいところでした。

         

ポサーダとしては珍しい山小屋風


ラッキーなことにクリスマスちょっと前の週でお客は自分たちだけ。完全貸切でした。

中はこんな感じ


一階は眺めの良い景色が見えるサロンとレストラン。客室へは木の階段を上がって二階へ。二階にも広々としたスペースがありました。連泊してゆっくり寛げそうなホテルです。全体が石と木でできていて雪山のロッジに泊まっているような感じ。
今時のドバイあたりの超近代的なホテルにはあまり興味が湧かないのだけれど、こういう小さなこじんまりしたホテルは好きです。しかも他にお客はなし!



石造りの暖炉にもちゃんと火が入っていました。その前に陣取って正に独り占め。
寒い時の暖炉、冬ならではですね。


ホテルからの眺め。
当然だけれど、アルガルブとは全く違う風景。
ポサーダで暖炉の横でくつろいでいるだけでも来た甲斐があった思いました。

➡ Pousada/ポサーダのサイトです。

ここからポルトガル唯一の国立公園Peneda-Gerês(ペネダ・ジェレース)はすぐです。

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