場所は、ポルトガルの中ほどに位置する街、ビゼウ(Viseu)からほど近いところ。
18世紀半ばに Luís de Albuquerque de Mello Pereira e Cáceres (Luís が名前で後は全部苗字)という人物によって建設された荘園領主の邸宅。
すでに2009年にホテルとしてオープンし、2015年にパラドールに変わりました。
パラドールお馴染みのサイン。
パラドールだけれどスタッフは全員ポルトガル人。パラドール=スペインという感覚があるから、いきなりポルトガル語を話されるととても違和感があります。
入口を入り左に折れると駐車場。ここはパラドールの敷地内に無料で車を止められます。
この時期にしては結構車が止まっていました。でもお客の大半はスペイン人だそうです。
駐車場の中央にある泉。
ホテルの建物自体は敷地全体のほんの一部で、周りにはフランス庭園、英国庭園、そしてブドウ畑やオリーブ畑があり、ここでワイン、オリーブオイル、ジャムなどが作られています。それらはもちろんレストランで食べることができます。
毎度のように犬を連れているのだけれど、特にレセプションで断ることもなく犬をつながずに散歩をしても全く何もお咎めは受けませんでした🐾。
さて、ホテルの中はバロック様式というらしくこの辺りのことは僕は全く分からないのだけれど、邸宅だっただけあって中世のお城を使ったパラドールよりも少し大きい家のような雰囲気でした。
企業のミーティングに使えるようにされたサロン。閉まっているところもあったので全部は見られなかったけれど、こんなサロンがいくつもあるようです。
また違うサロン |
こちらが朝・夕のレストラン。元の建物には無かった完全に付け足されたスペースなのでホテルの他の場所と比べると完全に今どきのインテリアになってます。
最近のパラドールは食事にかなり力を入れいて、味はもちろんその土地その土地の特産もメニューに取り入れています。
そういう観点から今回食事だけが今一つ物足りなかった、というのが正直な感想です。
味は良かったけれど、「素晴らしい」と言えるレベルに向けてもうちょっとの努力を期待します。と偉そうに…
いずれ第2、第3のパラドールがオープンするのでしょうか。楽しみです。
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