こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。

日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。

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2019-12-25

アストゥリアスの壮大な修道院、Parador Corias / パラドール・コリアス

アストゥリアス地方の山の中にるパラドールです。
以前からずっと行ってみたいと思っていたパラドール、ついに訪れることができました。


北スペインをガリシアからフランスまでの国境を走る高速道路A8を途中で降り2時間ほど走ったところ。小さな町の道路わきにいきなりどでかいパラドールが現れました。



                      

11世紀、1022年から1044年の間に建てられた修道院がこのパラドールの原形になっています。
その修道院は1763年の大火事でほとんどが消失してしまいました。
その後すぐに再建された修道院が今日見られるこの建物です。初めに修道院があった場所は今はパラドールの駐車場となっていて地面にその跡が描かれています。

パラドールのすぐ横に無料で止められる屋外駐車場が一つ、その奥に地下に降りるガレージ(おそらく有料)があります。

2013年7月15日、パラドールとしてオープンしました。

入口すぐ横にありました

入口

敷地面積7732平方メートルに及ぶ大きな修道院です。

ホテルの中に入ると、まずとにかく廊下が広い。


ここまで広くスペースを取っているパラドールもそうそうないような気がします。
全体に余計な装飾のない近代的なシンプルな内装です。


この元修道院にはこのような大きな回廊が2つ合わさっています。


グルっと回廊を一周。パラドール全てを見て回るだけでも結構な時間がかかりました。
修道院なので教会もあります。
パラドールが入っている修道院の部分も含めて、ガイドツアーが毎日予定されています。



こちらはレセプションでも是非行ってみてください、と言われた図書室。
その広さと蔵書の多さにびっくりです。
それこそ1週間くらい滞在してとことんゆっくりしてみたいですね、このパラドール。

スパ(有料)と滞在客は無料で使用できるプールもあります。知っていれば水着持ってきたのに…

いつものようにウェルカムドリンクをバーで飲み、夕食用のレストランへ行くと、


こんなところ、さすが最近のパラドールだけあって近代アート風です。この内装も意表を突かれました。


前菜はイベリコハムの山盛り。これで一人分。気前のいいことこの上ないけれどさすがに全部は食べきれませんでした。

メインの写真は撮り忘れてデザートはチョコレートケーキ。


これだけホテルが見事だと当然、食事への期待も高まるというもの。ここも他のパラドール同様食事に手抜きは無し。美味しかったです。
そしてこの日もレストランのお客は僕らのほかに1テーブルだけでした。


こちらはスタンダードの部屋。すっきり清潔感がありスタンダードと言えど贅沢に空間を使ったゆったりとした部屋でした。

修道院として使われていたころの修道僧は、まさかここがホテルになり世界中から人がやって来て快適な時間を過ごすことになるとは想像もしなかったでしょうね。



夜が明け、朝食のレストランが2階にあるこちら、


こちらは大胆に赤を基調にした食堂です。天井には逆さにした鉢植えが使われています。
やはり意表を突かれました。インパクト大です。18世紀の修道院にいるのにレストランは都会で見かけるようなレストランそのまんま。


パラドール探検はまだまだ続く。



ホテルの向かい側にはこんな歴史のありそうな橋が。
雨がずっと降り続いていたので水はふんだんに流れていました。ポルトガル・アルガルブとは大違い。せせらぎの音はいつ聞いても心地よいですね。

山の中、小さな村の中にある大きなパラドール。この次来るときは数日滞在して十二分にこのパラドールを満喫したいです。

パラドール公式サイト・コリアス ⇩
https://www.parador.es/en/paradores/parador-de-corias



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