![]() |
| スイカ!🍉 |
MRI検査
にほんブログ村
こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。
日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。
![]() |
| スイカ!🍉 |
アルガルブ地方は夏になると例年山火事の多い地域。でも今年の夏は特に ポルトガル中部や北部での山火事が目立ちこの辺り(アルガルブ西側、Lagos, Bordeira, Aljezurあたり)ではあまり火災の話を聞くことはなかったんです。
でも今日、ついに西アルガルブでも火災が発生。距離は離れているから直接的な被害はないけれど立ち上る煙が太陽の光を遮り、空気中には煙たい匂いが漂っています。遠くからでも自然の力の大きさを感じさせられます。
今後しばらくは風の強い日が続く予報です。雨の兆しはまだ見えず乾燥した気候と風が重なることで火勢が広がる心配もあり。火災現場から離れていても、煙や空気の質に影響が出る可能性もありますね。
以前、もっと田舎の方に住んでいた知人が万が一のために一晩、僕の家に避難してきたこともありました。
アルガルブでは火災が少なくないものの、今夏は中部や北部での山火事が特に多く、この地域では比較的静かな状況でした。そんな中で発生した今回の火災は住んでいる人にも訪問者、観光客にとって大きな驚きと警戒を促す出来事ですね。
![]() |
| 太陽の光も遮る |
自然は美しくも時に脅威となる存在。改めてその現実を意識させられる日となりましたよ。
![]() |
| Citroën Picasso C3 |
ポルトガルでは年に一度の車検(IPO: Inspeção Periódica Obrigatória)が義務付けられています。僕の車検の時期は毎年9月。事前に予約した時間に指定の検査場へ行くだけです。
今年の費用は 36,64€(約6,300円ほど)。去年はもっと高かった気がするけど正確には覚えていません。年々安くなっているというわけでもないだろうけど、「車検」というイメージからするとかなりお手頃に感じます。
僕は日本の車検事情を詳しく知らないけれど、もっと費用がかかるのではないでしょうか。
検査はとてもスムーズで、だいたい15分くらいで終わります。
すべてのライトのチェック
排気ガスの検査
ブレーキやハンドル操作を指示されるまま実施
車体の下回り確認
異常がなければ「1年間有効の証書」を受け取り、そのまま乗って帰ります。
昨年は「わずかなオイル漏れあり」と指摘され修理しましたけれど、今年もまた同じ場所から漏れがあるとのこと。ガレージに見てもらったところ、保証期間中だったため 無料で修理 してもらえました。これはラッキーでしたね。
そして不思議なのは、EU内では車検の厳しさが国ごとに違うのにポルトガルの車検を通していればどの国へでも自由に車で行けてしまうということ。同じヨーロッパでもこうした統一の無さ?があるのは面白いですね。
![]() |
| 今日注文の誕生日ケーキ・パブロバ |
ポルトガル南部のリゾート地、アルガルヴで思わぬ発見。
なんと現地でドラえもん!普段ポルトガルのテレビを全く見ない僕にとって、日本のアニメがこんな遠い土地で親しまれているのは驚きでした。やはり、ドラえもんは世界中で愛されるキャラクターなのですね。
日本からおよそ30時間の距離にあるこの地で、ふと日本を近くに感じる瞬間でした。観光地として知られるアルガルヴですが、9月初めは観光客が少し落ち着く時期。しかし最近ではまた徐々に活気を取り戻してきました。
7月8月の旅行組が帰って居住組やリタイア組がやってくる。
今日も突き抜けるような青空と夏の陽気に包まれ、海岸沿いを歩くだけで心が軽くなる感覚です。ポルトガル旅行での思いがけない「日本とのつながり」に、ちょっとした驚きと喜びを感じました。
![]() |
| EESのイメージ |
2025年10月12日から、EU(シェンゲン圏の29〜30か国)で「出入域システム(Entry/Exit System=EES)」が段階的に導入されます。日本人を含む非EU国籍者が対象で、これまでのパスポートのスタンプ押印を電子的な記録と生体認証に置き換える仕組みです。EU公式広報誌 EU MAG でも詳しく紹介されています。
EU MAG 出入域システム(EES)について教えてください
ここでは、EESがどんな制度なのか、メリットと同時に「実際にはこういう課題もあるよね」という点を少し整理してみたいと思います。
対象:非EU国籍者(シェンゲン圏に短期滞在する人、もちろん日本人も対象)
記録するもの:入出域の日時・場所、渡航書類データ、顔写真や指紋などの生体認証情報、過去の入国拒否歴など
導入時期:2025年10月から6か月かけて導入し、2026年4月には全面運用スタート予定
国境審査の効率化:スタンプが電子化され、スムーズに通過できるようになる。
渡航者に優しい(はず):セルフサービス端末や事前情報提供で、待ち時間が減る可能性。
不法滞在防止:生体認証で滞在期間オーバーや偽造書類の利用を見つけやすくなる。
セキュリティ向上:リスクのある人物を特定しやすくなり、犯罪やテロ対策につながる。
不法入国は止められない?
EESは公式な国境を通る人には効果的だけど、陸路や海路を使って不法入国する人たちには対応できない。
データがあっても送還できない現実
たとえばフランスでは「退去命令(OQTF)」が出ても、実際に強制送還されるのは全体の10%程度と言われています。つまり「誰が不法滞在しているか」は分かってもそこから先の実行力に難あり。
プライバシー問題
顔や指紋といった生体情報を大量に集めるので、データ流出や監視社会化への懸念はつきまとう。登録されるデータは厳重に保護されており、と言っているけれどどこまで信用できるものなのか…
コストが高い&運用も大変
設備投資やシステム維持、職員の教育など、莫大なお金と労力がかかります。導入直後はむしろ混乱する可能性も。ま、それは時間が解決するか。
一般旅行者の負担増
対象は「普通の旅行者」なので、結局いちばん影響を受けるのは真面目に合法で観光やビジネスで訪れる人たち。慣れるまでは手続きが面倒に感じるかも。
“やってます感”も?
実効性以上に「不法移民対策してますよ!」という政治的なメッセージの側面も見えるような気が...
EESは国境管理をデジタル化して効率化を図る画期的な仕組みと謳っている一方、(公に言われている)不法移民問題を根本的に解決するものではないでしょうね。
特に、送還体制の不備や不法入国経路への対策不足など、EES単独ではどうにもならない部分が残ってます。
旅行者にとっては利便性が高まる部分もあれば逆に最初は不便に感じる部分もある。
不法移民が目的の人は陸を歩いて、海を渡って入ってくるでしょう。普通に真面目に正攻法で旅行に来る人達に負担を強いて結局不法移民は無くならない構図が透けて見える、というのは言い過ぎか???
そう言えば、6月にリスボン空港の税関を通過した時に、自動改札機のような機械がたくさん隅の方に置かれていましたね。このEESに対応するためのものだったのかな。
![]() |
| ラゴスの海と空 |
日本や北欧が大雨に見舞われている中、ここポルトガル南部アルガルブでも季節の変わってきました。間違いなく秋が近づいていますね。
日本では静岡や東京(世田谷・品川)で大雨による浸水被害がありました。YouTube で映像を見てビックリです。少し前には熊本も大変なことになっていましたよね。
同じくスウェーデン・ストックホルムも大雨。やはり季節の変わり目か、気候の不安定さが目立つ9月だけどアルガルブ例外ではないです。
9月の初めは曇りがちで猛烈な強風の日が続き、一気に気温が下がり「こんなあっという間に秋になってしまったのか」と思わせるほどでした。もともと風の多いところではあるけれどあれほどまでの強風が吹くのも珍しいです。
でも昨日からは真逆。空はすっきりと晴れ渡り今日は真夏のような暑さ。夏好きとしては嬉しい。数日の間で季節が目まぐるしく変わる、この切り替わりの速さはアルガルブらしいなと感じます。あまりの天気の良さに写真まで撮ってしまいました。
住んで思いました、アルガルブのベストシーズンはやっぱりこの9月。
旅行者はまだ多いけれど、家族連れが減り、小さな子供が少なくて落ち着いた雰囲気、客層が明らかに変わります。
ホテルや飛行機代も夏のピークを過ぎて値段が下がる。これは大きい。
海水はしっかり暖かく、波も穏やかな日が多い
5月や6月も良いけれど、その時期は海がまだ冷たいことも。イギリス人やドイツ人は平気な顔で泳いでいるけれど長く住んでいる身からするとやっぱり9月がちょうどいい。海水浴目的なら今がおすすめです。
9月の街は旅行客でまだまだにぎわっています。観光客が少なくなる「静かな冬」までのちょうど狭間の季節。と言ってもこの数年で冬もそんなに静かではなくなったのですけどね。
9月から水泳も再開。そのせいか、お腹がすいて仕方がない。運動して食べて、陽射しを浴びる。体が自然に季節に合わせて動き出す感じがあっていいですね。
9月おすすめです。
![]() |
| Burgau |
恐らく周知のことだろうけれど、まだ知らない人もいるのかな。
2021年以降、ヨーロッパからはYahooが閲覧できなりましたが、VPN(仮想プライベートネットワーク、 Virtual Private Network)を使えば、海外からでもYahooやYahooニュースを簡単に見ることが可能です。
僕はChrome 用無料のVPNをインストールしているけれど、これを使うだけでYahooにアクセスできます。
「ヨーロッパにいるとYahooニュースが見られない」と思っている方も、VPNを利用すればどこからでもYahooをチェックできます。
VPNを使ってアクセス位置を変えると、航空券の値段が変わることもあるらしいですね。まだ試したことないけれど。
2000年を境にインターネットが普及したことで、海外に住んでいても日本の情報が手に入り、通信も簡単にできるようになりました (Line, Whatsapp ...)。30年前と比べると、海外にいても日本語を忘れる心配もほとんどないです。
僕自身インターネットがなかった時代から海外に出ているけれど、今考えると当時はどうやって日本との関係を維持していたのか思い出せないほどです。
技術の進歩と慣れのありがたさを改めて感じますね。
8月いっぱい水不足の影響で閉まっていた市民プールがようやく再開しました。4年連続。もう毎年恒例になってますね。
水泳が好きな僕にとってはとても嬉しい知らせです。1か月ぶりに泳いでみると「やはり水泳ならではの感覚だよなぁ」と強く実感しますね。
プールが閉まっていた間は、自宅で軽い筋トレをしたり長距離を歩いたりを意識的にするようにはしていたけれど、それでも水泳の代わりにはなりませんね。
泳ぎ終えたあとに全身に残る程よいだるさや充実感。これは筋トレやウォーキングでは決して得られない感覚です。
僕はそもそも球技や団体スポーツがあまり好きではなくて、その中で唯一続いているのが水泳。
小学生で水泳を習ってそこから全く泳がない時期もあったりしたけれどずっと水泳を続けてきたのは、やはり僕自身が健康にいいからなんてことではなく水泳を好きだからなのだと思います。
どこか違う街、違う国に行っても時間があるとそこのプールを探して行ってみるくらいですから。
さらに、3年前に右膝を骨折した時、医者から「走るのは避けた方がいい」と言われたから走ることを習慣にすることも出来ないし、というよりそもそも走るのがあまり好きじゃないし。
その点、水泳は関節に負担をかけずに全身を動かせるスポーツ。僕にとっては健康を維持する手段であると同時にそういう心配が少ないありがたいスポーツでもあります。
週に一度でも泳ぐ、という習慣が途切れてしまうと生活のリズムが何となく崩れてしまうものですね。プールが閉まっていた1か月間、運動はそれなりにしていたのにどこか体がなまっている、すっきりしない感じがありました。
水泳は、僕にとっては単なる運動ではなく暮らし全体のリズムを整えてくれる存在になってますね。
再開したプールに入り、水に包まれた瞬間の心地よさや最初のちょっとヒヤッとする感じは特別ですね。泳ぎながら全身を使う感覚、そして泳ぎ終わったあとに訪れる爽やかな疲労感。久しぶりにそれを味わって「やっぱり水泳は自分にとっては特別だ」と思いました。
これからも水泳はずっとたとえ生活環境が変わることがあっても続けて行くんだろうなぁ、と思います。
![]() |
| 日本から持って帰ってきた朝顔の種が咲きました |
![]() |
| Quarteira の AIMA オフィス |
今日、やっとポルトガルの ビザ更新手続き をしてきました。手続きを行ったのは指定された Quarteira の AIMA オフィス。
以前は SEF(Serviço de Estrangeiros e Fronteiras) という政府機関が担当で、そこで更新だったのですが、あの頃は「予約時間があっても結局早く来た人から順番」という感じで、待ち時間が長いのが当たり前でした。時間指定意味なし(^^;
ところが今回、AIMAに変わってからは思ったよりもきちんとしていました。僕の予約は午後3時30分。正直「どうせ待たされるんだろうなあ」と思っていたけれど実際には4時には全ての手続きが終わって外に出られました。
でも、以前にもすでに提出した書類を求められたり指紋をまた取られたり、やはりSEFからAIMAに移行する時に彼らはそれらの書類を紛失したのだろう、と思わせます。
手続き自体はスムーズだったけど窓口で言われたのは「ビザ発行まで最長で2か月かかる」ということ。
更新なのになぜそんなに時間がかかるのか…正直ちょっと疑問です。
いずれにしても、とりあえずまた一歩進めたことにホッとしました。
気になるのは ビザの有効期間。最初の頃と同じように、更新後も「1年間だけ」で、また来年すぐに更新手続きが必要になるのかどうか。
窓口の担当者は愛想は良かったけれど、淡々と業務をこなしているだけで、細かい説明は特になし…。毎回そうだけどお役所関係の手続きはどうしてもストレスを感じますね。
何もやましいことも不正もしてないんだけど…
![]() |
| Quarteira のビーチ |