目的地はこの街にある15世紀に建てられたお城の中のパラドールです。
結構、普通の町Zafra(サフラ)の街中に突然古城が現れます。
Aracena(アラセーナ)はアンダルシア、Zafra(サフラ)はエストレマドゥーラです。
フェリア公爵(Duques de Feria)のために15世紀に建てられたお城だそうです。
他のパラドールで良く見られるような城塞ではなくて、住居として建てられたのですね。
20世紀初めころの写真でしょうか。ホテル内に飾ってありました。上の写真と同じ場所からです。
今はもうこのこのパラドールのお城は完全に街に囲まれてしまっているけれど、当時はこのお城が中心で周りには何も無かったんでしょうね。
メインの通りから裏へ回り込むようにして入口があります。
目の前が有料駐車場になっていて、夜10時から翌日朝10時までは無料です。
僕らは夜8時に着いたのでちょっとだけ払いました。
例えば夜8時に3時間分の料金を払うと翌日の朝11時まで止められます。それで2€だったから良心的ですね。
その入口を入って右手にレセプションがあり、正面に中庭があります。
この中庭に面してバーやレストランがあります。
ちょっと前に行ったCorias(コリアス)のパラドールは大規模なものだったけど、ここはこじんまりとしています。ある意味、心が落ち着く大きさです。
アストゥリアスの壮大な修道院、Parador Corias / パラドール・コリアス
https://algarvelife.blogspot.com/2019/12/parador-corias.html
スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ
https://algarvelife.blogspot.com/2019/12/parador-corias.html
スペイン・ポルトガル、イベリア半島ブログ
部屋はメインの塔の中。
このパラドールで塔の中の部屋はこの一室だけです(303号室)。
広角が足りなくて、これ以上引いて撮ることができなかったけれど、部屋全体が8角形になっています。シャワーと別にジャクジーまで付いていて、天井も高くなんだか得したような気になる部屋です。
こちらはすぐ隣の304号室。こちらも天井が高く、かなり広いテラスが付いています。
2泊くらいしないともったいないような部屋です。
レストランもホテルのサイズに合わせてこじんまりとしたものでした。
食事は、エストレマドゥーラ名産のパプリカを使ったものや魚の焼き加減も完璧でおいしかったけれど、唯一デザートだけちょっくら、いまいちでした、残念!
入口が少し分かりずらいけれど、お城の上に出ることができます。城壁をグルっと一周。
やはり廃墟だった時期があったんですね。
場所が今一つ中途半端でなかなかZafra(サフラ)で泊ることがなかったけれど、パラドールらしさが堪能できるところでした。
Mérida(メリダ)からもバスや電車で1時間はかかりません。セビリアからもバスで2時間弱のところです。
是非一度いかかでしょう?
クリックお願いします。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿