こんにちは!南ポルトガル・アルガルブ(algarve)地方の町、Praia da luz在住。フランス料理、フランス菓子ベースのホームデリバリーをやっています。Algarve はアルガルベ、アルガルヴェと日本語では表記されていますが “アルガルブ” が正しい発音です。
日々のこと、ポルトガル・スペイン・フランス、ヨーロッパのこと。言葉に関しては ⇧「フランス語・ポルトガル語」に別ブログで書いてます。⇧「Serge & Satoshi Home delivery」はデリバリーのFBページです。⇧「Paradores/パラドール」にはスペインのパラドールの滞在記をまとめています。
2019-02-27
豪華な侯爵邸に泊まる、Parador Lerma / パラドール・レルマ
もし、スペインを旅する機会があったら、僕が断然お薦めするホテル、それが「パラドール」。
パラドール(Paradores de turismo)はスペインが国中に散らばる遺跡、遺産再建と観光促進のために1928年に始めた国営のホテルチェーン。
素晴らしいのは完全に廃墟となっていた歴史的建造物や、古城、要塞、宮殿、修道院などを国が買いとり、修復し、ホテルとして見事に蘇らせたこと。
第一号のパラドール・グレドスの成功から今ではスペイン全土に97前後のパラドールが存在します(とポルトガルに1つ)。
2007年に初めて、フランスからポルトガルへ行くために車でピレネーの国境を越えスペインを通りました。
まだパラドールというホテルの存在を知らなかった僕は(もとい、スペインもポルトガルも知らなった)、安易に泊まった高速道路わきのホテルで痛い目に遭ってから(少し廃れたラブホテルのようだった…)、こんなことが二度と起きないようちゃんと調べてそこでパラドールというホテルの存在を知りました。
そこで、今度はポルトガルからフランスへの帰り道、Cáceres(カセレス)で初めてパラドールに泊まり、それ以来すっかりパラドール好きになってしまいました。
2019-02-23
Frías・Burgos(ブルゴス)県の小さな村、フリアス。
2019-02-22
Santa Maria de la Hoz, サンタ・マリア・デ・ラ・オス修道院
*2月22日更新
Frías(フリアス)村へ行く途中でたまたま発見したSanta Maria de la Hoz, サンタ・マリア・デ・ラ・オス修道院。
正しくは「Ermita de Santa Maria de la Hoz」なので、いわゆる修道院よりも更に厳格に戒律を守る修道士(隠者、世捨て人)たちのためのもので「Ermita(英語でHermitage)」と言ったら大抵は(というより必ず?!)人里離れた(俗世間から離れた)ところにあるようです。日本語では、庵、だとか隠修道士の住処、だとか訳されてます。そもそもカトリック由来のものなので日本語では適当な訳がないようです。
Frías(フリアス)村へ行く途中でたまたま発見したSanta Maria de la Hoz, サンタ・マリア・デ・ラ・オス修道院。
正しくは「Ermita de Santa Maria de la Hoz」なので、いわゆる修道院よりも更に厳格に戒律を守る修道士(隠者、世捨て人)たちのためのもので「Ermita(英語でHermitage)」と言ったら大抵は(というより必ず?!)人里離れた(俗世間から離れた)ところにあるようです。日本語では、庵、だとか隠修道士の住処、だとか訳されてます。そもそもカトリック由来のものなので日本語では適当な訳がないようです。
2019-02-20
北スペイン・中世の町Olite(オリーテ)とParador Olite / パラドール・オリーテ
高速の有料区間を避けるように国道N121を通って40分ほどで中世の町Olite(オリーテ)に到着します。
2019-02-18
16世紀の修道院、Parador Trujillo / パラドール・トゥルヒーリョ
本当はスペインのMérida(メリダ)を観光するとき、そのままメリダのパラドールに泊まるつもりでした。
でも、メリダへ出発する直前にメリダのパラドールでは駐車料金に19€(およそ2,200円か)もすることが分かり急遽変更。
メリダから一番近いパラドールを探すとCáceres(カセレス)とTrujillo(トルヒーリョ)にそれぞれパラドールが。このうちCáceres(カセレス)のパラドールには行ったことがあるのでもう一方のTrujillo(トルヒーリョ)のパラドールを調べてみるとなかなか良さそうな雰囲気ではないですか。
メリダから一番近いパラドールを探すとCáceres(カセレス)とTrujillo(トルヒーリョ)にそれぞれパラドールが。このうちCáceres(カセレス)のパラドールには行ったことがあるのでもう一方のTrujillo(トルヒーリョ)のパラドールを調べてみるとなかなか良さそうな雰囲気ではないですか。
「良し、OK!」ということで即このパラドールを予約。
2019-02-16
松林の中に佇む領主の館、Parador ・Tordesillas / パラドール・トルデシィリアス
Valladrid(バリャドリー)からSalamanca(サラマンカ)方面へ高速道路A62で30分ほど行ったところにある街、Tordesillas(トルデシィリアス)にあるパラドールです。
パラドールでは珍しく、高速を降りた後すぐに道路わきにあります。拍子抜けするくらいアクセスの容易なパラドールです。
2019-02-13
ポルトガル・アレンテージュの海岸の町。Vila nova de mil fontes、Odemira
アレンテージュ(Alentejo)の海岸沿いは、まだあまり知られていないようだ。
同じアレンテージュにあるÉvora(エヴォラ)やErvas(エルヴァシュ)に比べて知名度がないのは、歴史的なものがあまりないことと、何より交通の便が悪いからだと思われる。
日本はかなり交通網が発達しているから大抵のところは電車とバスを乗り継いで行くことができるけれど、スペインやポルトガルの鉄道網は日本に比べるとかなり貧弱なので、一番良いのはやはり車、ということになりますね。
先日、かなり駆け足になってしまったけれどPraia da luzから西海岸沿いを北上してVila nova de mil fontes(ヴィラ・ノーヴァ・ドゥ・ミウ・フォンテシュ)まで犬を連れて行って参りました。
途中、Aljezur(アルジェズール)という町を横切り、その後はずっと一直線の道をひたすら北上。
季節柄、ドイツやベルギー、オランダなどから来ているキャンピングカーとたくさんすれ違いました。
同じアレンテージュにあるÉvora(エヴォラ)やErvas(エルヴァシュ)に比べて知名度がないのは、歴史的なものがあまりないことと、何より交通の便が悪いからだと思われる。
日本はかなり交通網が発達しているから大抵のところは電車とバスを乗り継いで行くことができるけれど、スペインやポルトガルの鉄道網は日本に比べるとかなり貧弱なので、一番良いのはやはり車、ということになりますね。
先日、かなり駆け足になってしまったけれどPraia da luzから西海岸沿いを北上してVila nova de mil fontes(ヴィラ・ノーヴァ・ドゥ・ミウ・フォンテシュ)まで犬を連れて行って参りました。
途中、Aljezur(アルジェズール)という町を横切り、その後はずっと一直線の道をひたすら北上。
Aljezur、丘の上にはお城の跡が。 |
まっすぐの一本道を大江千里の「カウボーイブルース」をかけ、歌詞にある通り風を入れながら走っていくのはなかなかに爽快でした。ここがポルトガルであることを忘れそうです。
途中で当てずっぽうに標識を見ながらとあるビーチに停車。
Praia do Alvorião(プライア・ドゥ・アルヴォリアオン)というビーチでした。
こんな木の階段をずっと降りていくと…
こんな海岸でした。2月は波が良くないのか、ポルトガルのビーチでは必ず見るサーファーも全くいません。
こんな小さい滝もありました。
そのビーチを後にし、再び北上。ほどなくMira河をまたぐ橋を渡りVila nova de mil fontes(ヴィラ・ノーヴァ・ドゥ・ミウ・フォンテシュ)に到着しました。
青空がどこまでも青い(日本語変か?)。
想像していたよりも大きな町で、結構人もいました。やはりサーファーは時期でないのか全くおらず、ほとんど地元人という感じでした。
しかし、なぜかインド系が多かった。1人2人などではなくどこへ行っても4~5人で連れ立って歩いている。明らかに観光客ではなくここに住んでいると思われるけれど、何故にこんなところに?リスボンなら分かるけれど。
そしてしっかり中国人経営のスーパーもありました。
海を正面に建てられていた家。ホテルかと思ったら普通の一軒家のようでした。いいところに建ってますね。
そしてこんな飛行機のオブジェが。青い空をバックに映えます。
小さいながらもお城がちゃんとありました(写真撮り忘れた)。そのお城を取り巻くように歩道ができています。
これは河の向こう側へ渡る船に乗るための桟橋へ続く道。
対岸にはかなり大きな砂浜が広がっていました。
訪れた時間が午後3時と中途半端な時間だったこともあり特にレストランなど利用しなかったけれど、さぁーと車で通ってみた感じでは結構おしゃれな雰囲気のレストランやカフェなどがあるようでした。
ただ、あれだけインド系を見かけたにも関わらずインド料理屋は見かけませんでしたね。
その後はあまり遅くならないうちにとこの町をあとにし、Odemira(オドゥミーラ)へ向かいました。
と、こちらがOdemira(オドゥミーラ)。Mira(ミーラ)河沿いにある町で斜面に町が作られているために特に坂の多いところです。
Mira(ミーラ)河に架かる橋。ここも意外に人が多いところでした。なんでもドイツ人やオランダ人の移住者が多いのだそう。
Mira(ミーラ)河沿いにはちゃんと遊歩道と街灯も設置されていました。なんか僕が住んでいるPraia da luz よりちゃんとしているような…
そしてこんなチョコレートの店を発見しました。こんなポルトガルの西の端でホームメイドのチョコレート屋があるなんて。ベアトリスさんという方が作っているそうです。あ~、お金を持っていたら入ったのに。財布は車の中に置きっぱなしで来てしまいました。残念!
こちらがサイトです。
高台の公園。ここにもインド系がいましたよ。 |
アレンテージュの西海岸側は交通の不便さも手伝ってほとんど観光地化されていない分、町もビーチも自然のまま残っています。
町の経済活性化のためには観光客は大歓迎。でもそうすると観光地化されて自然が壊れる。難しいバランスですね。
2019-02-08
14世紀の城塞、最も古いパラドールの一つ、Parador・Ciudad Rodrigo /パラドール・シウダロドリーゴ
2019-02-06
19世紀・アルフォンス12世の豪邸、Parador Limpias / パラドール・リンピアス
クリスマスの少し前に、北スペインの港町サンタンデールからビルバオ方面へ車で40分ほど行ったところにあるパラドール、リンピアスに行ってきました。
カテゴリーは"NATURIA"。高速道路(A8)の出口からすでにLimpiasの表示が出ていたのでパラドールまで問題なく到着しました。閑静な住宅街といった雰囲気です。
門をくぐり、左に曲がり庭の中をずっと上がっていくと駐車場に到着します。いちお遮断機があるけれど特に駐車場代を別途とられるようなことはありませんでした。