本当はスペインのMérida(メリダ)を観光するとき、そのままメリダのパラドールに泊まるつもりでした。
でも、メリダへ出発する直前にメリダのパラドールでは駐車料金に19€(およそ2,200円か)もすることが分かり急遽変更。
メリダから一番近いパラドールを探すとCáceres(カセレス)とTrujillo(トルヒーリョ)にそれぞれパラドールが。このうちCáceres(カセレス)のパラドールには行ったことがあるのでもう一方のTrujillo(トルヒーリョ)のパラドールを調べてみるとなかなか良さそうな雰囲気ではないですか。
メリダから一番近いパラドールを探すとCáceres(カセレス)とTrujillo(トルヒーリョ)にそれぞれパラドールが。このうちCáceres(カセレス)のパラドールには行ったことがあるのでもう一方のTrujillo(トルヒーリョ)のパラドールを調べてみるとなかなか良さそうな雰囲気ではないですか。
Mérida(メリダ)から車で約一時間。
無事、パラドールに到着し車を止めると目の前は原っぱ。犬の散歩にも完璧。
Mérida(メリダ)のパラドールは完全に街のど真ん中にあるので(メリダで場所だけは前を通って確認しました)これだけでもこちらのパラドールに替えて良かったと思いました。
車はそのままホテル入口の近くに止めたけれど(すでに数台が止まっていた)、ホテル専用の駐車場もありそこに止めるといくらか料金がかかるようです。
チェックインの前に犬の散歩を済ませてしまおうとそのまま犬を連れてぶらぶら歩き始めたけれど、この時点ですでに街の魅力にはまりました。なんの前知識もなくやってきたけれど、石畳や迷路のような道やらがなんだかいい雰囲気出してます。
そのまま右も左もなく歩いていくと街のメインの広場に到着しました。クリスマス前のイルミネーションでそれはそれはきれいでした。こんな風景に出くわすとは露とも思わずカメラを車に置いてきたことを後悔。カメラマンを名乗る日はまだ遠いです。
翌日、出発が遅くなってもいいからこの街を観光しようと決めホテルに戻りチェックイン。
このTrujillo(トルヒーリョ)のパラドールもとても良いところでした。
このパラドールは16世紀初期に建てられた修道院を改築したものです。
入口の門を入るとこんな感じ。この左手にレセプションがあり、そこでチェックインを済ませて更に奥へ入ると、
中はこんな感じ(この写真はピンボケになってしまった…)。
この中庭を囲むように回廊があり、1階は朝食・夕食用のレストラン、バーなどがあり2階へ上がると客室があります。
こちらが部屋のある2階 |
2階から回廊を見下ろす。 |
こんな自由にくつろげるサロンもありました。 |
基本的に写真を撮りながら食事をするのはあまり好きではないので、料理の写真はないけれど、とても美味しかったです。
Estremadura(エストレマドゥーラ)と言ったらJamón ibérico(ハモン・イベリコ=イベリア種黒豚ハム)。
特にここTrujillo(トゥルヒーリョ)はJamón ibérico(ハモン・イベリコ=イベリア種黒豚ハム)が生産されるEstremadura(エストレマドゥーラ)と呼ばれる地域の中。ここに来て黒豚を食べない理由は無い。
料理は前菜から主菜までオール黒豚でした。
そして、このイベリア黒豚ハムの中でも最高級品質がBellota(ベヨータ)。
Bellotaとは「どんぐり」という意味で、このどんぐりを主に食べて育った黒豚の肉は他では味わえない風味が付いているのです(日本のどんぐりとは品種が違うらしい)。
Jamón ibérico(ハモン・イベリコ=イベリア種黒豚ハム)ならどれも同じ、ではなくこの「Bellota」と書かれているものが最高級品。
もちろん、味の良し悪しは主観的なもの。バイヨンヌのハムもパルマハムも美味しいけれど、僕にとって一番おいしいハムと言ったら迷わずこの'Jamón ibérico bellota'です。
もし個人でスペインを旅行されパラドールに泊まる、特に頻繁にパラドールを利用されるというのであれば、パラドールのポイントカードAmigos card と持つことをお勧めします。
ついでにParador(パラドール)の宣伝
個人で予約をされる時、Amigo card を使って予約を入れれば、その都度ポイントが貯まり、一定数のポイントが貯まればそのポイントを使って宿泊できるのはもちろん、パラドールに泊まる度にウェルカムドリンクが付き、夕食・朝食付き特別料金が利用可能になり(予約時に選択)、ホテルをチェックアウトする際にパラドールのレストランでの食事の割引券をもらえたり、かなりお得感満載の特典が得られるようになります。
最近、スペインでは美味しいものが食べられるレストランの割合が増えてきているように思えるけれど、パラドールも然り。これまで10を超えるパラドールに泊まって来たけれどハズレはありません。
ということで、翌日は急遽Trujillo(トゥルヒーリョ)観光です。
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